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正義の味方、パイ・マイ・ミー12

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正義の味方、パイ・マイ・ミー12

「む!」

 いま、夜の散歩をしていた由良が立ち止まった。なぜか理由はわからないが、もしかすると指輪をつけているゆえなのか、ハッキリと感じた。

「悠人がピンチになっている?」

 中1でFカップの巨乳女子、幼馴染みでおっぱい星人の男子が危機的な状況にあると豊かな胸に感じたのだった。

「ん!」

 立ち止まりくぅっと両目を閉じて意識を集中指せる由良、すると悠人の存在を感じ取れるという気がしてきて、悠人のいる場所にたどり着けそうとキモチが高ぶってきた。

「悠人を助けないと」

 由良、夜空の美人たる月を見上げながら、デュワ! っとかけ声を出し両腕を左右に振った。するとどうだ、由良の格好の服装が変わったではないか。

 上は薄手ミリタリージャケット、中はVネックの白Tシャツで豊かさと同時に、プクッとやわらかい谷間がばっちり、そして下はミリタリーパンツ。まさに戦いのマインド具現化という見た目。

「悠人を助けるのはわたししかいない」

 両手を握った由良、左手の方を額の辺りに持っていくと両目を閉じて体にグッと力を入れる。それから顔を上に夜空を目にして叫んだ。

「パイ・マイ・ミ―」

 そしてグワっと下から上に進む竜巻のごとく星空へと勢いよく舞い上がる。

「ぬわぁ」

 ギュィーン! っと夜空に待って踊るように体を動かす由良、やはり飛べるのは最高だと酔いたくなったものの、いまは愛しの悠人を助けるのが先だと自らに言い聞かせる。

「悠人、いま行くよ、わたしがたすけるよ!」

 こうして正義の味方となった由良、悠人を感じるという方向へ飛んで突き進んでいく。

 一方その頃、床に転がり震えながら……超ヌルヌルのペニスを片手でだけつかみながら、ハァハァと苦しそうに息を切らしている悠人、プリンという巨乳女子がG80ってサイズのフルカップをハラっと落としたのを見上げる。

 ボワン! って音がギュウっと詰まったようなダイナマイト美巨乳がそこにある!

「はぅ!」

 プリンの豊満な乳房を目にすると、悠人は限界ギリギリなペニスを扱きたくなる。扱けばもう楽になれる、そのまますぐ射精してしまうだろうから。

「悠人、まだだよ、ひとりで射精したら絶対に許さないからね」

 豊かなふくらみをフルフルっと揺らしながら、プリンは急いでスカートを脱ぐ。そしてつぎにはパンツを脱ぐのだが、生まれて初めて……以前の自分が忌み嫌っていたのと同じ感情を抱いていた。

 愛し合いたい、キモチよくなりたい、そんな欲望で動く人間は低レベル生命体! ときびしく見下して来た。そんなプリンが今、悠人のペニスを受け入れてえ愛し合いたいと疼いている。

「悠人」

 全裸になった巨乳女子、いよいよと震える悠人を見下ろす。

「お、お姉さん……ほ、ほんとうに……」

「ここまで来て冗談ですとか言うわけないでしょう。本気だから、本気でセックスするから」

 ゆっくりと少年に近づく女子。もう今夜は寝かさないからね! と気合のオーラを立てまくっている。

 だがこのとき、突如として倉庫の天井に何かが激突したようなすごい音が発生。それはとても無視できるモノではなかったので、プリンも悠人も当然意識と目がそっちに向く。

「ちょっとハデにやりすぎちゃったかな……」

 由良、穴の開いた天井を見てちょっと反省! それから顔を前に向けてぎょっとした。

「な、な、な……」

 由良が見たモノ、それは自分の姉みたいな巨乳女子が全裸で立っているって事と、いとしの悠人が縛られ下半身を露出して床に転がり……勃起したおチンチンを出して苦悩しているって絵。

「あなたはいったい誰ですか!」

 由良、クッと赤い顔に怒りを込めて見知らぬ巨乳女を指さす。

「天井を突き破った? 空を飛んできたの? だったらあなた……パイ・マイ・ミーなのね?」

 全裸のプリン、由良に目をやり……小学6年生? とか言ってみる。

「ちがいます、もう中1です。子ども扱いしないでください」

「中1も小6も変わらないでしょう……」

 しかしプリン、由良の胸を見て……とっても小さな声で、以前の自分を見ているようなキブンになるわとか言ってから、デュワ! っとかけ声と共に両腕を左右に振る。するとどうだ、脱ぎ捨てていた下着にセーラー服がすべて元通りになった。

「ふ、服が……お姉さんは一体」

「わたしはダーク・パイ・マイ・ミ―に属するモノ。下品を嫌う正義の味方よ」

「はぁ? どこが正義なんですか? どこが下品を嫌うなんですか? とてつもなく下品な光景を作っているくせに」

「く……」

「お姉さんは悪者だと認識しました。これより正義の名にかけて成敗します」

「悪者? わたしが悪者!?」

 プリンはここで初めて紫色なショックを受けた。これまでずっと正義と思ってやってきた自分が、悠人という少年に心を引っ張られたあげく、一回くらい素直になってみたいと思ったら悪者扱いされた。それはけっこう哀しくてつらい感情を誘う。

「あなたの名前は?」

「由良です」

「由良、あなたはいったい何しに来たの?」

「悠人を助けにきたんです」

「あなたがなんで悠人を助けるの? 助ける理由ってなに?」

「わたしは悠人の幼なじみです」

「幼なじみ……」

「それに……」

「それに? なに?」

「両想いであり、近い将来には愛し合うべく存在なんです、悠人にはわたししかいません」

「く……ぅ」

 プリンの胸に沸くもの悲しさ、悪者扱いされたあげく、悠人をモノにできないって流れに対して怒りを覚えずにいられない。

「悠人はわたしがもらうわ」

「はい?」

「由良はまだ恋愛なんかしなくていい。だから悠人はわたしが引き受ける」

「そんなことは絶対に認められません。お姉さんを成敗しなきゃいけないってキモチが固まりました」

 由良、背中からスーッと日本刀を取り出す。そしてボッとローズグレイのオーラを立てる。

「ふん、年下の子ども巨乳に負けないわ。教えてあげる、年頃巨乳のつよさを!」

 プリンも日本刀を手に持った。そしてボッとオーラを立てたというだけでなく、髪の色も金色に変わったのだった。
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