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プールの授業にビキニで殴り込み9

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プールの授業にビキニで殴り込み9

 いま、グランドでは男性教師に男子に女子にと集まっている。そして教師を含む男たちの目線ほぼすべてはDカップビキニのユリに集中。

(おほほ、キブンいいわぁ)

 表向きは冷静かつクールっぽく、内側ではいけないミーハー女子ってハートに染まる。だがユリのそんな快感が突如ストレスとなる展開がやってきた。

「うぉぉ!」

 男子達が自分以外の方向に目を向けて感激したので、いったい何事思って目を向ける。そしたらユリも思わず目が飛び出しそうになる。

「はぁぁ!?」

 大きな声を出し顔面真っ赤なユリが見たもの、それはロイヤルブルーの三角ビキニという、超イケてるFカップ巨乳女子こと由良だった。すみません先生、水着をまちがえちゃって……と、 ビキニで恥じらう由良はキャラを夜に練習してきた。

「い、いや、まぁ……まちがいは誰にでも起こりうることだよな」

 男性教師はロイヤルブルービキニのふくらみや谷間に目をやり、鼻の下ビローンにデレデレ顔、それは明らかに心の中で「すごいボインだなぁ!」 と想い喜んでいる事の現れ。

「ちょ、ちょっと待ったぁ!」

 ユリが前に出て物言い。なに? とキョトン顔する由良を攻める。

「間違えたぁ? ビキニとスクール水着を間違えるわけあるか!」

「はぁ? そういうユリこそ……自分がどんな格好をしているか見えてないわけ?」

「ぅ……だ、だけど、こっちはブラタイプのビキニって謙虚で、そっちは三角ってあざとさで」

 ユリはボワン! って音が見えるような、単に豊かというだけでなくきれいなボリュームという由良のふくらみとロイヤルブルーって色に歯ぎしり。

「三角ビキニでもいいじゃんかよ!」

「そうだそうだ、人は誰だってまちがいを犯すモノだろう」

「だいたいおまえだってビキニだろう」

 男子たちが由良のビキニ姿を拝み続けたいって事で擁護に回った。ついさっきまではユリのビキニ姿や谷間ばかり見ていたのに、今は由良の胸に心を奪われまくり。

「そうだぞ、人間はまちがいや失敗を乗り越えて大人になっていく生き物なんだ」

 男性教師もそう述べたので、由良の授業参加は認められた。

(そりゃそうでしょう)

 由良の相棒こと奏楽はめっちゃうれしかった。となりでロイヤルブルーの三角ビキニってふくらみを揺らしながら準備体操する由良を見ながら、やっとこの巨乳女子に当たるべきスポットライトが当たったと心から喜ぶ。

(くぅ……まさか由良がビキニでやってくるとは、しかも三角でやってくるとは)

 準備体操しながらユリはストレスと戦う。由良には根性がないと見下していた自分が敗北したと思わざるを得ない。

「あの色ってなんていうんだ?」

「濃いめの青色かな」

「いや、あの色のビキニってめっちゃそそると思わない?」

「思う、思う、あれ最強だよな」

 男子のこんな会話を耳に拾ったユリ、相棒にして参謀の美和につめよりモノ言い。

「なんでわたしのビキニで三角を勧めなかったの? あっちの方が絶対に魅力的じゃんか!」

「いや、だって、巨乳はブラタイプの方が控えめな女子ってイメージが立つと思ったから」

「Fカップの由良でさえいい感じ。だったらDカップのわたしが三角やっても問題はなかったはず」

 ユリの不満は止まる事がない。なぜならもうひとつ腹を立てる理由があるからだ。

「それに色! わたしはロイヤルブルーをやりたいと思っていたんだ。でも美和がロイヤルブルーは攻撃力が高いとか殺傷力がどうとか、それで決まったのがブラタイプのオレンジビキニ。ダサいじゃん、誰がどう見てもあっちのロイヤルブルー三角ビキニの方がグレイトじゃん!」

 あんまりにも言われると美和もだんだん腹が立ってきた。

「ユリだって由良を見誤っていたくせに」

「そ、それはそうだけど、参謀たる美和がしくじったのが悪い」

「わたしだってユリのことを考えての事だったんだ。そんなに不満があるなら、いますぐビキニを変えたらいいでしょう」

 2人がギャーギャー言い合っている間に準備体操は終わった。

「ゆ、由良」

 悠人が真っ赤な顔して声をかけた。スクール水着のときは見向きもしなかったが、ロイヤルブルーの三角ビキニって幼馴染み巨乳には心奪われまくり。

「あ、ゆ、悠人、あ、あんまり見つめられたら恥ずかしいかなって……」

「ご、ごめん(謝りながらも谷間やふくらみから目を離すことができない)」

「い、いいよ……悠人だったら……す、好きなだけ見てくれていいから(ポッと赤らむ)」

「ゆ、由良……」

 こんな風にイチャラブな2人を見るユリ、とても割って入れないと両手をにぎって怒りに燃える。

「わたしだって三角ビキニをやっていれば、それなら悠人のハートを鷲掴みにできたのに」

 このときはバカみたいな事を真剣に考えてしまっうユリだった。もし魔法が使えたら、いますぐ自分もロイヤルブルーの三角ビキニになるのに! とか。

 本日の主役は由良だった。天空か降り注ぐ太陽の光を独り占めするのは由良だった。いくらなんでも悔しいということでユリは釘刺しを試みる。

「由良」

「なに?」

「まさか背泳ぎするとか言わないよね?」

「え?」

「わたしのDカップくらいだったらさぁ、おっぱいが水面から出てもいい感じだけど、由良はFカップってデカ過ぎだから見苦しくなると思うんだ」

 親切心を装った釘刺し。目立つのは自分だけでいいというもくろむ巨乳な心。ところが由良はさっくりと言ってのけた。

「うん、やらないよ」

「え?」

 ユリはおどろいた、てっきり背泳ぎでふくらみアピールすると思っていたからだ。じゃぁ何泳ぎをするわけ? って聞こうとしたらユリの泳ぐ番が来た。

(わたしは背泳ぎでビクトリーするしかない)

 ユリは水の中に入ると、自分のふくらみと谷間を太陽に捧げるみたいに背泳ぎを開始。するとそれなりの数って男子の心を引き付ける。

「やっぱりいいもんだよな」

「目の保養」

 ホクホクする男子たち。だが由良はこれといって動揺する様子はなく、自分の番が来るのを待つ。

「由良は? 由良は何泳ぎをするつもり?」

 泳ぎ切ったユリ、急いで上がってロイヤルブルーが何泳ぎをするのか注目。そして由良の番が来ると、男子から悩殺されるって声が上がった。

「あ、あれは……」

 ユリが見たもの、それは由良の横泳ぎだ。スィっと流れるように泳ぐのみならず、水中にあるふっくらなふくらみや谷間がばっちり拝める。プールサイドの男子たちが鼻の下ビローン! のデレデレ顔になるのはもはや避けられないこと。

「くあぁぁぁぁ、横泳ぎがあった……思いつかなかったよぉ」

 ユリは太陽の光を浴びてホットな地面を足で何度も踏みつけ悔しがる。だがもう遅い、今日の主役はやはり由良として変わらず、ロイヤルブルーのビキニ姿って由良が見せた横泳ぎは伝説として語り継がれていくことになった。
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