中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ

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46・夏海休み明けがイヤだぁ……光、たすけて

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 46・夏海休み明けがイヤだぁ……光、たすけて


「やだぁ……」

 朝起きた時、わたしはそうぼやいた。だってさぁ、両目が開いたその瞬間、すっごいイヤな空気が見えるから。夏休みは終わりました。もう時は憂鬱な平日だってメッセージが部屋のあっちこっちに散りばめられているから。

「学校……行きたくないよぉ」

 わたしはのっそり起き上がると、着替えという行為の消化に時間がかかってしまう。それでもこの美巨乳ってふくらみをブラにしっかり収納して整えるって手間は怠らないんだけれどね。

「あぁ……」

 部屋を出て階段を降りていくと、夏休み中とはちがう居間や台所がある。制服姿のわたしを早く朝ご飯を食べて学校へ行け! と追い出す気に満ちているね。

「マリー、憂鬱そうだねぇ」

 お祖母ちゃんがわたしの顔を見て、よしよしって慰めるような表情を作ってくれる。

「お祖母ちゃん……」

「ん?」

「憂鬱な時ってどうしたらいいの?」

「気合で乗り切る! だね」

「うわぁ……」

 そうだよねぇ、なんせお祖母ちゃんは合気道の超達人であり、日本で一番つよい女って称号も手にした人だもんね……と思うしかなく、わたしの憂鬱を和らげるってオチにはならない。

「あぁ……」

 家を出たら日常って無慈悲な空気が顔面に刺さる。いやだ、学校に行きたくないという思いばかりがダンスする。

「とりあえず……急がないと」

 光といっしょに登校するんだ、待ち合わせしているんだ、そこに到着するまでにキモチを切り替えないと……と思ったけれど、憂鬱モードのままバス停に到着してしまう。

「おはようマリー」 

 光はにっこりさわやかな笑顔を見せてくれた。

「おはよう……」

 わたしは朝から元気のない顔を見せる彼女はよくない! と自らに言い聞かせたけれど、どうしたって沈んだ状態から抜けられない。

「ねぇ、光……」

「なに?」

「なんで光はさわやかなの? 憂鬱にならないの? 夏休みが終わって悲しいと思わないの?」

「思うけれど……でもまぁ、マリーみたいにはならない」

「なんで? わたしと光にどのような違いがあるの?」

「ん……ちがいっていうか、多分それはマリーが悪いのではなくて、おれの生活に問題があったから、逆に助かっているって事かも」

「生活に問題? なんか変な事をしたんじゃないでしょうね」

「ち、ちがうし、そうじゃなくて……基本的にはヒマさえあれば小説ばっかり書くからあんまり普段と変わらなくて、夏休みの終わりと平日始まりって境目を消しやすいというかあんまり意識しないで済むというか」

「あぁ、そうか……そういうことか。光はがんばるからいいよね、うん、わたしは……がんばる光が好きだよ」

 あぁ、ダメだ……わたしは光の話を聞いて感動してもまだ浮上できない。今のわたしは沈むしかできない絶体絶命の潜水艦かもしれない。

「でもさ……」

 ここで光が立ち止まってわたしを見る。その表情はやんわりという表情の中に、ちょっとした想いを込めている感じだ。だから沈んでいるわたしも気になるわけで、少しは胸をつつかれる。

「な、なに?」

「その……」

「言って! 言わないとひどいぞ」

「夏休みはさ、平日とちがってマリーと会える時間が減るから、だから逆に言えばマリーと会える時間が増えるから平日を前向きに歓迎できるって、ま、まぁ……そう言いたかった」

 光はテレくさそうに笑って頭をかいたけれど、そのセリフと笑みがわたしの巨乳って胸に突き刺さる。そうして沈んでいた状態が突然にV字回復になったと全身で感じる。

「そうか、光はわたしに会えてうれしいか」

「う、うれしいけれど?」

「光は甘えん坊だもんね、甘えん坊!」

「う、うるさいな……」

「ほら、甘えん坊な光にやさしく腕組みしてあげてもいいよ?」

「い、いらない、甘えん坊とか言うな」

 わたしはこんなやり取りをしながらすっかりいい状態になっていた。そして光って彼氏がいてよかったっと朝から全力でのろけてしまった。
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