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223・自分VS自分12
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223・自分VS自分12
「ぅ......お、おれのドラゴン......」
息吹、ブルードラゴンがブラックドラゴンに敗北しそうな流れを見ながら大量の汗を流す。それはザーザー降りの雨によって流されるが、回復していない体調が無数の雨粒によってどんどん削られていく。
だがこのとき、本人は気づかなかったが......4色グラデーションの光球が息吹の背中に当たった。いや、そのままスーッと息吹の体内へと入っていった。
「ぅあ......」
突然に生じた異変、息吹は一瞬鳥肌を立てブルってしまう。が、しかし、次の瞬間にほのかな心地よさを覚えた。
(な、なんだ......急に......あったかい......)
突如として体が安心感に満ち、そのままとろけるような感じをもたらし、精神的なつよさにつなげられるという確信に導かれる。それは男の誇りが女のやさしさとぬくもりに包まれた時に生じるフィーリングによく似ている。
「む!」
ブラック息吹、いきなりブルードラゴンが勢いを吹き返したことにおどろく。明るさを吸収するはずの黒が、輝く青色に食いちぎられるような展開が見え始めているではないか。
「ふざけんじゃねぇぞ! プライドとかそんなモノが欲望って尊さに勝ってたまるかってんだよ!」
ブラック息吹が吠えた。すると双頭ブラックドラゴンにもう一つの頭が湧き上がってきた。そして3つめの頭が双頭同士の食らい合いに参加しようとする。
「欲望って闇はプライドって光には勝てない。光こそは闇を追い払う唯一無二のモノ!」
息吹が叫ぶとブルードラゴンには3つ以上の頭が生じる。その多頭竜はヒュドラと呼ぶにふさわしいイメージになるが、青い輝きがあまりにもうつくい。それ、ブラックドラゴンを蹴散らすには十分。
「なにぃ!」
黒いドラゴンの頭が食いつぶされていく。そのはげしい絵を見てブラック息吹はショックを受けた。なぜ人にとってもっとも重要な欲望というモノが、人にとってもっと安っぽいプライドに負けてしまうのかと。
「おれのプライドは闇に飲み込まれたりしない!」
吠える息吹のブルードラゴンがブラックドラゴンを消滅させると、そのままブラック息吹へと向かっていく。
「くそったれ!」
ブラック息吹が両腕を左右に振れば、全面に巨大な黒いバリアが発生。それは勢いよく向かってきた多頭竜の突破を許さない。
「欲望こそ正義、プライドこそ人を堕落させる諸悪の根源!」
黒にバリア、突破しようとガンガン頭をぶつけるブルードラゴンに激烈なビリビリ電流を食らわせ始めた。
「まだだ、おれのブルードラゴンはそんなモノにやられはしない!」
息吹が叫ぶと青いドラゴンからひとつの頭が別格的に飛び抜けた。それはあり得ないほどに高く、高く、高く、高く伸びていく。雲を超え対流圏を超え成層圏を超え中間圏を超え、ついには宇宙空間にまで到達。それはまるでドラゴンのカタチをした宇宙エレベーターみたいに見えなくもない。そしてそこから地上のブラック息吹へと向かって、ブルードラゴンの巨大な頭がひとつおそろしいスピードで向かい始める。
「ぅあ......」
正面にいるブルードラゴンを突破させまいとバリアを張り続けるブラック息吹は雨降りの空を見上げて激に焦った。
暗い夜空が青い輝きによって破ける。そしてドラゴンの顔が自分に向かって真上から猛スピードでやってくる。
「に、逃げられない......」
ブラック息吹、いまこのバリアを解除すると2方向から来るドラゴンに襲われる。しかしバリアを解除して逃げようにももう間に合わない。欲望が砕け散る一瞬手前、彼は最後に思いっきり叫ぶしかできなかった。
「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
哀しく叫んだブラック息吹、真上から来たドラゴンの頭に食われた。ブチュってつぶれるような小さな音が生じた。黒いモノが血のように飛び散ったりした。そしてその姿が消えたと同時に......ブルードラゴンもパッとその姿を消したのである。
「勝った......」
息吹、とても疲れた顔ながらもホッとして大きく深呼吸。自分の欲望に自分のプライドが負けなかったことを誇りに思ったりする。すると、まるで演出みたいな感じでタイミングよくここで雨がピタッと止む。そして暗かった空に明るさという名の領域が広がり始める。
「息吹」
「息吹くん」
「息吹」
「息吹」
ここで4人の女が息吹に歩み寄る。それぞれあれこれ言うのでミックスされていない粗悪な4トラックステレオみたいになる。だから息吹は左手の平を立てて前に出し、一度女たちにだまってもらってからしゃべりだす。
「勝った、おれのプライドが自分の欲望に打ち勝った。とはいえ......こういう風に出来たのは、やっぱりあれだよな、何をどうしたのかはわからないけど、あのぬくもりのおかげだよな。多分、力を貸してもらった、それは助けてもらったという事でもあるから、おれは目の前にいる4人の女に感謝しないといけないって事なんだよな」
軽く頭をかく息吹、テレ隠しにややボリュームを下げたがサンキューと4人に礼を言った。いい感じ、いいムード、これでみんなハッピーに終了! というフンイキが漂いだす。でもここでサキュバスが、寝るな! と言わんばかりにつよく両手を叩いてパン! と音を立てる。
「なんですか? せっかくいい感じが漂っているのに配慮ナッシンですね」
いやだなぁ無神経ってと顔に書いたかすみがサキュバスに目をやる。するとサキュバスはズイっと前に出て息吹のとなりに立つ。そして3人の女たちに言ってやるのだった。
「あんたらしっかりしなさいよね。これで物語が終わったら、息吹だけいい格好して息吹だけハッピーじゃんか。それでいいの? 男を持ち上げるだけでいいの? そんなの名も無き気の毒な女子マネージャーで終わってしまうだけだよ? それでいいの?」
「なんだその思わせぶりな言い方は」
「閻美、あんた思わないの? 息吹、おまえはどの女が好きなんだよ! って。あんたのキャラだったら、いまこそ教えてもらわねばならんと言いそうなものだけどね、ちがうの?」
サキュバスが言うと、残る3人の女たちは言われてみればそうだ! という顔つきになる。
そこですかさず息吹のとなりに位置したかすみ、豊かでやわらかいってふくらみにグッと腕を抱き寄せ言い放つ。
「そりゃぁわたしですよ、そうだよね、息吹くん。だってわたし、この中では一番若いしFカップってほどよい巨乳で一番まろやかな魅力にあふれている。息吹くんはわたしを選びましたという風にすれば、みんなが一番納得すると思います、はい以上で話は終了!」
かすみがムリヤリ幕引きしようとしたら、閻美がやれやれと両手を広げ呆れるぜ! ってジェスチャーをかましてから言う。
「おまえは一番若いじゃなく、ただの子どもって事だろう。それにFカップって、そんなラブリーなサイズで豊かな女を語ろうとかカン違いも甚だしい。それはまろやかな魅力とかいうのではなく、ただの青い苦みってことだろう、まったくあきれてモノが言えない」
閻美がかすみにズイっと接近してにらむ。するとわたしを忘れてもらっては困ると団子も物言いに参加。
「豊かな魅力だったらわたしも負けていないつもり」
そう言うと閻美とかすみが同時に団子へ顔を向け、はぁ? と口を揃えさらに同じことを続けて言った。
「家満登息吹と知り合ってからの歴史は一番浅いくせに......新参者は浅いプールでダサい水着で一人泳いでいればいい」
「くぅ!」
ギリギリっと女3人がにらみ合う中、面倒くさい話はごめんだと息吹はそーっとそこから退散しようとする。
「息吹、こっそり消えるつもり?」
サキュバスは大きな声で言うと、パッと息吹の腕を豊満な胸に抱き寄せ、甘えたなメス犬モードみたいなボイスを放つ。
「息吹、いっそわたしと結ばれる? それってけっこう一興だよね、意外とお似合いかもね。今からラブホにでも行こうか?」
その声を耳にしたら3人の女が息吹とサキュバスを取り囲む。そしてそんなカップル誕生は許せないと口を揃えた。
「息吹、こうなったら男と女の会議だ」
閻美が声を荒げたらかすみと団子もその通りと続けた。
「ほら、息吹、女の応援で勝たせてもらったんだから、今度は誇りを持って誰がいいかって選ばないとね」
サキュバスが油断していた息吹の手首にガチャン! と手錠をかける。これで息吹は逃亡不可能。
「よし、では今から全員で旨い店にでも行くか。そこで息吹を会議と裁判にかけよう」
閻美がそう言って息吹の背中を押して歩き出すと、かすみと団子は後について歩き出しながら言うのだった。判決が出るまでやろう! と。
おまえのせいだぞ! って顔を一瞬サキュバスに向けた息吹、3人の女に会議と裁判をするため連行されていく。それを一番後ろから見るサキュバスは笑いながらつぶやいた。
「欲望がどう、プライドがどう、どっちにしたって男と女は離れられないねぇ。それが人の世だねぇ」
空が晴れてきた。雨はどこかへ消え去った。そしてビルの屋上からは人の姿が消えた。しかし息吹にふりかかった難は消えない。これより会議と裁判が始まるであろうが、その結果はどうなるかは誰もわからない。
「ぅ......お、おれのドラゴン......」
息吹、ブルードラゴンがブラックドラゴンに敗北しそうな流れを見ながら大量の汗を流す。それはザーザー降りの雨によって流されるが、回復していない体調が無数の雨粒によってどんどん削られていく。
だがこのとき、本人は気づかなかったが......4色グラデーションの光球が息吹の背中に当たった。いや、そのままスーッと息吹の体内へと入っていった。
「ぅあ......」
突然に生じた異変、息吹は一瞬鳥肌を立てブルってしまう。が、しかし、次の瞬間にほのかな心地よさを覚えた。
(な、なんだ......急に......あったかい......)
突如として体が安心感に満ち、そのままとろけるような感じをもたらし、精神的なつよさにつなげられるという確信に導かれる。それは男の誇りが女のやさしさとぬくもりに包まれた時に生じるフィーリングによく似ている。
「む!」
ブラック息吹、いきなりブルードラゴンが勢いを吹き返したことにおどろく。明るさを吸収するはずの黒が、輝く青色に食いちぎられるような展開が見え始めているではないか。
「ふざけんじゃねぇぞ! プライドとかそんなモノが欲望って尊さに勝ってたまるかってんだよ!」
ブラック息吹が吠えた。すると双頭ブラックドラゴンにもう一つの頭が湧き上がってきた。そして3つめの頭が双頭同士の食らい合いに参加しようとする。
「欲望って闇はプライドって光には勝てない。光こそは闇を追い払う唯一無二のモノ!」
息吹が叫ぶとブルードラゴンには3つ以上の頭が生じる。その多頭竜はヒュドラと呼ぶにふさわしいイメージになるが、青い輝きがあまりにもうつくい。それ、ブラックドラゴンを蹴散らすには十分。
「なにぃ!」
黒いドラゴンの頭が食いつぶされていく。そのはげしい絵を見てブラック息吹はショックを受けた。なぜ人にとってもっとも重要な欲望というモノが、人にとってもっと安っぽいプライドに負けてしまうのかと。
「おれのプライドは闇に飲み込まれたりしない!」
吠える息吹のブルードラゴンがブラックドラゴンを消滅させると、そのままブラック息吹へと向かっていく。
「くそったれ!」
ブラック息吹が両腕を左右に振れば、全面に巨大な黒いバリアが発生。それは勢いよく向かってきた多頭竜の突破を許さない。
「欲望こそ正義、プライドこそ人を堕落させる諸悪の根源!」
黒にバリア、突破しようとガンガン頭をぶつけるブルードラゴンに激烈なビリビリ電流を食らわせ始めた。
「まだだ、おれのブルードラゴンはそんなモノにやられはしない!」
息吹が叫ぶと青いドラゴンからひとつの頭が別格的に飛び抜けた。それはあり得ないほどに高く、高く、高く、高く伸びていく。雲を超え対流圏を超え成層圏を超え中間圏を超え、ついには宇宙空間にまで到達。それはまるでドラゴンのカタチをした宇宙エレベーターみたいに見えなくもない。そしてそこから地上のブラック息吹へと向かって、ブルードラゴンの巨大な頭がひとつおそろしいスピードで向かい始める。
「ぅあ......」
正面にいるブルードラゴンを突破させまいとバリアを張り続けるブラック息吹は雨降りの空を見上げて激に焦った。
暗い夜空が青い輝きによって破ける。そしてドラゴンの顔が自分に向かって真上から猛スピードでやってくる。
「に、逃げられない......」
ブラック息吹、いまこのバリアを解除すると2方向から来るドラゴンに襲われる。しかしバリアを解除して逃げようにももう間に合わない。欲望が砕け散る一瞬手前、彼は最後に思いっきり叫ぶしかできなかった。
「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
哀しく叫んだブラック息吹、真上から来たドラゴンの頭に食われた。ブチュってつぶれるような小さな音が生じた。黒いモノが血のように飛び散ったりした。そしてその姿が消えたと同時に......ブルードラゴンもパッとその姿を消したのである。
「勝った......」
息吹、とても疲れた顔ながらもホッとして大きく深呼吸。自分の欲望に自分のプライドが負けなかったことを誇りに思ったりする。すると、まるで演出みたいな感じでタイミングよくここで雨がピタッと止む。そして暗かった空に明るさという名の領域が広がり始める。
「息吹」
「息吹くん」
「息吹」
「息吹」
ここで4人の女が息吹に歩み寄る。それぞれあれこれ言うのでミックスされていない粗悪な4トラックステレオみたいになる。だから息吹は左手の平を立てて前に出し、一度女たちにだまってもらってからしゃべりだす。
「勝った、おれのプライドが自分の欲望に打ち勝った。とはいえ......こういう風に出来たのは、やっぱりあれだよな、何をどうしたのかはわからないけど、あのぬくもりのおかげだよな。多分、力を貸してもらった、それは助けてもらったという事でもあるから、おれは目の前にいる4人の女に感謝しないといけないって事なんだよな」
軽く頭をかく息吹、テレ隠しにややボリュームを下げたがサンキューと4人に礼を言った。いい感じ、いいムード、これでみんなハッピーに終了! というフンイキが漂いだす。でもここでサキュバスが、寝るな! と言わんばかりにつよく両手を叩いてパン! と音を立てる。
「なんですか? せっかくいい感じが漂っているのに配慮ナッシンですね」
いやだなぁ無神経ってと顔に書いたかすみがサキュバスに目をやる。するとサキュバスはズイっと前に出て息吹のとなりに立つ。そして3人の女たちに言ってやるのだった。
「あんたらしっかりしなさいよね。これで物語が終わったら、息吹だけいい格好して息吹だけハッピーじゃんか。それでいいの? 男を持ち上げるだけでいいの? そんなの名も無き気の毒な女子マネージャーで終わってしまうだけだよ? それでいいの?」
「なんだその思わせぶりな言い方は」
「閻美、あんた思わないの? 息吹、おまえはどの女が好きなんだよ! って。あんたのキャラだったら、いまこそ教えてもらわねばならんと言いそうなものだけどね、ちがうの?」
サキュバスが言うと、残る3人の女たちは言われてみればそうだ! という顔つきになる。
そこですかさず息吹のとなりに位置したかすみ、豊かでやわらかいってふくらみにグッと腕を抱き寄せ言い放つ。
「そりゃぁわたしですよ、そうだよね、息吹くん。だってわたし、この中では一番若いしFカップってほどよい巨乳で一番まろやかな魅力にあふれている。息吹くんはわたしを選びましたという風にすれば、みんなが一番納得すると思います、はい以上で話は終了!」
かすみがムリヤリ幕引きしようとしたら、閻美がやれやれと両手を広げ呆れるぜ! ってジェスチャーをかましてから言う。
「おまえは一番若いじゃなく、ただの子どもって事だろう。それにFカップって、そんなラブリーなサイズで豊かな女を語ろうとかカン違いも甚だしい。それはまろやかな魅力とかいうのではなく、ただの青い苦みってことだろう、まったくあきれてモノが言えない」
閻美がかすみにズイっと接近してにらむ。するとわたしを忘れてもらっては困ると団子も物言いに参加。
「豊かな魅力だったらわたしも負けていないつもり」
そう言うと閻美とかすみが同時に団子へ顔を向け、はぁ? と口を揃えさらに同じことを続けて言った。
「家満登息吹と知り合ってからの歴史は一番浅いくせに......新参者は浅いプールでダサい水着で一人泳いでいればいい」
「くぅ!」
ギリギリっと女3人がにらみ合う中、面倒くさい話はごめんだと息吹はそーっとそこから退散しようとする。
「息吹、こっそり消えるつもり?」
サキュバスは大きな声で言うと、パッと息吹の腕を豊満な胸に抱き寄せ、甘えたなメス犬モードみたいなボイスを放つ。
「息吹、いっそわたしと結ばれる? それってけっこう一興だよね、意外とお似合いかもね。今からラブホにでも行こうか?」
その声を耳にしたら3人の女が息吹とサキュバスを取り囲む。そしてそんなカップル誕生は許せないと口を揃えた。
「息吹、こうなったら男と女の会議だ」
閻美が声を荒げたらかすみと団子もその通りと続けた。
「ほら、息吹、女の応援で勝たせてもらったんだから、今度は誇りを持って誰がいいかって選ばないとね」
サキュバスが油断していた息吹の手首にガチャン! と手錠をかける。これで息吹は逃亡不可能。
「よし、では今から全員で旨い店にでも行くか。そこで息吹を会議と裁判にかけよう」
閻美がそう言って息吹の背中を押して歩き出すと、かすみと団子は後について歩き出しながら言うのだった。判決が出るまでやろう! と。
おまえのせいだぞ! って顔を一瞬サキュバスに向けた息吹、3人の女に会議と裁判をするため連行されていく。それを一番後ろから見るサキュバスは笑いながらつぶやいた。
「欲望がどう、プライドがどう、どっちにしたって男と女は離れられないねぇ。それが人の世だねぇ」
空が晴れてきた。雨はどこかへ消え去った。そしてビルの屋上からは人の姿が消えた。しかし息吹にふりかかった難は消えない。これより会議と裁判が始まるであろうが、その結果はどうなるかは誰もわからない。
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