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プールの授業にビキニで殴り込み4

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プールの授業にビキニで殴り込み4

「でっかぁ」

「うっそ、なにの美巨乳……」

「いったい何を食ったらあんな風に乳が育つの?」

「由良って別の星からやってきた宇宙人じゃないの?」

 由良がブラを外し生乳を出すと、あっちこっちからそんな声が発生。

 何を言われても気にしないとフルカップを机の上に置く由良のふくらみ、それは円錐型と釣り鐘型の良いところを実現したぜいたく品。しかもやわらかい弾力に満ちており、女でも一度揉んだら手を離したくないと思う一級品。

「で、でも、ちょっと乳輪がデカめだね」

 由良の巨乳に嫉妬する者の中には、粗探し的な声を発するモノもいる。しかし由良は気にしない、気にしないと表向きは冷静でありつづけようと努力を続ける。

(ん……)

 由良が顔に恥じらいを浮かべないよう気を付けながら白いパンツを脱ぐと、フルっと左右の美巨乳を揺れ動く。

「うぉ、すごいむっちりボディー」

「マジでエロ過ぎ!」

「男子が見たら一生忘れられないだろうね」

「由良の弟子になりたい」

 ああだこうだと言いたい放題される由良だが、気にせずスクール水着にチェンジ。すると一気に周囲の目線が減る。巨乳でもスクール水着になるとダサいよねと、一瞬で興味を失う様変わりだった。

「由良、行こうか」

 スクール水着になった奏楽、やっぱりすくー水着はつまらないもんだと由良の乳を見ながら何度も思う。そしてこのつまらなさを強要する教育現場は問題があるよなぁと真剣に問題定義したくなったりもするのだった。

「あ……」

「あ……」

 いま、廊下で由良と悠人がばったり遭遇。由良はドキドキする。悠人も多少はドキドキする。だが悠人は筋金入りの、もはや天才レベルのおっぱい星人であるがゆえ、スクール水着って姿の由良には大して見惚れなかった。

(むぅ……)

 あんまり見られるとイヤだとなるが、逆に見られなさ過ぎるとさみしく思うのが女心。

「悠人ってすごいよね、マジでプロのおっぱい星人って感じだわ」

 由良のとなりに位置する奏楽、悠人の筋金入りっておっぱい星人ぶりを褒めたたえる。

「別に学校の授業では見つめられなくても気にしないから」

 由良は表向きそう言いつつ、今年の夏休み辺りにはビキニ姿を悠人に見せねばなるまいと思ったりする。

 そして男子やら女子が集まる。まずは準備体操という流れだ。そしてこのとき、教師も生徒たちも予想していなかった衝撃が発生。

「ごめんなさい、遅れちゃいました」

 言って登場したのがユリ、しかもなんとオレンジのブラタイプビキニ。

 うぉぉぉ!!!!! っと全員がユリのビキニ姿と谷間に心底驚いた。

「ちょっと!」

 由良も奏楽もほかの女子も全員顔を赤くして驚いた、そしてすぐ怒りを持った。ふざけんなよ! と片手を握りしめ、あんなの許されるんですか? と男性教師に迫る。

「ごめんなさい、水着を間違えちゃって」

 ユリのウソはウソにもなっていない。そんなわけあるか! と一蹴されて終わるべくもの。だが男性教師は顔を赤くし、鼻の下を伸ばしてデレデレ顔となり、ユリのふっくらな谷間を見つめたりする。

「ま、まぁ、間違えることもあるよな。今日はそれで授業をやりなさい」

 男性教師はホクホク顔でユリのビキニ姿を許可したのだった。

「うぉ、あいつって服の上から見るより乳がデカかったんだな」

「あんなビキニ姿、まるっきしエンジェルじゃん」

 男子たちはビキニの谷間やふくらみにデレデレ顔。その中には当然ながら悠人も含まれる。

(さすがユリ、Dカップでもビキニになればスクール水着のFカップに勝る)

 くふふとユリの相棒たる美和は、まるで自分の手柄みたいにうれしくなる。そして勝ち誇った目を、由良の相棒たる奏楽に向けるのだった。

「いくらFカップでもスクール水着なんてダサい格好になったら、Dカップのビキニには勝てない。だからわたしは言ったんだよ、由良も学校でビキニをやるくらいになって欲しいって」

 相棒から指摘された由良、スクール水着なんて格好で体操をしながら、豊かな胸のふくらみにくやしいって思いを抱く。

(まさかあんなにあざといキャラだったなんて)

 由良はユリを見る。ユリは学校の授業でビキニ姿なんてとんでもない事をやったあげく、いまは先生の隣に立って体操している。それは向き合う大勢の男子にビキニ姿を披露しているってことだ。

(まさか、いくらなんでも学校でビキニなんかやるはずがないって思ったのが甘かった)

 由良そう思いながら男子の方にチラッと目をやる。当然それは幼馴染みでおっぱい星人という悠人に向けられる。でも悠人はまったく由良の方を見ない。ビキニ姿のユリ、ビキニのふくらみ、プクッとやわらかそうな谷間、そっちばかり見ている。

(むぅ……悠人……)

 準備体操をやる由良のふくらみには、悠人をユリに取られたみたいな哀しさが疼く。

 しかし、ユリの女子力攻撃はこれからが本番。準備体操が終わると、悠人に声をかけ向き合う。

「えっとその……今日はこんな格好になっちゃって、自分でも信じられないよ、こんなまちがいを犯しちゃうなんて」

 ユリはわざとらしくテレて見せる。すると悠人はビキニの谷間を見ながら、ドキドキした声で似合っているよとつぶやく。

「悠人に言われるとテレるわ……でもまぁ、正直言うとうれしいかも」

 かわい子ぶるユリ、これは昨晩ビキニ姿になってスタンドミラーの前に立って練習した成果だ。あざとい女子をいい具合にやってみせという努力のたまものだったりする。

「悠人、もう何ボーッとしているの、早くシャワー浴びないと」

 由良は保護者みたいな口調で言って悠人に接近。バストサイズならこっちが上なんだと言いた気な目。

 そうだね、シャワーに行こうかと言った次、ビキニのユリはあざとい攻撃の威力を強化する。

「きゃ!」

 わざと躓く、フルっとビキニのふくらみが揺れ動く、そしてたまらず悠人に抱きつく。

「あにゅん……」

 顔を赤くする悠人、ユリのふくらみがクゥっと当たって激にキモチいい。

「くぅ……」

 由良、2人を引き離すとさっさとシャワーに行けと悠人を追い払い、それからユリと向き合う。

「ユリってあざとい、クールっぽい見た目をしているから余計に性質が悪い」

「さっき言ったじゃん、間違えたんだよ、だからこういう格好なんだよ、由良って耳が悪いの?」

「スクール水着とビキニを間違えるわけないでしょう、どんな目をしてるのよ」

「由良って乳はデカいけど視野は狭いね」

 2人でシャワーを浴びるとき、由良は言ってやった。そんなことをして恥ずかしくないの? と。

「うん、恥ずかしい」

「恥じらっているように見えないんだけど」

「だって……」

「だって、なに?」

「スクール水着なんてダサい格好をして恥ずかしいよりはマシかなって思うから」

「ぅ……」

「由良もやればいいじゃん」

「ば、バカ言わないで、学校の授業でビキニとかそんなの」

「あ、そうだよね、由良にはムリだよね。由良って乳はデカいけれど根性ないもんね」

「く……ぅ……」

「ムリしない方がいいよ。人にはそれぞれ限界というモノがあるからね。大きな限界がわたし、小さい限界が由良、それでいいじゃん」

「ん……くく……」

「わたしにはスクール水着って似合わないけれど、でも由良には……」

「由良には? なに?」

「すごく似合っているよ(クス)」

 こうしてビキニ姿のユリがプールサイドへと向かっていく。その後姿を見つめる由良、んぎぎ! っと歯ぎしりをしながらイラ立つ。でもそんなのは序の口で、水泳の授業が始まるとイラ立ちはもっと濃くなるのだった。
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