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惨めなエリスは多貴に賭けてみようかな……と思ったりする
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5・惨めなエリスは多貴に賭けてみようかな……と思ったりする
「こほん! では話をさせてもらうわね」
エレガントなフンイキに満ちた喫茶の中、天国を思わせるような白くきれいなテーブルにコーヒーだのジュースだのが置かれたら、多貴の向かいに座るエリスが事情というのを語りだした。それは多貴にとってはしっかり聞くだけの価値が十分にある内容だった。
「わたしの名前はエリス・オシトヤカ・ジャンで21歳。多貴が先に遭遇したポニーはわたしの妹で18歳。で、先に言っておくと、わたしの隣にいるホリーは18歳で、ポニーの横にいたエリー22歳の妹。で、軽くまとめるとわたしとポニーは親の財産を受け継いだ姉妹。エリーとホリーは親がジャン家と交流があったので、わたしたち姉妹のずっと横にいた。そして5年ほど前にエリーとホリーの両親は病気で亡くなってしまい、以来ずっとジャン家の城で暮らしてきた。つまりエリーとホリーはわたしとポニーにとっては幼馴染みであって付き人で家族の一員みたいなわけね」
みんなお姫さま……ですか? と言いかけたが、ひとまずは口を結びゆっくり丁寧に語るエリスを見つめる事に集中しようとする多貴だった。もっともエリスがかなりのグラマーさんなので、ふっくらやわらかそうって部分に目が引っ張られドキドキしてしまう。するとテーブルの下でホリーに足を蹴られたりしてしまう。
「あいてて……あ、あのちょっといい?」
声を出してしまったついでにと、多貴は仕方なくひとつ質問させてもらう事にした。ジャン家の親も死んだの? と、素朴な疑問を投げかける。
「父は死んだけど母は生きてる。もっとも……ポニーが幽閉しちゃっているけどね」
「ゆ、幽閉?」
「ポニーは……妹はほんとうはすごくいい子。まちがいなく姉のわたしより行動力とか勇気がある。で、健全な心はつよい肉体に宿るという父の教えにすごく忠実だったから、剣術の腕前はおそろしくハイレベル。それでいてけっこうきれいな心を持っていて、幼馴染みのエリーとか同性とつるんでばかりいたから男がキライってタイプになってしまった。父が死んで母を幽閉した後、女優先の世界を作るんだってポニーが国のトップになったのがつい最近の事って話なの」
少しずつレンガがボロボロっと崩れるような感じで、まったく見えなかった話がチラチラっと見え隠れし始めたように思えた。でもやっぱりわかんないや! ということで、多貴はエリスに再び質問した。
「で、でも……お姉さんだったら、なんできみはここにいるの?」
「それは……ポニーに追い出されてしまったから」
「お、追い出される? ケンカしたとか?」
「そういうことではなく……別につよくならなくてもいいでしょうって、そういう考えで生きていたわたしが見限られちゃって話」
「え?」
「わたし……王家の娘だからうつくしさとかエレガントとか教養とか心の余裕とか、そういうのがあればいいとしか思わなかった。肉体の強さなんて、そんな粗野みたいなモノは女にいらないと思っていたの。つまり今に思うと……健全な心とつよい肉体の形成を軽んじていたって事かな……ポニーに言わせればすごい不精者で、その心はきれいなようで実は汚れているって話」
「そ、そうなの……でも追い出されたら困るんじゃ……」
「そうね……ただわたしを追い出すにあたって、ポニーは父から譲り受けた財産の多くをわたしにもくれた。湯水の如く無駄遣いしても500年は遊んで暮らせるくらいのお金をもらったわ。そういうのって妹のやさしさなんだよね」
「ご、500年遊んで暮らせる……」
「で、もう一つ言うとエリーの妹であるホリーは、ポニーの命令でわたしの付き人と護衛を担当してくれている。この子もかなり強いし、100年遊んで暮らせるくらいのお金を渡してあるというから、なんだかんだ言ってもポニーは姉思いの妹なんだ」
ここまで落ち着いた声で語っていたエリスだが、困った……と言いた気に顔を赤らめて城に戻りたいけど戻れないとつぶやく。
「なんで戻れないの?」
「戻りたいならいつでも戻ってこいってポニーは言うけど、その条件として妹と戦い見返さなきゃいけないの。今まで体を鍛えるだの何にもしてこなかったわたしとしては、そんなの到底ムリって話」
「あぁ……」
エリスのため息に多貴が同調すると、場の空気はズズーンって音を立てて沈んだ。ここは一流ホテル内の喫茶店なのだが、病院の中ですか? って突っ込みたくなるくらい暗いフンイキになっていく。
「あ、そうそう多貴」
重い空気を打破するためホリーが口を開く。妹を取られてしまったという話を、ゆっくり丁寧に語るべしと促した。
「なんていうか……すべてがいきなりでわけがわからなくて……」
多貴はコーヒーをズズっとすすった後、妹と夜のランニングに出た結果が今であると説明をやり始める。一方その話を聞くホリーは腕組みをし、それは妹を取られても仕方ないねぇとつぶやいたりした。そうかもしれないわねとエリスもやれやれって顔で軽く頭を書いたりするのだった。
「ポニーはかわいくてしっかり者とかつよいって同性が好みなんだよね。多貴の妹はそういう女子なんだね。ポニーが自分の母を幽閉するのは、女は別に強くなくてもいいって考えの人だったから。ポニーは以前わたしに言ったことがある。女が弱い世の中は健全にはなれないって」
物思いにふけるような顔で説明したホリーだったが、ふっと大いなる疑問というのを多貴にぶつけた。
「多貴の妹、詩貴? 話を聞くとしっかり者で魅力的だと思うんだけど、なんで? そんな妹がどうして多貴みたいなだらしないやつに心酔するの? だって……多貴ってがんばるって事を放棄した、生きるよりも死を選んだほうがお得って感じにしか見えない男じゃんか」
ホリーは極めて素朴な顔で言い放つが、言われる多貴はたまらず左胸に手を当て苦悩する。まるで短剣が突き刺さったみたいだと顔色を悪くしてしまう。
「つまりその……それは……」
ぜーぜー息を切らしながら、多貴は自分たち兄妹の事情を語りだした。ほんとうはあまり喋りたくないと思っているのだが、この流れでは言わざるを得ないと覚悟を決めたようだ。
「その……こういうぼくでも以前は、一応……運動神経バツグンで行動力ビシバシでそれなりにハンサムだったというか……」
ハハっと苦笑しながら多貴が見てみると、エリスはジーっと真剣に耳を傾けているが、ホリーの方は顔面を疑問形に歪めて隠さない。
「いやその……自分でもこんな風になるとは思わなかったんだ。ぼくはただ……自分は無敵で余裕な男って……ちょっと油断しただけ。運動をサボっても寝そべっても、すぐに復活するって思っただけ。だけどその……15歳くらいかな、その辺りから段々落ちぶれて、気がついたら肥満になっていて……」
ここで多貴はコーヒーを飲み干してから、お代わりさせてとエリスに頼んでから店員に再注文。そしてあたらしいコーヒーが来たら、よりいっそう胸がつらくなるって話をスタートさせる。
「妹は……詩貴は……昔からぼくの事を尊敬みたいな目で見ていて、万能とか優秀な兄だって誇っていた。いつもその……うちのお兄ちゃんは最高だから! ってふつうに言い切るような妹だったんだ。だからその……ぼくがこんな風に落ちぶれてしまっても、前みたいに戻ってくれると応援してくれていている。わかってるんだ、ふつうだったらこんな風になったらキツい事を言われるんだろうし、近づくな! って目を向けられてもおかしくない。でも詩貴は……ぼくといっしょに走ったりしてくれる。それなのにぼくは、そういうのを時々ふっとうざいとか思ったりしてしまって」
多貴が話をしながら憂鬱って青色に落ち込むと、腕組みをしたホリーがやれやれと呆れた声で言い放つ。
「うわぁ、多貴ってサイテー。ステキな妹の心を裏切ったりしてマジクソ。もう復活とかしなくていいからさ、妹のために早くあの世に逝っちゃえば?」
「ぅ……」
ズキン! と胸に痛みを感じうつむいてしまう多貴。かっこうわるい、ダサい、ひどい、ろくでなし、サイテーな兄、妹にあやまれ! なんて、どこからともなく声が聞こえてくるように思えた。
すると黙って聞いていたエリスが軽く身を乗り出す。ホリーとちがい実にやさしく、まるで相手をやわらかく包み込むような目で多貴に言った。
「15歳くらいまではすごかったんだ?」
「まぁ……自分はその気になればいつだってスーパーマンみたいな、そんな風に思ったことがあったかも」
「話を聞く限り多貴の妹さん、詩貴は健気。そんな風にさせた昔の多貴はさぞやすごかったのかな? とわたしは思った。そしてもうひとつ、そんなにすごかったのなら、多貴に賭けてみたいなって思った」
「賭けるってなに?」
「多貴……14か15歳歳くらいに若返って! そしてわたしがポニーと戦って勝利することに手伝って」
それはいきなり発せられたとんでもない申し出だった。向き合う多貴はアタマがついていかずボーッとなり、エリスの隣にいるホリーは両目を大きく開いたままワナワナと震えるのだった。
「こほん! では話をさせてもらうわね」
エレガントなフンイキに満ちた喫茶の中、天国を思わせるような白くきれいなテーブルにコーヒーだのジュースだのが置かれたら、多貴の向かいに座るエリスが事情というのを語りだした。それは多貴にとってはしっかり聞くだけの価値が十分にある内容だった。
「わたしの名前はエリス・オシトヤカ・ジャンで21歳。多貴が先に遭遇したポニーはわたしの妹で18歳。で、先に言っておくと、わたしの隣にいるホリーは18歳で、ポニーの横にいたエリー22歳の妹。で、軽くまとめるとわたしとポニーは親の財産を受け継いだ姉妹。エリーとホリーは親がジャン家と交流があったので、わたしたち姉妹のずっと横にいた。そして5年ほど前にエリーとホリーの両親は病気で亡くなってしまい、以来ずっとジャン家の城で暮らしてきた。つまりエリーとホリーはわたしとポニーにとっては幼馴染みであって付き人で家族の一員みたいなわけね」
みんなお姫さま……ですか? と言いかけたが、ひとまずは口を結びゆっくり丁寧に語るエリスを見つめる事に集中しようとする多貴だった。もっともエリスがかなりのグラマーさんなので、ふっくらやわらかそうって部分に目が引っ張られドキドキしてしまう。するとテーブルの下でホリーに足を蹴られたりしてしまう。
「あいてて……あ、あのちょっといい?」
声を出してしまったついでにと、多貴は仕方なくひとつ質問させてもらう事にした。ジャン家の親も死んだの? と、素朴な疑問を投げかける。
「父は死んだけど母は生きてる。もっとも……ポニーが幽閉しちゃっているけどね」
「ゆ、幽閉?」
「ポニーは……妹はほんとうはすごくいい子。まちがいなく姉のわたしより行動力とか勇気がある。で、健全な心はつよい肉体に宿るという父の教えにすごく忠実だったから、剣術の腕前はおそろしくハイレベル。それでいてけっこうきれいな心を持っていて、幼馴染みのエリーとか同性とつるんでばかりいたから男がキライってタイプになってしまった。父が死んで母を幽閉した後、女優先の世界を作るんだってポニーが国のトップになったのがつい最近の事って話なの」
少しずつレンガがボロボロっと崩れるような感じで、まったく見えなかった話がチラチラっと見え隠れし始めたように思えた。でもやっぱりわかんないや! ということで、多貴はエリスに再び質問した。
「で、でも……お姉さんだったら、なんできみはここにいるの?」
「それは……ポニーに追い出されてしまったから」
「お、追い出される? ケンカしたとか?」
「そういうことではなく……別につよくならなくてもいいでしょうって、そういう考えで生きていたわたしが見限られちゃって話」
「え?」
「わたし……王家の娘だからうつくしさとかエレガントとか教養とか心の余裕とか、そういうのがあればいいとしか思わなかった。肉体の強さなんて、そんな粗野みたいなモノは女にいらないと思っていたの。つまり今に思うと……健全な心とつよい肉体の形成を軽んじていたって事かな……ポニーに言わせればすごい不精者で、その心はきれいなようで実は汚れているって話」
「そ、そうなの……でも追い出されたら困るんじゃ……」
「そうね……ただわたしを追い出すにあたって、ポニーは父から譲り受けた財産の多くをわたしにもくれた。湯水の如く無駄遣いしても500年は遊んで暮らせるくらいのお金をもらったわ。そういうのって妹のやさしさなんだよね」
「ご、500年遊んで暮らせる……」
「で、もう一つ言うとエリーの妹であるホリーは、ポニーの命令でわたしの付き人と護衛を担当してくれている。この子もかなり強いし、100年遊んで暮らせるくらいのお金を渡してあるというから、なんだかんだ言ってもポニーは姉思いの妹なんだ」
ここまで落ち着いた声で語っていたエリスだが、困った……と言いた気に顔を赤らめて城に戻りたいけど戻れないとつぶやく。
「なんで戻れないの?」
「戻りたいならいつでも戻ってこいってポニーは言うけど、その条件として妹と戦い見返さなきゃいけないの。今まで体を鍛えるだの何にもしてこなかったわたしとしては、そんなの到底ムリって話」
「あぁ……」
エリスのため息に多貴が同調すると、場の空気はズズーンって音を立てて沈んだ。ここは一流ホテル内の喫茶店なのだが、病院の中ですか? って突っ込みたくなるくらい暗いフンイキになっていく。
「あ、そうそう多貴」
重い空気を打破するためホリーが口を開く。妹を取られてしまったという話を、ゆっくり丁寧に語るべしと促した。
「なんていうか……すべてがいきなりでわけがわからなくて……」
多貴はコーヒーをズズっとすすった後、妹と夜のランニングに出た結果が今であると説明をやり始める。一方その話を聞くホリーは腕組みをし、それは妹を取られても仕方ないねぇとつぶやいたりした。そうかもしれないわねとエリスもやれやれって顔で軽く頭を書いたりするのだった。
「ポニーはかわいくてしっかり者とかつよいって同性が好みなんだよね。多貴の妹はそういう女子なんだね。ポニーが自分の母を幽閉するのは、女は別に強くなくてもいいって考えの人だったから。ポニーは以前わたしに言ったことがある。女が弱い世の中は健全にはなれないって」
物思いにふけるような顔で説明したホリーだったが、ふっと大いなる疑問というのを多貴にぶつけた。
「多貴の妹、詩貴? 話を聞くとしっかり者で魅力的だと思うんだけど、なんで? そんな妹がどうして多貴みたいなだらしないやつに心酔するの? だって……多貴ってがんばるって事を放棄した、生きるよりも死を選んだほうがお得って感じにしか見えない男じゃんか」
ホリーは極めて素朴な顔で言い放つが、言われる多貴はたまらず左胸に手を当て苦悩する。まるで短剣が突き刺さったみたいだと顔色を悪くしてしまう。
「つまりその……それは……」
ぜーぜー息を切らしながら、多貴は自分たち兄妹の事情を語りだした。ほんとうはあまり喋りたくないと思っているのだが、この流れでは言わざるを得ないと覚悟を決めたようだ。
「その……こういうぼくでも以前は、一応……運動神経バツグンで行動力ビシバシでそれなりにハンサムだったというか……」
ハハっと苦笑しながら多貴が見てみると、エリスはジーっと真剣に耳を傾けているが、ホリーの方は顔面を疑問形に歪めて隠さない。
「いやその……自分でもこんな風になるとは思わなかったんだ。ぼくはただ……自分は無敵で余裕な男って……ちょっと油断しただけ。運動をサボっても寝そべっても、すぐに復活するって思っただけ。だけどその……15歳くらいかな、その辺りから段々落ちぶれて、気がついたら肥満になっていて……」
ここで多貴はコーヒーを飲み干してから、お代わりさせてとエリスに頼んでから店員に再注文。そしてあたらしいコーヒーが来たら、よりいっそう胸がつらくなるって話をスタートさせる。
「妹は……詩貴は……昔からぼくの事を尊敬みたいな目で見ていて、万能とか優秀な兄だって誇っていた。いつもその……うちのお兄ちゃんは最高だから! ってふつうに言い切るような妹だったんだ。だからその……ぼくがこんな風に落ちぶれてしまっても、前みたいに戻ってくれると応援してくれていている。わかってるんだ、ふつうだったらこんな風になったらキツい事を言われるんだろうし、近づくな! って目を向けられてもおかしくない。でも詩貴は……ぼくといっしょに走ったりしてくれる。それなのにぼくは、そういうのを時々ふっとうざいとか思ったりしてしまって」
多貴が話をしながら憂鬱って青色に落ち込むと、腕組みをしたホリーがやれやれと呆れた声で言い放つ。
「うわぁ、多貴ってサイテー。ステキな妹の心を裏切ったりしてマジクソ。もう復活とかしなくていいからさ、妹のために早くあの世に逝っちゃえば?」
「ぅ……」
ズキン! と胸に痛みを感じうつむいてしまう多貴。かっこうわるい、ダサい、ひどい、ろくでなし、サイテーな兄、妹にあやまれ! なんて、どこからともなく声が聞こえてくるように思えた。
すると黙って聞いていたエリスが軽く身を乗り出す。ホリーとちがい実にやさしく、まるで相手をやわらかく包み込むような目で多貴に言った。
「15歳くらいまではすごかったんだ?」
「まぁ……自分はその気になればいつだってスーパーマンみたいな、そんな風に思ったことがあったかも」
「話を聞く限り多貴の妹さん、詩貴は健気。そんな風にさせた昔の多貴はさぞやすごかったのかな? とわたしは思った。そしてもうひとつ、そんなにすごかったのなら、多貴に賭けてみたいなって思った」
「賭けるってなに?」
「多貴……14か15歳歳くらいに若返って! そしてわたしがポニーと戦って勝利することに手伝って」
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