暇つぶし箱

超傲慢な人間の特徴

　超傲慢な人間。それは人のなりをした怪物である。その者は自分を神に愛されし存在と勘違いする。そして絶えず自分の話をする。いかなる会話をしようと必ず自分の話に持ち込む、それしか能がない。

　そして怪物は大きな事を言いながら、その実は対局的な依存症である。人に頼り、人に押し付け、自分では何もできない。そして事がうまくいけば自分を偉大な者と見せつけ、逆の場合はすべて周囲が悪いとしか考えない。

　依存症、他人頼み、それでいて他人にはいっさい感謝しない。自分の保身がちょっとでも崩れようなら、人の悪口を周囲に言いふらす。だから同じような失敗を何度も繰り返し、その度に大量の人間を巻き添えにする。

　そして怪物は都合よく被害者ぶる。まるでこの世の苦悩を背負って戦っているとか悪酔いする。そしてちょっとでも都合が悪くなると、獣のように相手を威圧する。

「何々とちゃうんか、コラァ！」

　獣はこんな風に怒鳴る事だろう。そして怒鳴りながら逃げようとするだろう。

　つまるところ獣の精神年齢はよくて中学２年生、悪ければ小学４年生。しかし本人は自分の精神年齢を１００歳レベルと本気で思っている。だからいずれは神に見放される。

　もはや人にあらず。だから傲慢な人は傲慢を改めよう。同じ傲慢でも人間の範囲を超えないように人として努力しよう。超傲慢というのは怪物という名の汚物なのだ。生まれてきたこと自体が罪という感じで。