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65・萌えゲーも大事な勉強になるってか……2
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65・萌えゲーも大事な勉強になるってか……2
さて、あっという間という感じで時間は流れ学校が終了。わたしは光との帰り道にてさっそくゲームを教えるようにと切り出した。
「今朝までハマっていたのは「ぼくと彼女の甘いサンドイッチメモリアル」という名前のゲーム」
「ちょっと待って」
わたしは公園の中に入ったら、光が言ったタイトルをスマホで検索してみた。するといかにも萌えよのぉ! って感じの絵がバーン! と登場した。
「なんか絵はかわいいと思うけれど、キャラが多くない?」
「うん、全員で15人いるから」
「えぇ……」
「主人公の夏海が一番落としにくいんだ。今朝までかかってやっと落とせたんだ」
光はちょっと鼻の下を伸ばしながら言う。その顔は明らかに夏海とかいうキャラを気に入っているってことだ。
「夏海ってどのキャラ?」
「この子」
「むっ!」
わたしは大勢いるど真ん中の夏海を見た後、画面上にあるキャラ紹介のボタンを押した。そして夏海というキャラのイラストと設定へ同時に目をやる。
「夏海ってわたしに少し似てない?」
「あ、あぁ、なんか似てるといえば似てるかな」
「中2でおっぱい94cmでFカップとか、これってわたしの1年後設定そのものじゃんか」
「ま、まぁ、マリーも夏海もどっちも巨乳だから……でも夏海は手ごわいけれど性格は悪くないんだ。だから落として結ばれた時はめっちゃハッピーでめっちゃ萌え!」
「光、ちょっと、ちょっと」
「な、なに?」
わたしはここで光の頬を思いっきりつねり上げてやる。そうせずにはいられなかったのでありますよ。
「いてて……なにするんだよ!」
「わたしって巨乳な彼女が現実にいるのに、なんで夏海ってゲーキャラ巨乳にデレデレするんですかぁ? まったくもう!」
「それとこれとは話がちがうっていうか……別だし」
「まぁ、それはわかってるけどさ、つねりたかったんだ」
「ひど……」
「で、そんなにおもしろいの?」
「奥が深いんだよ、この萌えゲーは」
「光がそんなに言うならわたしもやってみる。で、これってウィッチでできるの?」
「これウィッチ専用ゲームだから」
「クリアした? うん、今日の夏海クリアで全員落としたから」
「じゃぁソフトを貸してもらえますか?」
「もちろん! マリーとゲームの語り合いとかしてみたいし」
「言っとくけれど、わたし萌えゲーとかそんなに興味ないから。でもってやってみて全然面白くなかったら、光って最低……という評価を下すからね」
「えぇ……」
とまぁ、こんなやり取りをしてわたしは光から萌えゲーのソフトを借りるに至った。萌えゲーなんて……って気がしつつ、彼氏と同じたのしみを共有出来たらいいよなぁって思いもあってプレイする事にした。
「さてと……」
帰宅して着替えたら、わたしはゲーム機をもってベッドの上に座り込んだ。
「えっと……プレーヤーの名前は? ってマリーにするとおかしいかな。ここはマリオにしておくか」
そんな感じでゲームをやり始めてみると、ショートヘアーでオレンジ色の髪して巨乳ってヒロインが登場した。
「おぉ、おまえが夏海、巨乳女子……わたしのモノマネ」
ここでわたしは画面に出た選択肢というのを見て、そりゃぁどう考えてもいっしょに帰ろうと誘うっきゃないなとチョイス! すると夏海は信じられないセリフを吐いた。
―はぁ? いっしょに帰ってイチャラブしてる! とか言われたらどうするの? そんなの最低じゃんー
「おまえ! なにそのムカつく態度、夏海、おまえ許さない、こうなったら絶対落としてやるから」
わたしはやり始めてすぐ火が付いた。光は他の女子から攻めた方がいいと言ったけれど、わたしはこの夏海という巨乳女子を落として我が物にするのだとマジで一本気合が入ってしまったんだ。
さて、あっという間という感じで時間は流れ学校が終了。わたしは光との帰り道にてさっそくゲームを教えるようにと切り出した。
「今朝までハマっていたのは「ぼくと彼女の甘いサンドイッチメモリアル」という名前のゲーム」
「ちょっと待って」
わたしは公園の中に入ったら、光が言ったタイトルをスマホで検索してみた。するといかにも萌えよのぉ! って感じの絵がバーン! と登場した。
「なんか絵はかわいいと思うけれど、キャラが多くない?」
「うん、全員で15人いるから」
「えぇ……」
「主人公の夏海が一番落としにくいんだ。今朝までかかってやっと落とせたんだ」
光はちょっと鼻の下を伸ばしながら言う。その顔は明らかに夏海とかいうキャラを気に入っているってことだ。
「夏海ってどのキャラ?」
「この子」
「むっ!」
わたしは大勢いるど真ん中の夏海を見た後、画面上にあるキャラ紹介のボタンを押した。そして夏海というキャラのイラストと設定へ同時に目をやる。
「夏海ってわたしに少し似てない?」
「あ、あぁ、なんか似てるといえば似てるかな」
「中2でおっぱい94cmでFカップとか、これってわたしの1年後設定そのものじゃんか」
「ま、まぁ、マリーも夏海もどっちも巨乳だから……でも夏海は手ごわいけれど性格は悪くないんだ。だから落として結ばれた時はめっちゃハッピーでめっちゃ萌え!」
「光、ちょっと、ちょっと」
「な、なに?」
わたしはここで光の頬を思いっきりつねり上げてやる。そうせずにはいられなかったのでありますよ。
「いてて……なにするんだよ!」
「わたしって巨乳な彼女が現実にいるのに、なんで夏海ってゲーキャラ巨乳にデレデレするんですかぁ? まったくもう!」
「それとこれとは話がちがうっていうか……別だし」
「まぁ、それはわかってるけどさ、つねりたかったんだ」
「ひど……」
「で、そんなにおもしろいの?」
「奥が深いんだよ、この萌えゲーは」
「光がそんなに言うならわたしもやってみる。で、これってウィッチでできるの?」
「これウィッチ専用ゲームだから」
「クリアした? うん、今日の夏海クリアで全員落としたから」
「じゃぁソフトを貸してもらえますか?」
「もちろん! マリーとゲームの語り合いとかしてみたいし」
「言っとくけれど、わたし萌えゲーとかそんなに興味ないから。でもってやってみて全然面白くなかったら、光って最低……という評価を下すからね」
「えぇ……」
とまぁ、こんなやり取りをしてわたしは光から萌えゲーのソフトを借りるに至った。萌えゲーなんて……って気がしつつ、彼氏と同じたのしみを共有出来たらいいよなぁって思いもあってプレイする事にした。
「さてと……」
帰宅して着替えたら、わたしはゲーム機をもってベッドの上に座り込んだ。
「えっと……プレーヤーの名前は? ってマリーにするとおかしいかな。ここはマリオにしておくか」
そんな感じでゲームをやり始めてみると、ショートヘアーでオレンジ色の髪して巨乳ってヒロインが登場した。
「おぉ、おまえが夏海、巨乳女子……わたしのモノマネ」
ここでわたしは画面に出た選択肢というのを見て、そりゃぁどう考えてもいっしょに帰ろうと誘うっきゃないなとチョイス! すると夏海は信じられないセリフを吐いた。
―はぁ? いっしょに帰ってイチャラブしてる! とか言われたらどうするの? そんなの最低じゃんー
「おまえ! なにそのムカつく態度、夏海、おまえ許さない、こうなったら絶対落としてやるから」
わたしはやり始めてすぐ火が付いた。光は他の女子から攻めた方がいいと言ったけれど、わたしはこの夏海という巨乳女子を落として我が物にするのだとマジで一本気合が入ってしまったんだ。
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