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優子暗殺計画 1

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 優子暗殺計画 1


 ここは○○モールという場所で、時刻は午後3時40分。ここにとある小学校に在籍する6年生の女子が3人やってきた。そんなの周囲は気にしないと言いたい所だが、ちょっとばかり真ん中女子の目立ちに問題あり。

「ふんふん♪」

 風を切るように格好よさを気取って歩くのはいいとしても、シャツを二枚重ねて着ているだっていいとしても、ちょっと谷間を見せびらかしているところがよろしくない。下に着ているシャツのボタンは意図的とか計算という名において外されている。その結果として自信の源であるけっこう豊かな谷間が見えている。バストのサポート役である白いブラもあざとい感じでちょっとだけ見えている。

「今日はちょっと人が少ないねぇ」

 真ん中の女子こと川瀬理恵は、もっと目線が欲しいわぁ的な笑みを浮かべる。

「しかし理恵は巨乳でうらやましい」

 片方にいる女子Aは理恵の谷間をチラッと見る。

「Dカップの谷間ってすごいよねぇ」

 もう片方にいる女子Bも理恵の谷間を見ながら、そういうのが自分も欲しいなぁって目を向ける。

「いやぁ、全然大した事あるんだけどさ」

 フフっと勝ち誇りの笑みを浮かべる理恵は、クッと腕組みをしてふくらみ具合を強調させた。それからもっとホメてもいいんだよと左右の友人に促す。

「いや、実際の話さぁ、小6でDカップなんて日本中探してもいないんじゃないの?」

 女子Aが中々に真剣な声を出す。

「日本中の小6を集めたら、理恵が一番巨乳になるんじゃない?」

 女子Bが理恵こそ女神って持ち上げるようなセリフを言う。

「そうかなぁ、わたしが日本一美巨乳な小6なのかなぁ」

 理恵の顔にわざとらしい謙虚さが浮かんだ。上には上がいるよとしながら、やっぱりわたしが一番なんだよと誇っている。でもそれはムリもない事だった。小6でDカップは勝ち組のボリュームであり、他にライバルがいないのだから自分こそは女神と思う他ない。

 川瀬理恵という少女の頭の中には人生設計がすでに描かれている。小6でDカップだから、高校1年生くらいにはFカップくらいに成長。偉大なる巨乳アイドルとして名を馳せ、自叙伝を100万冊売る。そうして大人の女性って年齢になる頃には結婚し、子どもを3人くらい授かりシアワセに暮らすというストーリー。

「あ、わたしちょっとトイレに行ってくる。先に本屋へ行って」

 ここで女子Aが進行方向を変えた。

「じゃぁ先に行ってるわ」

 理恵はとってもご機嫌で、谷間を見せびらかしながら女子Bと歩く。行き交う人間の多くが、おぉ! とおどろきの目を浮かべる。それは巨乳とか谷間にとっては何よりの栄養。男子とか男性が切なそうな目を浮かべると、この世を制覇したようなキブンも味わえる。

(ほんと、おっぱいが豊かだと心もメッチャ豊かになってしまうわ、あ~はははははは♪)

 毎日こんな喜びを得ているので理恵が放つオーラはつやつやだった。自分は神に選ばれし女子という意識すら、冗談ではなく本気になりつつある。

 すると突然に女子Aが走って来た。ハァハァと息を切らし、どうしたの? って首をかしげる理恵の腕をグッと掴む。そうして顔を上げると、そこにはマジで震えた! って色合いがたっぷりある。

「り、理恵……」

「どうしたのよ」

「さ、さっき……雑貨の店でさ、多分同じ小6と思う女子を2人見た」

「へぇ~それで?」

「そ、それがその……片方はどうでもいいんだけど、もう片方が大問題!」

「だからなによ、早く結論を言ってよ」

「それがその……すごい巨乳なの! ちょっとふっくらした奴なんだけど、おっぱいもふっくら豊かでやわらかそうなの。も、もしかすると……理恵よりおっぱいが大きいかも……理恵より巨乳かもしれない」

 ガーン! もう一回オマケでガーン!

 理恵にはげしい頭痛が連打で生じた。たまらず左手でズキズキの額を抑えながら、女子Aをにらみながら言わずにいられない事を吐き出す。

「私より巨乳? ウソでしょう、わたし小6でDカップなんだよ? バスト85cmなんだよ? そのわたしよりもおっぱいが豊か? ありえない、わたしはそんなの認めない」

 川瀬理恵の胸中にてビリビリって破けるような音がした。それはプライドと書かれた紙が裂かれるようなモノ。絶対的な自信がグラつくとかいうのは、健全な歯に痛みが生じて不安を覚えるようなモノ。

「よし、今から見に行こう」

 居ても立ってもいられないとはこの事であり、まるで戦場へ出向くような心で理恵が歩き出した。その胸中はゴーゴー炎が立っているようで穏やかではない。

(このわたしより巨乳? そんなのありえない、そんなのありえるもんか!)

 この日本において、チヤホヤされるべき小6巨乳自分だけでいい! と思いながら、理恵がファンシーショップに到着。獲物狩りにチャレンジでもするかのような目で、いったいどこに巨乳がいるのかと女子Aに聞く。

「あ、あれ、あいつ!」

 女子Aが離れたところを指さす。理恵と女子Bがそっちに目を向ける。すると見知らぬ女子2人の後姿がある。理恵はすぐお尻がちょっと大きめの方が巨乳なんだと理解する。それと同時にとなりにいた女子Bが、震えた声でこんな事をこぼす。

「ね、ねぇ理恵……な、なんか後姿でもさ……あいつからは巨乳のオーラが漂っているような気がしない?」

「きょ、巨乳のオーラ?」

 怒り温度が上昇した理恵、そーっと回り込むようにしてまずは横から気になる奴を見てみようとする。そいつはオリーブ・グレイと、アルミニウム・グレイって2色横ストライプのパーカーを着ている。その背中を見ながら移動していったとき……突然にがっつん! と頭を打つような衝撃を受けた。

「な……な……」

 ドッキン! と胸に痛みを覚えながら、向こう側にいるやつの横乳を見た。その横乳のふっくら豊かでやわらかそうなこと。それはまさに女神パイと表現するにふさわしく、女子Bが言った巨乳のオーラを発散させるモノ。

「う、うそ……あ、あれは……あれは……」

 自分の左手を横向けにして自分のバストに当てる。なかなか立派なモノだって思うだけでは飽き足らず、同じ小6なら日本ナンバーワンの美巨乳と信じてきた。しかしあの巨乳のふくらみ具合は、まちがいなく自分のDカップより豊か。色々と大慌てするように考えてみるが、どうしても出てくる結論は向こうの方が巨乳って事。

「あ、あいつ……小6でEかップとかいうの? ま、まさか……バスト90cm近くある?」

 小さな声でつぶやくと首筋にサーッとイヤな涼しさが当たった。

「ま、前から見て確認しないと……」

 理恵はちょっと取り乱しかけていた。巨乳な女子を見かけ、なんとしても前からふくらみ具合を拝みたい! とする男子のようだった。

「うわ……」

 ドッカーン! グワーン! キュゥーン! ズガーン! 理恵の脳内に衝撃サウンドが色んな音色で何回も発生した。一秒おきに核爆弾のスイッチを押しているみたいだった。

「あ、あんな……あんなやつがいたなんて……」

 あまりの怒りに口から火が出そうだった。もし1万度の炎が出せたら、この空間自体を真っ黒コゲにしてやりたいと叫びたくなった。

「理恵、どうどう落ちついて!」

 女子AとBが両サイドに立ってDカップ女子をなだめようとする。

「わたしは馬か!」

 真っ赤な顔で吹き上がりそうな怒りを体内へ押し戻したす。ぜいぜい息を切らし汗を流すのだが、あの巨乳が相棒といっしょに店を出た。

「早く、いいから早く!」

 理恵は女子AとBの2人に声をかけ大慌てで店を出る。そして誰か知らない巨乳とは逆方向へと進んでいく。そうしたら思った通り、こっちにやってくる2人が前方に出現。理恵は両サイドの2人に黙っているよう指示した。そうしてまっすぐゆっくり歩き出す。

 やだなに……という戸惑いの顔が相手側に浮かんだ。2枚シャツを重ねているだけなら何ともないが、下のボタンを過剰に開けて谷間やブラを見せているのがダメ。はっきり言ってサイテーって表情が巨乳と相棒の2人に浮かぶ。だけども理恵は気にせずまっすぐ歩き続ける。

 ピタ! と理恵と巨乳女子がご対面。理恵が相手の前に立って足止めしているわけで、止められた相手はとても同様してしまっている。

「ねぇ、あんた小6でしょう?」

 いきなり無愛想な面と声で相手に質問する理恵。

「そ、そうだけど……」

「名前は?」

「いきなり何……」

「わたしは△小の川瀬理恵、そっちの名前は?」

「わたしは○○小の中野優子……」

「優子かぁ……ひとつ聞いてもいい?」

「むぅ……なに?」

「わたしDカップ。で、優子は何カップ?」

「は、はぁ? 急に何を言ってんの?」

「答えなさいよね、優子は何カップなの?」

 若干大きめの声で言うことで周囲の目を優子に向かわせる。こうなると優子は質問に答えるしかない。隣にいてわり込もうとする香苗を抑え、眼前の相手にきっぱりと言ってやった。

「Eカップ……だけど」

「く……バストサイズは?」

「いまのところ89cmくらいだけど、それがなにか?」

「は、89……」

「あのさぁ、わたしからもひとつ言ってもいい?」

「な、なによ」

「そのシャツ、谷間とかブラをちょっと見せるとか格好悪い。そんなのマトモな女がやる事じゃないから。 ちょっとくらい女としてのプライドとか持てば?」

 優子が毅然とした態度で放ったのは正論。となりの香苗も理恵に冷ややかな目を向けた。口には出さなかったが、目というか表情でこう言った。

ーアタマおかしいんじゃない? バーカ!ー

「行こう香苗」

 ふん! とご機嫌ナナメの優子だった。香苗と共にうざったい3人の横を通り過ぎて行った。

「く、くぅ……中野優子、中野優子!」

 怒り心頭の理恵はすぐそこのエレベーター乗り場に近づくと、周囲の固い壁をガンガン足蹴りした。久しぶりにめっちゃくそムカついた! と何度も何度も足蹴りする。

「なにがEカップだ! 何がバスト89cmだ! ふざけやがって、ふざけやがって! ちょっと乳がデカいからっていい気になって、優子なんて優子なんて……」

 そんな風に怒っていると、女子AとBが火に油を注ぐ的な発言をした。

「で、でもさ……優子ってすごいよね。大きくてやわらかそう……一回触ってみたい」

 2人そろって同じ事を言うモノだから理恵の怒りがフルマックスになってしまう。

「おのれ中野優子……日本で一番の美巨乳小学生はわたしだと決まってるんだ。だったら、だったら……優子を消すしかないよね。優子を闇に葬るしかないよね」

 女子AとBは何それ? と青ざめるしかなかった。ハハハハと悪魔じみた笑いを浮かべる理恵を止められなかった。それはまるで魔女の目覚めって笑いにしか見えなかったのである。
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