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なぐさめて欲しい小恋ちゃんと巨乳女子になった真治6

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 同日、時間は進んであっという間に午後6時になった。すると予定通りに矢野家の面々が中野家にやってきた。本日は真治になぐさめてもらう気マンマンな小恋、家族全員で家に上がらせてもらった。

「いらっしゃい」

 なんと中野家の面々においてひとりだけ異変が生じている。小恋がお目当てとする真治が真治ではなく、生まれた時から優子の妹ですって巨乳女子になっている。

「あぅ……」

 小恋、なんとタイミングが悪いと思った。女子である自分は男子の真治にやさしくされたいと思うゆえ、なぜこんなときに変身してしまうのかなぁとぼやきたくなる。

「真ちゃん……ちょっと」

 小恋は大事な話があるから部屋に招いて欲しいと頼んだ。どうせ晩ごはんは午後の7時くらいって予定だから、それまでに慰めてもらおうとキモチが盛ってしまう。

「いいよ」
 
 それは真治の声ではない。そして同意してつぶやく声も、仕草の細かいところもすべてが女子、見事すぎるほどに女子。

「真ちゃんって男と女のどっちがいいの?」

 階段を上がるとき小恋は聞かずにいられなくなる。

「え……いや、その……」

巨乳因子争奪戦6
 上がりながらアハアハとテレ笑いでごまかす真治。でもそれは、この巨乳女子って事実がとても気に入っているから、ずっとこのままでいたいです! という心だと丸わかりともなる。

(むぅ……わたしがいるというのに……)

 小恋がおもしろくないと思うのはムリもなかった。いずれは真治の彼女になるつもりでいるあげく、中野優子の巨乳因子まで手に入れており(巨乳因子争奪戦1~8を参照)優子と同じ巨乳女子って流れをたどる事が確定しているのだ。それなのに真治自身が巨乳女子になって喜んだりすると、小恋って女子の存在価値がなくなるじゃないか! と思わずにいられなかったりする。

「どうぞ」

「おじゃましまーす」

 小恋は入らせてもらった部屋の中を軽く見渡す。そこは女子のフィーリングではない男子部屋という絵図だ。しゃれっ気よりも機能優先という感じが男子のらしさで、女子のらしさとは絡み合わない。それからすると部屋の主がかわいい巨乳女子とかいうのは合っていないような気がするとか思ったりする。

「で、話ってなに?」

 真治はザブトンを2枚置いて向き合い座る。

「最近……ちょっとしんどくて憂鬱……」

 小恋が切り出すと真治はドキッとした。え、なに、すごい深刻な話? そういうのイヤなんだけれど……と、豊かな胸の内で焦ったりする。

「実は魔法少女の事で……」

 小恋が言ったら真治はホッとした。あ、なんだ話がそれなら深刻ではないはずと、ひとり勝手に肩の力を抜く。

「最近ちょっと腹が立つっていうか……」

 小恋は向かいに座る巨乳女子を見ながら、右の人差し指で左手の平をぐるぐる回し触れながら拗ねた。

「みんなわたしが魔法少女をやっていると知るようになったんだ」

「うん、それで?」

「なんていうか……全然感謝されない。みんな魔法少女は世のためにがんばって当たり前って感じで、ホメてもくれないしチヤホヤもしてくれないんだよ」

「あぅ……それは……」

「しかもね、しかもね!」

「な、なんかあったの?」

「今日の朝だってわたしはがんばったんだよ、ひったくり犯というのを逃がさず捕まえたんだよ、女性が盗られたバッグを取り戻しもしたんだよ」

「あぁ、お疲れさま」

「それなのに……周りの人は言うんだ。捕まえ方が暴力的とか、犯人がちょっとかわいそうとか、誰も痛めつけずに取られたモノを回収できなきゃ一人前じゃないよねとか……それっておかしくない? なんで正義の味方がそんなこと言われなきゃいけないの? って話じゃない?」

「ま、まぁねぇ……」

「しかもそれで遅刻したら先生に怒られるし……なんかもうイヤになってきたんだよ。これだったら学校を破壊するような悪になった方がいいのかなぁって」

「いやいや、それはダメだよ」

 小恋はここですかさず下から目線を向けた。察して、なぐさめて! とアピール力満点な目力を真治に放つ。

「えっと……」

 真治、ズイっと前に進むと……ちょっとテレつつも、色白むっちりな手で悩める魔法少女の頭を撫でてやる。

「よしよし、小恋はがんばっているよね、うん、だからみんなの役に立っていて、みんな口で言わないだけで心の中ではありがとうって感謝しているはずだよ、絶対に」

 それはやさしい撫で撫でだった。できれば男子の真治にやって欲しかったが、それでも落ち込んでいた者の心をクゥっと救い上げてくれる。

 しかし慰めてもらうと甘えたい願望が増幅するのも人間。どうせならもうちょっとだけ甘えさせて欲しいってキモチが湯気のように立ち上がる。

「ねぇ、真ちゃん……」

「なに? もっとアタマ撫でで欲しい?」

 真治、クスっとかわいく笑ってこの場を和ませようとした。すると小恋が顔を赤くし、明らかに今から要求を吊り上げます! というオーラを立てている。

「真ちゃん……」

「え、なにその思いっきり甘えたな声」

「今日はほんとうなら男の子の真ちゃんになぐさめて欲しかったんだよ」

「あぁ……ごめんね、期待に沿えなくて」

「でも真ちゃん……いまの巨乳女子の真ちゃんでもいいから、慰めて欲しいなって思ったんだ」

「え?」

「わたしは将来お姉ちゃんと同じレベルの巨乳女子になるから、その時は真ちゃんの彼女として真ちゃんを甘えさせてあげるから、いまはその逆でわたしに甘えさせて」

「え……何をしたいっていうの?」

「服の上からでいいから、巨乳って胸に顔をうずめさせて欲しい。で、それをやさしく撫で撫で抱き寄せて欲しいなぁって」

「えぇぇぇぇぇぇ!」

 真治、ラブリーなイチゴみたいに赤くした顔をブンブン横に振ってダメダメと拒否。いくらなんでもそれは恥ずかしくてダメだよと拒否!」

 しかし小恋は正論を持って食い下がった。だいたい真ちゃんはずるいんだよねという言い出しから攻撃を開始。

「ず、ズルい?」

「だってそうじゃん、おっぱい星人の男の子なくせに、女になったらかわいい巨乳女子になるとか、そんなの恵まれ過ぎ。ちがう?」

「ぅ……そ、それは……」

「真ちゃん、恵まれている人は幸せを他人に分けてあげないとダメなんだよ? そして豊かな人は他人にやさしくする義務があるんだよ?」

「で、でもそんな、慰めるためにおっぱいが大きいわけじゃ……」

「だいたい真ちゃんは都合が良すぎるんだよ。巨乳女子になってたのしいところだけ味わって、それで物語を終わりにしようって、そんなのズルいにもほどがある。真ちゃん、心が疲れている者にやさしくできないんだったら女になる資格なんてない。人にやさしくできないなら女になってはいけないんだ」

「ぐぐ……」

 真治、小恋には勝てないと思った。だからTシャツの上から谷間ってところに片手を当てて断りをつけておく。

「あ、あのさぁ……小恋……」

「なに?」

「一応巨乳だけれど……でもお姉ちゃんには負けているんだよ?」

「真ちゃん、重要なのは勝ち負けじゃないから」

「で、でもさ、さすがにその……おっぱいチュッチュされるとかいうのは」

「そんな事まで求めないから! っていうか……それは将来のわたしに真ちゃんが求める事でしょう」

「わ、わかった……」

 真治は観念して立ち上がった。そしてなんとも言い難いキモチを豊かな胸いっぱいに抱えて両腕を広げた。そして、どうせならピンク色に染まった方が得として、甘くやさしい声で言ってやる。

「いいよ、おいで」

 すると小恋は顔を真っ赤にし、豊かな胸を見つめながらゆっくり近づく。なんかすごいキモチになっちゃうねとか言いながら、巨乳ってふくらみに甘えたな顔を近づける。それは間近で見るとすごいボリュームであり、憎いほどいいニオイがムワーっと立ち上がっている。

「はんぅ……」

 真治、小恋が顔を押し付けてきたことでふくらみが感じさせられ戸惑う。

「う、うわ……やわらかくてキモチいい……」

 小恋はムニュウっとやわらかい弾力に顔を押し付け、想像の3倍キモチいいことにショックを忘れて喜びを感じてしまう。
「こ、小恋……あ、あんまり頬擦りとかしないで……」

 真治は大きな鳥肌を立ててしまうが、甘える方はキモチいいからうれしくなって止まらない。だから両手を相手の背中に回しギュウっと抱きつく。

「ぅ……ん……」

 真治、こんなに感じたらヤバいとか思いつつ……仕方ないと小恋のアタマをやさしく抱きかかえて撫でてやる。

「ん……真ちゃん……」

 小恋はやさしくされるとまた慰めて欲しいモードに戻った。グゥっと巨乳に顔を押し付けながら、魔法少女がつらいとか言い出す。

「うん、小恋はがんばっているもんね。つらいキモチにもなっちゃうよね」

 真治、真っ赤な顔をしつつ、しっかりやさしく胸に抱き寄せながら慰めてやる。すると、自分の中から新たな感覚が開くような感じがしないでもなかった。

「だいじょうぶだよ小恋、ちゃんとわかってもらえる、そしてちゃんと感謝してもらえる。いま……こうやって小恋を抱きしめているぼく……というかわたしだって、小恋をえらいなぁと思って感謝もしているんだから」

 女版真治にやさしくされて慰めてもらって小恋のキモチは落ち着いた。そしていいタイミングでご飯よ! の声が下から飛んできた。

「ごはんだって、行こう真ちゃん」

 キモチを立て直した小恋はご満悦で手を伸ばす。

「あ、ごめん、先に行っていて……すぐ行くから」

 真治、そう言って小恋を先に行かせた。そして階段を降りていくという音を聞いたら、たまらないとばかりスカートを下ろしティッシュを取る。そして震えながらつぶやくしなかった。

「ぁんぅ……おっぱいに甘えられるとあんなにキモチよくなれるなんて……あと10分くらい甘えられていたら危なかった……」

 危なかったとか言ってスカートを上げる真治、やさしい女になるとあんなキモチよさも味わえるのかと内心では思いっきり喜んでいた。もうずっとこのままでいい、もう男に戻らなくてもいいとさえ思った。しかしどうしてか残念なことに、真治は今宵が終わって明日の朝になると男子に戻ってしまったのである。
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