ガールズHマインド(女の子だってスケベ心いっぱい)

jun( ̄▽ ̄)ノ

文字の大きさ
46 / 125

男子になって巨乳に迫る女子、その快感(奏楽編)2

しおりを挟む
男子になって巨乳に迫る女子、その快感(奏楽編)2

 日曜日、ついに来た日曜日、奏楽が待ちに待っていた日曜、それが本日である。昨日の土曜日、奏楽は由良に約束をつけていた。アッとおどろかせたいから日曜日は付き合うようにと、いかにも気を引く言い方を突き付けておいた。

「本日は晴天なり、キブンいい!」

 午前8時、部屋のカーテンを開けた奏楽、この日をどれだけ待ち望んだかと、爆発寸前のキモチを抑え着替えに洗顔に両親との朝食に歯磨きなどを済ませる。それまるで、彼女との初体験を待ちきれないとする男子が純情爆弾な高ぶりを抑えるよう。

「よし、いよいよ、いよいよ変身するとき」

 部屋に戻った奏楽、まずは服を身から離していく。Tシャツを脱ぎ、上半身をブラ姿にし、次はスカートと脱ぎ捨てる。スタンドミラーを見ながら、もうすぐBカップって胸からブラを外す。そして最後にパンツを体から離し、自分を見てつぶやいた。

「わたしってかなりイケるような気がする」

 いま、奏楽が顔を赤くしてイケているとか言ったのは……女子としてかわいいからナイスな女! というのではなく、女子としてそれなりだから男子になってもけっこうイケるはず! という妙な自信だってこと。

「由良は幼馴染みの悠人に気が合って、悠人も由良に気がある。でもいまはまだ恋人って宣言がされていない。だったらわたしが男子になって由良の巨乳を求めても、それは許されざる変則ストーリー。っていうか由良の巨乳史を友人として見つめてきたわたしも、由良の巨乳を求める資格はある」

 そんなことをつぶやいた奏楽、いよいよだ! と、全裸でキャンデーを手に取る。そして包みを解いて中にあったコーラキャンデーにしか見えないジャンボを口の中に入れた。

「むぐ……コーラ味……まさか、ここまで来て実はウソだったとか言わないよね? もしウソだったらあのドラッグストアに放火してやる」

 奏楽はキャンデーを舐めながら少し不安になる。

「む!」

 来た、突然に体がビリビリを感じた。奏楽は両目を大きく開いた次、これはたまらん! と両目を閉じて全身に力を入れた。

「うぁ!」

 グッと両手をにぎって天井を見上げた。そして違和感を覚えてからゆっくり眼前のスタンドミラーに目線を向けた。

「ぁ……あ……」

 見た、奏楽は見た、いや対面したというべきか、男子になった、それもイケメン男子になった自分自身って実体を。

「こ、これって……」

 まずはもうすぐBカップってふくらみがあった胸に両手を当てる。そして思う、ない、ない、体がちがう! と。

「あ、いや、こ、これは……」

 つぎに奏楽を顔面を真っ赤にて内股になる。するとどうだ、ドストレートって快感が発生。

「お、おチンチン……」

 イケメン男子になった奏楽、恥じらって内股になるが、それをやると睾丸を刺激し、それがさらに陰茎や鬼頭に快感を伝えてしまう。

「ちょ、ウソでしょう、こんなに感じやすいって、しかもこんなにキモチいいって」

 ブルブル震えながら生まれて初めて、しかも本来であれば決して体感する事のない男子の快感にはげしく戸惑う。

「と、とりあえずトランクスを」

 あらかじめ用意していたトランクスを穿いた。幸い勃起はしなかったが、あまりにも感じやすく、しかもそれが脳を歪めるような快感だと言う事にハァハァやって思う。

「こ、こんなに感じやすくてキモチいいなんて、これで射精したらどうなるの? すっごい楽しみ!」

 トランクスだけ身に着けているって格好で、イケメン男子になった自分を見る。そしてナルシスト的にっポッと顔を赤らめ左手をミラーに当てる。

「わたしってマジでイケメンじゃん。これだったら由良もポッとなるはず。だったらおっぱいに甘えさせて! とか、パイズリして! とかお願いしても心よく引き受けてくれるはず。由良の巨乳は我のモノ、甘えてやる、思いっきり甘えてやる!」

 うほ! っとひとりダンスするように盛り上がる奏楽だった。

「うぉ、すっごい身軽」

 上半身をイエローのTシャツで覆ったら、余計なモノがないというすっきり感を心地よいと思った。男子だから胸がない、胸がないのでブラなんて下着は必要なし。ただTシャツを纏うだけで後は自由に動けるというフィーリングに感動する奏楽。

「とにかくおチンチンを意識しなければすごい身軽。でもっておチンチンはあんなに感じやすくてめちゃくちゃキモチいい。男って得じゃん、絶対女より得じゃん」

 ジーンズを穿きながらノリノリの奏楽、早くも男子になった充実感を果汁を啜るように味わう。

「よし」

 奏楽はそっと部屋を出た。両親にはもう先持って「これから出かける」と変身する前に言っておいた。だから改めて声をかける必要はない。

(そーっと、そーっと)

 イケメン男子になった自分を親に見せて楽しもうって気は奏楽にはない。頭の中にあるのは男子として由良の巨乳に甘えパイズリしてもらう事のみ。

(よし、出た)

 外に出た、そして玄関のドアを静かに閉めてから、次に門の外に出た。そうして歩き出すと見慣れた世界の色が変わっているように見える。

「おぉ、男子の身軽さってすんばらしい!」

 くぅっとご満悦な顔を晴天の空に向ける奏楽。これより由良の待っている〇〇駅に向かうわけだが、早く由良の巨乳をおがみたいって100%ピュアな男子として歩く。そして男子らしくつぶやく。

「待ってろよ由良、いま迎えに行くぜぇ、由良の巨乳はおれのモノだぜぇ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

処理中です...