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正義の味方、パイ・マイ・ミー10
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正義の味方、パイ・マイ・ミー10
悠人は縛られたまま地べたに仰向けとなり、冷静っぽい面持ちで上半身ブラ姿の巨乳女子を見上げる。その表情はどこか落ち着いた感じだ。
「悠人、いまからわたしとセックスするわよ」
プリンがいざ出陣! 的なオーラが背中に両手を回すと、悠人はとっても冷静な声でそれにストップをかけた。
「いまはブラジャーを外さないで欲しいです」
「はぁ? こっちはもうやる気マンマンだから、いまさら逃げられると思わないで」
「そうじゃないです、いまブラジャーを外して巨乳を出されてもカンゲキがほとんどないわけで、すごく勿体ないって事を伝えたいのです」
「カンゲキ?」
プリン、背中のホックをつかんだところで動きを止めた。
「ん?」
プリンは床に転がって自分を見上げている悠人に目をやる。そして思った……言われてみれば……さっきまでと何かがちがっているような気がすると。
「悠人、なんか冷静っぽくない? さっきまでの恋に狂って暴走する機関車みたいな感じはどこに行ったの?」
「いまは機関車になれないです」
「なんで!」
「だ、だって……」
「言いなさい、言わないと全裸でつるし上げとかしちゃうわよ」
「いまは賢者モードなんです」
「賢者モード?」
一瞬なんの事かと思った。だが次の瞬間、プリンはハッと思い出した。
(そういえば聞いた事がある。男は射精すれば強烈な快感を得てきれいに満たされると。そして満たされると打って変わってかしこい生物になり、しばらくは性欲から解放されクリーンな状態だと。なんだそれとか思っていたけれど、いまの悠人はそれ? なんかそういう気がする)
そこでプリン、悠人の横にしゃがみ込む。そして自分を見つめる悠人が、蒸気機関車ではなく大げさに言えば霊柩車みたいな感じだって思ったりする。
「悠人、いま……ブラ姿のわたしを見ても、この谷間を見てもドキドキとかしないの?」
「することはするんです。甘えてみたいなぁとか、そんな風にだって思っちゃうんです」
「じゃぁ、どうしてさっきとちがって冷静なの? まるで骨のない魚みたいだよ」
「そ、それは……勃起しないから」
「む……ぅ……」
悠人のトランクスに目をやると、たしかに勃起はしていない。静まり返った夜の街という表面みたいな感じが漂う。
「で、でも……」
「でも?」
「お姉さんのブラジャー姿はとても魅力的です」
「そんなこと言われたらいつまで経ってもブラを外せなくなるじゃんか」
高ぶりを削がれて拗ねたプリン、上半身はブラ姿のまま悠人の横に座り込んだ。
「悠人、賢者モードってどのくらい続くの?」
「それは断言はできませんけれど……」
「いま、わたしがブラを外しても勃起はしない?」
「はい、しないです」
「じゃぁ……3、40分くらい待つわ」
「え、この縄を外してくれないんですか?」
「外したら逃げようとするでしょう」
「ぅ……それはまぁ……だってこの展開で逃げなかったら逆にこっちが腹黒いって事にされちゃうじゃないですか」
「とにかくこっちにだって女の意地があるの。もう何がなんでも悠人と愛し合うから。そして絶対にわたしの中で射精させるから」
プリンは悠人の賢者モードが解除されるまでは待つとし、悠人が通常とか愚者ってモードに戻ったら今度は自分の中にペニスを迎え入れるのだってキモチをしっかり高めておくのだった。
一方その頃……悠人の家では息子の帰りが遅いってことで親が少し心配し始めていた。でもってその事は隣家の娘にも伝わる。
「悠人、なんで電話に出ない!」
晩ごはんを終えてマイルームにいる由良、悠人のスマホがつながらないって事にFカップのふくらみをイライラさせる。
「ウォーキングやって、帰ってきたら軽い読書をやってとか色々思っているのに、悠人が心配で何にも出来なくなるじゃんか」
由良にとって悠人はやさしい男子であり、決して不良に走れるタイプではない。数人とツルんで楽しむというタイプでもない。ひとり自分の世界に入る方を選びたがるタイプ。
「イライラしていると美容に悪いしなぁ。夜の散歩とかやるなら今のうちだから歩こう」
由良は言いながらTシャツの上にリネン半袖シャツジャケット(ややゆったりめ)をはおる。これは夜に出る時は巨乳ってふくらみをできるだけ隠すための何気ない工夫。
「でもって、いまのわたしにとっては必需品と」
普段の大部分ではできない指輪をかける。エロと自由の精神を守るためのパイ・マイ・ミーに変身するためのアイテムだ。まだ戦闘などはした事はないが、変身すれば空を飛べるので、ずっと指にかけておきたいと思わずにいられない。
「ちょっと散歩に行ってくる」
言って由良は星空の外へ出る。宇宙の子どもたる星と、地球の彼女たる月がそれぞれかがやきファンタジーって表現にしびれる空だ。
「ったく、悠人……なんで電話に出ないの、後で説教してやる」
スマホを持ち幼なじみを心配ながら散歩を開始する由良だった。
悠人は縛られたまま地べたに仰向けとなり、冷静っぽい面持ちで上半身ブラ姿の巨乳女子を見上げる。その表情はどこか落ち着いた感じだ。
「悠人、いまからわたしとセックスするわよ」
プリンがいざ出陣! 的なオーラが背中に両手を回すと、悠人はとっても冷静な声でそれにストップをかけた。
「いまはブラジャーを外さないで欲しいです」
「はぁ? こっちはもうやる気マンマンだから、いまさら逃げられると思わないで」
「そうじゃないです、いまブラジャーを外して巨乳を出されてもカンゲキがほとんどないわけで、すごく勿体ないって事を伝えたいのです」
「カンゲキ?」
プリン、背中のホックをつかんだところで動きを止めた。
「ん?」
プリンは床に転がって自分を見上げている悠人に目をやる。そして思った……言われてみれば……さっきまでと何かがちがっているような気がすると。
「悠人、なんか冷静っぽくない? さっきまでの恋に狂って暴走する機関車みたいな感じはどこに行ったの?」
「いまは機関車になれないです」
「なんで!」
「だ、だって……」
「言いなさい、言わないと全裸でつるし上げとかしちゃうわよ」
「いまは賢者モードなんです」
「賢者モード?」
一瞬なんの事かと思った。だが次の瞬間、プリンはハッと思い出した。
(そういえば聞いた事がある。男は射精すれば強烈な快感を得てきれいに満たされると。そして満たされると打って変わってかしこい生物になり、しばらくは性欲から解放されクリーンな状態だと。なんだそれとか思っていたけれど、いまの悠人はそれ? なんかそういう気がする)
そこでプリン、悠人の横にしゃがみ込む。そして自分を見つめる悠人が、蒸気機関車ではなく大げさに言えば霊柩車みたいな感じだって思ったりする。
「悠人、いま……ブラ姿のわたしを見ても、この谷間を見てもドキドキとかしないの?」
「することはするんです。甘えてみたいなぁとか、そんな風にだって思っちゃうんです」
「じゃぁ、どうしてさっきとちがって冷静なの? まるで骨のない魚みたいだよ」
「そ、それは……勃起しないから」
「む……ぅ……」
悠人のトランクスに目をやると、たしかに勃起はしていない。静まり返った夜の街という表面みたいな感じが漂う。
「で、でも……」
「でも?」
「お姉さんのブラジャー姿はとても魅力的です」
「そんなこと言われたらいつまで経ってもブラを外せなくなるじゃんか」
高ぶりを削がれて拗ねたプリン、上半身はブラ姿のまま悠人の横に座り込んだ。
「悠人、賢者モードってどのくらい続くの?」
「それは断言はできませんけれど……」
「いま、わたしがブラを外しても勃起はしない?」
「はい、しないです」
「じゃぁ……3、40分くらい待つわ」
「え、この縄を外してくれないんですか?」
「外したら逃げようとするでしょう」
「ぅ……それはまぁ……だってこの展開で逃げなかったら逆にこっちが腹黒いって事にされちゃうじゃないですか」
「とにかくこっちにだって女の意地があるの。もう何がなんでも悠人と愛し合うから。そして絶対にわたしの中で射精させるから」
プリンは悠人の賢者モードが解除されるまでは待つとし、悠人が通常とか愚者ってモードに戻ったら今度は自分の中にペニスを迎え入れるのだってキモチをしっかり高めておくのだった。
一方その頃……悠人の家では息子の帰りが遅いってことで親が少し心配し始めていた。でもってその事は隣家の娘にも伝わる。
「悠人、なんで電話に出ない!」
晩ごはんを終えてマイルームにいる由良、悠人のスマホがつながらないって事にFカップのふくらみをイライラさせる。
「ウォーキングやって、帰ってきたら軽い読書をやってとか色々思っているのに、悠人が心配で何にも出来なくなるじゃんか」
由良にとって悠人はやさしい男子であり、決して不良に走れるタイプではない。数人とツルんで楽しむというタイプでもない。ひとり自分の世界に入る方を選びたがるタイプ。
「イライラしていると美容に悪いしなぁ。夜の散歩とかやるなら今のうちだから歩こう」
由良は言いながらTシャツの上にリネン半袖シャツジャケット(ややゆったりめ)をはおる。これは夜に出る時は巨乳ってふくらみをできるだけ隠すための何気ない工夫。
「でもって、いまのわたしにとっては必需品と」
普段の大部分ではできない指輪をかける。エロと自由の精神を守るためのパイ・マイ・ミーに変身するためのアイテムだ。まだ戦闘などはした事はないが、変身すれば空を飛べるので、ずっと指にかけておきたいと思わずにいられない。
「ちょっと散歩に行ってくる」
言って由良は星空の外へ出る。宇宙の子どもたる星と、地球の彼女たる月がそれぞれかがやきファンタジーって表現にしびれる空だ。
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スマホを持ち幼なじみを心配ながら散歩を開始する由良だった。
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