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ユリ登場、巨乳観察4

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ユリ登場、巨乳観察4

「ぅ!」

 ユリがいまノドにモチをひっかけたみたいな声を出したのは、まず最初に手の平で由良の谷間に触れたからである。

(こ、これって……)

 一瞬で沸き上がった感想を声にはしななかった。そして顔にも出さないようがんばった。なぜなら衝撃を受けたと表に出すのが悔しかったから。

「じゃ、じゃぁ由良、ちょっと揉むよ?」

「わ、わかった」

 ユリはゆっくりと……真正面の上から見下ろすとすごいとしか思えない由良のふくらみに目へやりながら、震えないようにと注意する右手を動かし持っていく。

(ひぅ!!)

 ユリ、由良の94cmって乳を揉んだ時、ムニュウっとやわらかい弾力にすごい衝撃を受けた。この揉み応え、この手触り! まさに分厚い電流。

(や、やわらかくて……ものすごくキモチいい!)

 ユリ、やわらかくてキモチいい! なんて祝辞を口にしてたまるか! とがっちり閉口する。だが由良パイの揉み応えがあまりにも美酒だから、つい我を忘れて揉みまくってしまう。

「ぁ……んぅ……」

 由良から困った声が出た。その顔は赤く、性感帯の乳を揉みまくられたら困るという恥じらいに満ちている。

「あ、あぁ、ご、ごめん」

 ユリ、申し訳ない! と思ったから手を離したが、その瞬間にキモチ良さがスーッと消えてしまう。あげくもっと味わいたかったなどと思わせられた事に対して少し腹を立てる。

(なんて巨乳……こんな巨乳がいるなんて)

 荒ぶりそうなキモチを鎮めるユリ、今度は自分の乳を触ってもいいよと由良に伝える。

「べ、別にいいよ」

 由良は両手を軽く振り、早くブラを着けて元通りになりたいって意識を顔面って黒板に書く。

「いいから触って!」

 ユリが自分の86cmってふくらみを触らせようとするのには2つの理由があった。
ひとつ! 表向きには自分だけ相手の乳でたのしむのは卑怯だから、自分も見せて触らせるのが筋という考え。

 しかしもうひとつは、自分の乳房を由良に触らせたとき、どんな風に思われるのかを知りたいとする心だった。

 DカップとFカップ、大きさでは言うまでもなく負けているが、質であれば最低でも同格と信じたい。だからそれを由良に認めさせたい! という流れであった。

「じゃ、じゃぁ、ちょっとだけ……」

 由良、別に他人の乳を触る趣味は持っていないにと思いながら手を動かした。そして軽く、特にこれといった感情無しって感じでゆっくり少しだけ揉んだ。

「うん、じゃぁ」

 由良がそう言って乳から手を離したとき、ユリは思わず声を出しかけた。なんか言えよ、乳に対する感想を何か言えよ! などと。

 と、その時だ! 突然に室内がグラグラっと揺れ動いた。地震!? と室内にいた3人が同じ事を思う。だがユリが足を滑らせてしまった。

「はんぅ!」

 たまらず前にトトトっと動いてしまったユリ、おどろきで避けるアクションが取れなかった由良に真正面から抱きついてしまった。ムニュゥっと2人のバストが愛し合うように重なり動く。

「ちょ、ちょっとユリ、何してんの!」

「ぅ……あ、足が滑ったんだよ」

 どちらも顔面真っ赤。思いもしないカタチで想像した事もない感覚が生じたのだから、由良もユリもまるで初夜のカップルみたいに恥じらってしまう。

「お、収まった、とにかく早く服を着て元通りにならないと」

 まだ声の震える由良が言って背を向ける。

「そ、そうだね」

 ユリも今のは死ぬほど恥ずかしかったと、唇を噛んで自分のブラを取ろうとする。

 と、そのときだ! またしても室内がグラグラっと揺れた!

「ぁんぅ!」

 足がグラついた由良の豊かなふくらみが揺れ動く。たまらずシンクをつかむと、よりいっそう豊かに波打つように揺れる。

「ぁう!」

 グラっと来たユリ、左右の乳房が揺れるって事に戸惑ったせいで、踏みとどまるって事に力を注ぎこめなかった。

「あぅんぅ!」

 ユリ、由良の背中に自分のふくらみを押し付けると、たまらず前にあって揺れている由良の巨乳を両手でつかみもんでしまう。

「こらぁ、ユリのバカぁ!!!」

「そ、そんなこと言っても……」

 ユリと由良が前後に密接すると、当然だがスカートに覆われた尻と、同じくスカートに覆われた股間がぶつかり合う。もちろんユリに肉体バナナというアイテムはないが。

「う、ま、まるで……セックスでもしているようなキブン」

 ユリが震えた声で言ったあげく、恥ずかしいけれどやってみたいって事で、軽く腰を動かしグイグイっと股間を押し付けたりする。

「ば、バカ、変なことしないで!」

 由良はもうのけ反りそうな感覚に陥ってしまう。だがユリは悪い存在に魔法をかけられてしまったように、ちょっと楽しんでみたいって心が灰色になってしまっている。

「由良ぁ……」

「甘えたな声を出さないで、キモい!」

「けっこうキブンが出そうだよね」

「出ないから、ユリ、怖いこと言わないで」

 2人がにぎやかになってきたところで、地震の揺れが収まった。すると室内はまるで何もなかったみたいにシーンと静まり返る。

「ゆ、ユリ、早く離れて……」

「あぁ、ごめん」

「ったくもう……」

 こんな2人のやり取りを絶妙な位置で見つめまくっていた美和、なかなかドキドキしちゃった! と胸に手を当ててたから気になる質問を投げつける。

「2人とも……まさか女同士の愛し合いに目覚めたとか、そんな事ないよね?」

 すると2人はマッハなスピードで即答。そんなわけあるか! と同時に言い放った。

(わたしには悠人がいるし)

 由良は心の中でそう思い、F80ってブラを着ける。それを目にする美和、わたしも乳揉みさせて! と言うタイミングを逃してしまった。だから相棒のユリに甘えたいとすり寄る。

「ユリ、ちょっと乳揉みさせて」

「はぁ? 急に何!」

「だって由良の巨乳に甘えるタイミングを逃しちゃったから」

「だったらドラッグストアでマシュマロでも買って帰ればいいじゃん」

「マシュマロ? うそぉ、由良の乳ってそんな手触りっていうか揉み応えなの?」

「由良の乳は……」

 ユリはここで、そうだよ、由良の乳はマシュマロを揉むようなモノと言って貶めてやりたかった。しかしあの揉み応えや手触りの衝撃が脳によみがえると、貶めるべく発言を放つタイミングを逃したあげく、くやしい! って腹立ちが表情に出る。

「え、なに、どうしたのユリ、なんで怒ってんの?」

「うるさいな、わたしはもう帰る!」

「待ってよ……」

 先にブラの装着に着衣を完了させたユリが調理室から出ていく。それを追いかける美和も出て行った。すると一人になった室内は、物思いにふけって詩を書くのにふさわしい静けさに満ち溢れる。

(詩でも一本書いてから帰ろうかな)

 由良、カバンからノートを取り出そうとする。だがこのとき、ユリと乳を合わせてしまった事とか、後ろから抱きつかれ尻に股間をぶつけられたことなどをどぎつい輝度で思い出しまう。

「ブルブル、わたし同性愛じゃないし、恋するみたいにドキドキしているわけじゃないから」

由良、変な気分に飲み込まれるのを恐れ、急ぎカバンを綴じて立ち上がる。

「わたしには悠人がいるんだ。わたしは悠人と結ばれるために巨乳女子なんだ」

 自分に言い聞かせんとつぶやきながら、由良もまた調理室から出て行くのだった。
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