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この世は金・マネーこそ命・金は儲けたモン勝ち1
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この世は金・マネーこそ命・金は儲けたモン勝ち1
「金欲しい……金・金・金・金……」
学校から帰宅しマイルームにたどり着くと、ぼやきながらベッドにゴロンする香苗だった。
「香苗、何ぼやいてんの? 欲求不満?」
ここに突然ミルフィーユが顔を出した。最近ちょっとご無沙汰していたねと言うのはいいが、いきなり部屋に出没されてはたまらないねぇと香苗はご機嫌ナナメな表情を崩さない。
「なに、欲求不満? もしかして好きな男子に相手されない怒りとか?」
「人聞きの悪いこと言うな。そんな安っぽい問題じゃないから」
「じゃぁなに?」
「お金……お金が欲しいと思って」
ここで香苗は大の字になって天井を見上げ、事の成り行きというのを話して聞かせた。学校帰り、つまりつい先ほどの話なのだが……トイレに行きたくなったのでコンビニのを借りようと思って入店。するとどうだろう、計算高く入店してすぐ目に止まるって位置に限定スナックが置いてある。
「限定スナック?」
「ふかひれ味って書いてあった。めっちゃ食いたいと思った」
「で、いくらだったと?」
「2000円……」
「げぇ、それって絶対ぼったくり」
「まだあるんだよ」
「なに?」
「少女マンガとアニメキャラの設定白書豪華版。キンキラ輝いていた。それも入店してすぐ目に入るところに置いてあった」
「その豪華本っていくら?」
「7000円」
「ブッ!」
「あぁ……わたしに1万円があれば迷わず両方買ったんだけどなぁ」
「香苗って物欲にまみれてるねぇ、しかも金の亡者っぽい……」
「悪い?」
ここでグワッと起き上がった香苗、この世は物欲と金がすべてと少々黒っぽい発言をかました。
欲を捨てて生きる、そんな事は死ぬ寸前のジジババになってからやればいい。エネルギッシュにたのしく生きようと思ったら、欲という燃料があり金というバックボーンが必要。それこそ現生を過ごす者の喜びであり、すべてを無にとかいうのは死に損ないが放つ名言にすぎない。
「おぉ……香苗、言うねぇ」
「でも、当たってるでしょう?」
いつしかベッドから下りて立ち、オペラ歌手みたいな身振りで力説していた香苗、ここで急に甘えたな表情をミルフィーユにぶつける。
「ねぇん、ミルフィーユぅ」
「なに、なんかキモイんですけど」
「お金出して……あんたなら出来るんでしょう?」
「そういうのを感心しないなぁ、だってわたし正義の味方だから」
「正義の味方って……今どきそんなの流行らないよ」
香苗、わがままっこみたいに再びベッドに寝転がる。金、金、金、金、金、金、金と現代人が最も愛するキーワードを機関銃みたいに連射する。
「あぁ、金がないとマジでクソ、マジでつまんない」
不健康に悶えながらスマホを手に持つ。そして暇つぶしのゲームでもやろうかと思ったが、課金する金がねぇとかつぶやき、仕方ねぇなぁっとヤケっぽい表情で画像フォルダーを開く。
「優子かぁ……」
そこには優子と2人で写っている画像があった。寒い季節に撮ったモノだから、おたがいにセーターを着ているのだが……優子の方にあるふっくら豊満でやわらかそうなふくらみ具合は、魅惑の着衣美巨乳という表現そのもの。
「優子」
突然にミルフィーユがベッドに上がり、寝転がっている香苗からスマホを奪い取る。
「おぉ……優子イズすごい巨乳! 女のわたしでも揉んでみたい……ってキモチを突かれてしまうねぇ」
「優子は小6の今でおっぱい89cmで、ブラはEカップ。巨乳少女ならぬ巨乳エリートだよ」
「Eカップかぁ……思うまい……と思っても嫉妬しちゃうねぇ」
「ほんと……ちょっとくらいわたしに分けろよって思う」
ここで2人が同時に無言となる。どういうわけか重苦しいフンイキが部屋に漂い始める。
「あぁ、優子みたいな巨乳女子になれたら……わたしだったら巨乳アイドルとか巨乳ユーチューバーになってがっぽりお金を稼ぐんだけどなぁ」
ぽつり切な気な声が香苗より出る。するとベッドから下りて腕組みをしたミルフィーユがとんでもない事をサラっと調に言った。
「優子の巨乳はわたしもうらやましい。正直言うと……優子が憎たらしいかも。そこで香苗、優子の巨乳を利用させてもらうっていうのはどう?」
「利用?」
「優子の巨乳を何かしら利用してお金稼ぎをやろう」
「え、ちょっと、優子にひどい事をするっていうのは許さないよ?」
「ノンノン。そんなひどい事はしないよ。ただお金稼ぎに間接的に優子の巨乳を利用するだけ。優子に直接ひどい事なんかしない。だから誰も傷つかない、多分。そしてわたしと香苗はお金持ちになってハッピーと」
「ミルフィーユ……」
「なに、どうした?」
「あんた正義の味方とか言ってなかったっけ?」
「もちろん正義だよ。だって優子の巨乳を利用するってだけで、実際に何か仕事をして努力するのは自分たち。お金は自分の努力で稼ぐが正義。ね? こんなわたしが悪なわけないじゃん」
「で、でも……」
「でも?」
「優子って友だちを裏切るような気が……」
「だいじょうぶ、そこは考えよう」
「どう考えろっていうの?」
「優子は小6でおっぱい89cmとかブラはEカップとか、はっきり言って恵まれすぎ巨乳。絶対あれだよ、もっと豊かになってさ、20歳の頃にはバスト100cmとかブラはIカップとか高みに昇り詰めるんだよ。だから優子は恵まれって要素を少し他人に分けないとダメ。そう、香苗みたいに全然胸がなくてお金もなくてギャーギャーわめくような女子のために」
「いちいちわたしの事を言うな……」
のっそりと体を起こした香苗だったが……ミルフィーユの言葉が胸に染み込んでいた。お金が欲しいって欲望に火がついていた。
「そ、そうだよね……優子は絶対めぐまれすぎ。単に乳がデカいだけだったらまだしも、ふっくらかわいいが板についているとかふざけているよね。そうだ、優子は恵まれを他人に少し分ける必要がある」
ドキドキしながらお金儲けって言葉に引っ張られていく香苗の心。優子という巨乳女子への思いやりも、金がなきゃ何もできない! という現実を前にしてジワジワっとうすまっていく。
「金欲しい……金・金・金・金……」
学校から帰宅しマイルームにたどり着くと、ぼやきながらベッドにゴロンする香苗だった。
「香苗、何ぼやいてんの? 欲求不満?」
ここに突然ミルフィーユが顔を出した。最近ちょっとご無沙汰していたねと言うのはいいが、いきなり部屋に出没されてはたまらないねぇと香苗はご機嫌ナナメな表情を崩さない。
「なに、欲求不満? もしかして好きな男子に相手されない怒りとか?」
「人聞きの悪いこと言うな。そんな安っぽい問題じゃないから」
「じゃぁなに?」
「お金……お金が欲しいと思って」
ここで香苗は大の字になって天井を見上げ、事の成り行きというのを話して聞かせた。学校帰り、つまりつい先ほどの話なのだが……トイレに行きたくなったのでコンビニのを借りようと思って入店。するとどうだろう、計算高く入店してすぐ目に止まるって位置に限定スナックが置いてある。
「限定スナック?」
「ふかひれ味って書いてあった。めっちゃ食いたいと思った」
「で、いくらだったと?」
「2000円……」
「げぇ、それって絶対ぼったくり」
「まだあるんだよ」
「なに?」
「少女マンガとアニメキャラの設定白書豪華版。キンキラ輝いていた。それも入店してすぐ目に入るところに置いてあった」
「その豪華本っていくら?」
「7000円」
「ブッ!」
「あぁ……わたしに1万円があれば迷わず両方買ったんだけどなぁ」
「香苗って物欲にまみれてるねぇ、しかも金の亡者っぽい……」
「悪い?」
ここでグワッと起き上がった香苗、この世は物欲と金がすべてと少々黒っぽい発言をかました。
欲を捨てて生きる、そんな事は死ぬ寸前のジジババになってからやればいい。エネルギッシュにたのしく生きようと思ったら、欲という燃料があり金というバックボーンが必要。それこそ現生を過ごす者の喜びであり、すべてを無にとかいうのは死に損ないが放つ名言にすぎない。
「おぉ……香苗、言うねぇ」
「でも、当たってるでしょう?」
いつしかベッドから下りて立ち、オペラ歌手みたいな身振りで力説していた香苗、ここで急に甘えたな表情をミルフィーユにぶつける。
「ねぇん、ミルフィーユぅ」
「なに、なんかキモイんですけど」
「お金出して……あんたなら出来るんでしょう?」
「そういうのを感心しないなぁ、だってわたし正義の味方だから」
「正義の味方って……今どきそんなの流行らないよ」
香苗、わがままっこみたいに再びベッドに寝転がる。金、金、金、金、金、金、金と現代人が最も愛するキーワードを機関銃みたいに連射する。
「あぁ、金がないとマジでクソ、マジでつまんない」
不健康に悶えながらスマホを手に持つ。そして暇つぶしのゲームでもやろうかと思ったが、課金する金がねぇとかつぶやき、仕方ねぇなぁっとヤケっぽい表情で画像フォルダーを開く。
「優子かぁ……」
そこには優子と2人で写っている画像があった。寒い季節に撮ったモノだから、おたがいにセーターを着ているのだが……優子の方にあるふっくら豊満でやわらかそうなふくらみ具合は、魅惑の着衣美巨乳という表現そのもの。
「優子」
突然にミルフィーユがベッドに上がり、寝転がっている香苗からスマホを奪い取る。
「おぉ……優子イズすごい巨乳! 女のわたしでも揉んでみたい……ってキモチを突かれてしまうねぇ」
「優子は小6の今でおっぱい89cmで、ブラはEカップ。巨乳少女ならぬ巨乳エリートだよ」
「Eカップかぁ……思うまい……と思っても嫉妬しちゃうねぇ」
「ほんと……ちょっとくらいわたしに分けろよって思う」
ここで2人が同時に無言となる。どういうわけか重苦しいフンイキが部屋に漂い始める。
「あぁ、優子みたいな巨乳女子になれたら……わたしだったら巨乳アイドルとか巨乳ユーチューバーになってがっぽりお金を稼ぐんだけどなぁ」
ぽつり切な気な声が香苗より出る。するとベッドから下りて腕組みをしたミルフィーユがとんでもない事をサラっと調に言った。
「優子の巨乳はわたしもうらやましい。正直言うと……優子が憎たらしいかも。そこで香苗、優子の巨乳を利用させてもらうっていうのはどう?」
「利用?」
「優子の巨乳を何かしら利用してお金稼ぎをやろう」
「え、ちょっと、優子にひどい事をするっていうのは許さないよ?」
「ノンノン。そんなひどい事はしないよ。ただお金稼ぎに間接的に優子の巨乳を利用するだけ。優子に直接ひどい事なんかしない。だから誰も傷つかない、多分。そしてわたしと香苗はお金持ちになってハッピーと」
「ミルフィーユ……」
「なに、どうした?」
「あんた正義の味方とか言ってなかったっけ?」
「もちろん正義だよ。だって優子の巨乳を利用するってだけで、実際に何か仕事をして努力するのは自分たち。お金は自分の努力で稼ぐが正義。ね? こんなわたしが悪なわけないじゃん」
「で、でも……」
「でも?」
「優子って友だちを裏切るような気が……」
「だいじょうぶ、そこは考えよう」
「どう考えろっていうの?」
「優子は小6でおっぱい89cmとかブラはEカップとか、はっきり言って恵まれすぎ巨乳。絶対あれだよ、もっと豊かになってさ、20歳の頃にはバスト100cmとかブラはIカップとか高みに昇り詰めるんだよ。だから優子は恵まれって要素を少し他人に分けないとダメ。そう、香苗みたいに全然胸がなくてお金もなくてギャーギャーわめくような女子のために」
「いちいちわたしの事を言うな……」
のっそりと体を起こした香苗だったが……ミルフィーユの言葉が胸に染み込んでいた。お金が欲しいって欲望に火がついていた。
「そ、そうだよね……優子は絶対めぐまれすぎ。単に乳がデカいだけだったらまだしも、ふっくらかわいいが板についているとかふざけているよね。そうだ、優子は恵まれを他人に少し分ける必要がある」
ドキドキしながらお金儲けって言葉に引っ張られていく香苗の心。優子という巨乳女子への思いやりも、金がなきゃ何もできない! という現実を前にしてジワジワっとうすまっていく。
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