真理(マリー)の初体験(Gカップ初体験)

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7・交互のシャワータイム

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7・交互のシャワータイム


「じゃぁ、決めた段取り通りって事で」

 わたしは居間に到着したら即座に光へそう伝えた。段取りっていうのは交互にシャワーして服を着直し、愛し合いの場においてお互い見せながら脱ぐという展開への流れ。

 いっしょにシャワーしてもいいのだけれど、それをやるとお風呂場が愛し合いの場になるとしか思えない。だからこの方がいいんだという考えに基づく。

「このバスタオルを使ってくれていいから」

 わたしは光が使っていいバスタオルを渡す。そして浴室のドアを閉めるとき、「焦らなくていいからね」 と伝えておく。とにかく楽しんで満たされなきゃダメだから。

「ん……」

 少しして始まった光がシャワーし始めたって音。いよいよだなぁって感覚がグワっと増幅する。用意はもう出来ている。愛し合うとベッドのシーツが汚れてどうのって知識は得ていて当然だから、100均でバスタオルを2枚買った。そして終わったら替えるためのシーツも購入してある。

「え、もう終わり?」

 自分の部屋で物思いにふけっていたら、シャワーの終了する音が耳に入った。いくらなんでも……と思ったけれど、部屋の壁時計を見れば光がシャワーを始めてから20分以上が経過している。光が早いのではなく、わたしの体内時計が今はちょっと狂っているって事だった。

(む……)

 一階に降りていくと先とはちがうTシャツでさっぱり小ぎれいな光が立っていた。出たよってドキドキしている声をわたしに投げる。

「わ、わかった、わたしもすぐに終えるから」

 わたしは替えのブラにTシャツにパンツを抱えながら、ほんとうにすぐに出るからと念押しした。光にはほどよい緊張を持って待っていて欲しいと思った。

「さてと……」

 洗面所に入ってドアを閉めると、まるで結婚式の練習へ向かう準備みたいな気がしてきた。

「いよいよ……いよいよだよぉ」

 全裸になって浴室のドアを開けた。あぁ、胸の内側が高ぶって熱くなっていく。何にもしていないのに、何にも想像していないのに気持ちよく濡れそうな感じが漂う。

(光……)

 何度も物思いにふけりそうな自分がいた。でも光が待っている。それにシャワーでのぼせたりしたら色っぽい流れが台無し。アニメだったら「だいじょうぶか!」 って彼氏に介抱されるのだろうけど、現実ではそんなのみっともないだけ。

「まぁ……いっぱい甘えさせてあげなきゃいけないから、このおっぱいこと2人娘は念入りに洗わないと」

 そう思いボディーソープたっぷりのスポンジで念入りに洗い、フルフルって揺らすと気合が限界突破したように思えた。わたしは光の彼女ではなく光の妻! って気分が現実に取って代わるみたいな、そんな感じが沸いた。

「ついに……ついに……」

 シャワーを終えて浴室から出る。髪の毛と体を拭き、白いフルカップブラにパンツを履きTシャツにジーンズと着ていけば、もう完全に序章は終了。

(いざ!)

 ガラっとドアを開け居間に到着。待っていた光と目を目線を合わせる。

「光……」

「な、なに?」

「わたしの部屋に……行こう」

 事前の談笑なんかいらない。まっすぐな思いに長すぎる前奏なんかいらない。愛し合うって物語はいきなり歌い始めるくらいの勢いが必要なのだから。

「う、うん」

 光の声は震えてはいたけれど、もうキモチは固めたという表情がいい。それは愛し合いたいと思うわたしを少し安心させてくれる。

 わたしと光はわたしの部屋に行ったのだけど、居間から出て階段を上がってたどり着くという、およそ30秒未満の展開が頭にない。よっぽどドキドキしていたのか、気がついたら部屋にいたって感じで、誰より自分が驚いた。
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