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女の子だって巨乳に甘えたい・超能力で攻める2

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女の子だって巨乳に甘えたい・超能力で攻める2

 学校に到着、普段通りにふるまう……と表向き頑張りながら着席。

「ん……」

 まずはイスに座って机上のカバンに手を伸ばす。その時Fカップのふくらみフルっと机に当たる。するとブラから声が聞こえる。

「うほ、机に乳が当たるとか巨乳、でもだいじょうぶ! わたしってブラが由良の乳を守るから」

 もう完全に奏楽は調子に乗っている。女のくせにおっぱい星人とかバカじゃないの? と由良が思わず言ったとき、声がデカかったので周囲からすごい量の目線が来る。

「あ、いや、最近のマンガってエロくて」

 スマホをちらつかせ必死にウソを吐いて笑うしかなかった。なんせブラと乳房はワンセット。ブラだけ痛めつけるなんて事はできないのだから。

(集中しないと……)


 一時間目の数学とかいう授業、巨乳女子は並々ならぬ精神力で集中しようと努力した。しかしブラになった奏楽は楽しむばかり。

(はんぅ……)

 一瞬ドキッとした由良、クッと表情を歪め、ものすごく小さな声で言う。

「お、おっぱいチュッチュするな……」

 ブラのカップが乳輪に口づけしているってイメージが脳に流れ込んできた。あげく赤ちゃんがミルクをねだってきているみたいな感じも。

「由良ってミルク出ないんだね」

「出るかバカ……」

「あ、そうか(笑)でもキモチいいよ」

「くぅ……」

 冷静になれ! と自分に言い聞かせる由良。しかし乙女の体は感じやすくてやっかいモノ。

(あぁ、ブラを外したい……)

 そんな事ばかり考えていたら顔がポーっとなりかける。ここでハッと気付くと女性教師に見つめられていた。そして言われてしまった。

「まるで好きな人のことしか考えられなくなった女子みたいな顔だね。でもいまは授業中だから、それに集中して」

 赤っ恥、顔面から火が出そうに恥ずかしい。由良はこの時、いま着けているブラを焼却炉の中に放り込めたらいいのに! なんて事を言いたくなってしまったりする。

 そして体育に備えての着替えタイム。本日にとっては鬼門時間だった。元々、中1ながらFカップとか94cmとかいう豊かなボリュームだから通常のブラ姿でも周囲から見つめられる。まして通常のブラからスポーツブラに着替えるなんてシーンがあるとすればなおさら。

 シャツを脱いだ由良、すると周囲からすごいデカいブラ! と声が上がる。このとき、笑顔で苦笑するという演技は健気。おまえらうるさいんだよと言いたいのをグッとこらえるのだから。そしえ背中に手を回しホックを掴むと、数人が間近にやってきて谷間を見つめる。

「マジでデカ……」

「何を食ったらこんなに育つの?」

 あれやこれや言われ精神ヘトヘトになりながらホックを外す。そうして円錐型と釣り鐘型の良いところをしたスーパーふっくら美巨乳を出す。うぉ、でっかい! という声はもう無視してスポーツブラ(白)を手にして思う。

(ブラを替えても転移でつきまとうとか奏楽は言っていたけれど、まさかそこまでは……)

 スポーツブラを着ける、これが奏楽だとは思わない。豊満なふくらみを落ち着かせてキモチがいい。

(やった、少なくとも体育の間は奏楽のエロから逃げられる)

 でも由良のその考えはクソ甘かった。この世のエロい話が巨乳女子をそうかんたんに解放するはずはない。

(はんぅ……)

 体操着でふくらみを覆ったとき、ふくらみが変に感じ奏楽の声が聞こえた。

「今度はスポーツブラになりました。体育でユッサユッサ揺れる由良の巨乳をお世話します」

 顔を赤くした由良、ふざけるな! って自分の胸を見つめながら言ってしまった。へ? とおどろく周囲。いったい誰に対して怒っているの? とおどろくのみならず、中1でFカップって巨乳なのにまだ不満なの? それって強欲過ぎない? とかいう目を向けて来る。

「あ、いや、えっと……ハハ……」

 アハっとテレ笑いをしてごまかすしかできないとき、なんという屈辱とイライラさせられる。昨日はブルーな日、本日は奏楽のエロい話攻撃、さっさと今日が終わればいいのに! と機嫌が悪くなる一方の由良だった。

 そして始まった体育の時間、まずは準備体操が始まった。

(ん……)

 とりあえず的に、少し手抜きに体をひねったりする由良だが、ブラから声が聞こえてきた。

「由良、もっとちゃんと動いて、乳が揺れるくらいに。わたしがおっぱい守っているんだから遠慮なく」

 奏楽の声が聞こえるとクッと顔を赤くする由良、だったら言われる通りにしてやる! とつよく動いて左右のふくらみをフルフルっと揺らす。すると奏楽ことブラから、そうだよ、これこそ巨乳だよ! とカンゲキした声が聞こえてくるのだった。

「よーし、今日は50mのタイムを測るから、気合入れろよ」

 女子教師が言ったら、由良は青ざめる。そして思わずにいられない。陸上に興味のない女子を全力で走らせてなんの意味があるんですか? それでいいタイムが出た所で人生においてなんの役に立つのですか? などなど。
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