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男子になって巨乳に迫る女子、その快感(奏楽編)2

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男子になって巨乳に迫る女子、その快感(奏楽編)2

 日曜日、ついに来た日曜日、奏楽が待ちに待っていた日曜、それが本日である。昨日の土曜日、奏楽は由良に約束をつけていた。アッとおどろかせたいから日曜日は付き合うようにと、いかにも気を引く言い方を突き付けておいた。

「本日は晴天なり、キブンいい!」

 午前8時、部屋のカーテンを開けた奏楽、この日をどれだけ待ち望んだかと、爆発寸前のキモチを抑え着替えに洗顔に両親との朝食に歯磨きなどを済ませる。それまるで、彼女との初体験を待ちきれないとする男子が純情爆弾な高ぶりを抑えるよう。

「よし、いよいよ、いよいよ変身するとき」

 部屋に戻った奏楽、まずは服を身から離していく。Tシャツを脱ぎ、上半身をブラ姿にし、次はスカートと脱ぎ捨てる。スタンドミラーを見ながら、もうすぐBカップって胸からブラを外す。そして最後にパンツを体から離し、自分を見てつぶやいた。

「わたしってかなりイケるような気がする」

 いま、奏楽が顔を赤くしてイケているとか言ったのは……女子としてかわいいからナイスな女! というのではなく、女子としてそれなりだから男子になってもけっこうイケるはず! という妙な自信だってこと。

「由良は幼馴染みの悠人に気が合って、悠人も由良に気がある。でもいまはまだ恋人って宣言がされていない。だったらわたしが男子になって由良の巨乳を求めても、それは許されざる変則ストーリー。っていうか由良の巨乳史を友人として見つめてきたわたしも、由良の巨乳を求める資格はある」

 そんなことをつぶやいた奏楽、いよいよだ! と、全裸でキャンデーを手に取る。そして包みを解いて中にあったコーラキャンデーにしか見えないジャンボを口の中に入れた。

「むぐ……コーラ味……まさか、ここまで来て実はウソだったとか言わないよね? もしウソだったらあのドラッグストアに放火してやる」

 奏楽はキャンデーを舐めながら少し不安になる。

「む!」

 来た、突然に体がビリビリを感じた。奏楽は両目を大きく開いた次、これはたまらん! と両目を閉じて全身に力を入れた。

「うぁ!」

 グッと両手をにぎって天井を見上げた。そして違和感を覚えてからゆっくり眼前のスタンドミラーに目線を向けた。

「ぁ……あ……」

 見た、奏楽は見た、いや対面したというべきか、男子になった、それもイケメン男子になった自分自身って実体を。

「こ、これって……」

 まずはもうすぐBカップってふくらみがあった胸に両手を当てる。そして思う、ない、ない、体がちがう! と。

「あ、いや、こ、これは……」

 つぎに奏楽を顔面を真っ赤にて内股になる。するとどうだ、ドストレートって快感が発生。

「お、おチンチン……」

 イケメン男子になった奏楽、恥じらって内股になるが、それをやると睾丸を刺激し、それがさらに陰茎や鬼頭に快感を伝えてしまう。

「ちょ、ウソでしょう、こんなに感じやすいって、しかもこんなにキモチいいって」

 ブルブル震えながら生まれて初めて、しかも本来であれば決して体感する事のない男子の快感にはげしく戸惑う。

「と、とりあえずトランクスを」

 あらかじめ用意していたトランクスを穿いた。幸い勃起はしなかったが、あまりにも感じやすく、しかもそれが脳を歪めるような快感だと言う事にハァハァやって思う。

「こ、こんなに感じやすくてキモチいいなんて、これで射精したらどうなるの? すっごい楽しみ!」

 トランクスだけ身に着けているって格好で、イケメン男子になった自分を見る。そしてナルシスト的にっポッと顔を赤らめ左手をミラーに当てる。

「わたしってマジでイケメンじゃん。これだったら由良もポッとなるはず。だったらおっぱいに甘えさせて! とか、パイズリして! とかお願いしても心よく引き受けてくれるはず。由良の巨乳は我のモノ、甘えてやる、思いっきり甘えてやる!」

 うほ! っとひとりダンスするように盛り上がる奏楽だった。

「うぉ、すっごい身軽」

 上半身をイエローのTシャツで覆ったら、余計なモノがないというすっきり感を心地よいと思った。男子だから胸がない、胸がないのでブラなんて下着は必要なし。ただTシャツを纏うだけで後は自由に動けるというフィーリングに感動する奏楽。

「とにかくおチンチンを意識しなければすごい身軽。でもっておチンチンはあんなに感じやすくてめちゃくちゃキモチいい。男って得じゃん、絶対女より得じゃん」

 ジーンズを穿きながらノリノリの奏楽、早くも男子になった充実感を果汁を啜るように味わう。

「よし」

 奏楽はそっと部屋を出た。両親にはもう先持って「これから出かける」と変身する前に言っておいた。だから改めて声をかける必要はない。

(そーっと、そーっと)

 イケメン男子になった自分を親に見せて楽しもうって気は奏楽にはない。頭の中にあるのは男子として由良の巨乳に甘えパイズリしてもらう事のみ。

(よし、出た)

 外に出た、そして玄関のドアを静かに閉めてから、次に門の外に出た。そうして歩き出すと見慣れた世界の色が変わっているように見える。

「おぉ、男子の身軽さってすんばらしい!」

 くぅっとご満悦な顔を晴天の空に向ける奏楽。これより由良の待っている〇〇駅に向かうわけだが、早く由良の巨乳をおがみたいって100%ピュアな男子として歩く。そして男子らしくつぶやく。

「待ってろよ由良、いま迎えに行くぜぇ、由良の巨乳はおれのモノだぜぇ」
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