17 / 70
本編
14 きょ、距離が近いどころか、ゼロ距離なんですがあぁ!
しおりを挟む
――近況をぼかしまくった内容の手紙を、実家に送ることに決定した!
これはこれで、モヤッとした心配をされそうだけど、クシャポイした秀逸な手紙よりマシだっ! 封筒に入れてしっかり糊付けして封印っと。 よーし! もう開けない。開けないぞ! 書き直しなんてしない。
ふー。ひと仕事終えた気分だ。
10時のおやつの支度までに、もう1通の方を書こう。
こっちは元騎士の伯父さん宛て。騎士団の件を相談するための手紙だ。ひと晩ぐっすり眠ったら、かなり冷静になれた。ブレッデでのんびり暮らしているご隠居様な伯父さんに、ほんとは心配も迷惑も掛けたくない。だけど、この件は俺が独りで抱え込んでもどうにもならないし、放置していい問題じゃない。
……今も現役顔負けの実力がある伯父さんは、カムロさんとは違った方向でブチ飛んだ人だけどな! 俺にとっては頼れる師匠で、憧れの人。相談もしたいけど、久しぶりに会いたいって気持ちもある。
「うーん、これはこれで苦戦しそうだな。順を追って話をまとめないと……」
報告書のつもりで書こう。クビにされた時のこと、それからセブナスとの会話。情報はそんなに多くないけど、書き出してみるとあからさまに犯罪臭。
あー! ちくしょう! ムカムカするなぁ。
でも、感情を乗せちゃいけない。あくまでも客観的に! これ大事! 私情を挟まないって難しい。書き出した紙をガン見しながら、ぐぬぬと悩む。思ったより時間が掛かるなぁ。
10時のおやつ、そろそろ支度しないと……。
「おや、こんなところで書き物ですか」
「のわああっ!」
び、びっくりした。いつの間にか、横合いにカムロさんが立っていた。
「あ、すみません。驚かせてしまって」
「い、いえ……」
ひ、久々に心臓止まるかと思ったぞ!
「何を書いていたんですか」
「騎士団の件を父方の伯父に相談しようと思ってですね、書き出してたんですよ」
苦笑いしながら、手元の紙を見ると驚いて落とした羽ペンが転がって、ぺっちょりとインク跡がついてしまっていた。あぅち! やってしまったぞ! ま、いいか。書き出したのを送るワケじゃないし。……なんて思いながら羽ペンを取ろうとした手を、カムロさんが掴む。
ぬぁ! なんでございましょうか魔術師様! これでは字が書けませんよ。おいたはおやめください!
「やっぱり、忘れられませんか」
ん? 騎士団クビにされたことかな。
そりゃあ、忘れたくても、忘れられないに決まってる。まだ2カ月足らずだ。1年経っても10年経っても……、きっと、死ぬまで忘れることなんてないだろうな。それくらいの出来事だ。
「えっ? そりゃ、まあ、はい」
「そうですか……」
俺の割とごつい手を包み込む綺麗でひんやりとした手に、きゅっと力が込められた。
「騎士団に戻りたいと、思っていたりします?」
――どくりと、心臓が妙な音を立てた気がした。
ま、真っ向からの質問はやめてくれぇ! この問題はデリケートなんだぞ! 震え声で「な、なんですかいきなり」って返してしまいましたよ。ど、動揺が激しいぞ俺ぇ!
「そういうものを書いているからです。何も気にしていなければ、しないでしょう」
「図星! 正直、戻りたいです」
本音は戻りたいって決まってる。伯父さんみたいな頼れる立派な騎士になるのが、俺の夢だ。
「戻らなくていいと思います。ハス君を悪者にして、クビにした騎士団になんて……」
そのご意見、ごもっともでございます。でも、クソ団長どもさえ何とかできれば、きっといい方向にいくはずだ。戻らないという選択肢はなくなるぞ。
「俺、辞めたくて辞めたワケじゃないって、カムロさん知ってるじゃないですか。今の騎士団は、確かにアレですけど、その問題が解決したら戻りたいですよ」
「駄目です」
あれ? なんか駄々っ子の気配がするぞ……。
「給料は今の倍……いえ、もっと出します。私なら出せます。待遇だってもっと良くします」
「いやその、倍とか、もっととか! そんなもらえな」
「もらってください。ハス君がここに居てくれるなら、なんでもしますから」
えっ、こわっ! こわあああ!
金はいくらあってもいいとは思うけど、不相応が限界突破してるのはいかがなものでございましょうか! 超魔術師様ともあろう者が、なんでもしますとか軽々しくおっしゃるなんて! いけません! お気を確かにいぃぃ!
「なんでもなんて、そんなこと」
「なんでもしますよ。貴方のためなら……」
ひぃぃ! 圧が凄い!
大体こういうときは、大人しい終わり方をしないブチ飛んだパターンの方だ。極めつけのヤバさを感じて縮み上がりながら、ばっと椅子から立ち上がって逃げようとした俺だったけど……。
「逃げないで下さい」
カムロさんが掴んだ手を放してくれない! 引き抜こうとしても無理だった。
あれっ? 意外と力強くていらっしゃいますね。ここんとこ、剣を振り回していなかったから筋力が落ちてるのかな。デスクワーク多そうな魔術師様の手を振り解けないとは! 鈍りすぎか!
「うわっ!」
ぐいっと、引き戻されて今度は両肩を掴まれた。逃がす気ないのが満々でツライ!
「カムロさん落ち着いてくださいよ、一時休戦というか、距離と時間を置いた方が」
「私は落ち着いていますよ。ええ、とても……」
「どこがですか」
にこやかなのに、まったくちっとも目が笑っていねえええ!
「ハス君、私を選んでください」
すいっと顔を近付けられた。それはそれは美しい笑みを浮かべた超美形魔術師様に迫られる、地味顔家政夫の図。え、絵面が崩壊してませんか! 距離が近い! 近いから! チューされちゃう距離ですよ! うああああ! 誰かあああ!
「ここに居て……」
逃げ出すことも忘れ去ってプルプル震えていると、きゅっと抱き締められた。
「むぐっ!」
頭と背中を抱き込まれたせいで、肩のあたりに顔を押し付けられる。な、なんかいい匂いが……。美形は匂いまで美形かっ! ちくしょう! ん? 意外と筋肉質っていうか、俺より少し背が高いな。顔でも背丈でも負けてる! ぬあああ!
負けたとか勝ったとか、今この状態で考えてるのはおかしいぞ俺。
なんて、混乱を突き抜けて冷静なツッコミを自分に入れるくらいに、俺はビビりまくていた。なんで俺、カムロさんに抱き締められているんでしょうかね? 誰か教えてくれぇ!
――きょ、距離が近いどころか、ゼロ距離なんですがあぁ!
これはこれで、モヤッとした心配をされそうだけど、クシャポイした秀逸な手紙よりマシだっ! 封筒に入れてしっかり糊付けして封印っと。 よーし! もう開けない。開けないぞ! 書き直しなんてしない。
ふー。ひと仕事終えた気分だ。
10時のおやつの支度までに、もう1通の方を書こう。
こっちは元騎士の伯父さん宛て。騎士団の件を相談するための手紙だ。ひと晩ぐっすり眠ったら、かなり冷静になれた。ブレッデでのんびり暮らしているご隠居様な伯父さんに、ほんとは心配も迷惑も掛けたくない。だけど、この件は俺が独りで抱え込んでもどうにもならないし、放置していい問題じゃない。
……今も現役顔負けの実力がある伯父さんは、カムロさんとは違った方向でブチ飛んだ人だけどな! 俺にとっては頼れる師匠で、憧れの人。相談もしたいけど、久しぶりに会いたいって気持ちもある。
「うーん、これはこれで苦戦しそうだな。順を追って話をまとめないと……」
報告書のつもりで書こう。クビにされた時のこと、それからセブナスとの会話。情報はそんなに多くないけど、書き出してみるとあからさまに犯罪臭。
あー! ちくしょう! ムカムカするなぁ。
でも、感情を乗せちゃいけない。あくまでも客観的に! これ大事! 私情を挟まないって難しい。書き出した紙をガン見しながら、ぐぬぬと悩む。思ったより時間が掛かるなぁ。
10時のおやつ、そろそろ支度しないと……。
「おや、こんなところで書き物ですか」
「のわああっ!」
び、びっくりした。いつの間にか、横合いにカムロさんが立っていた。
「あ、すみません。驚かせてしまって」
「い、いえ……」
ひ、久々に心臓止まるかと思ったぞ!
「何を書いていたんですか」
「騎士団の件を父方の伯父に相談しようと思ってですね、書き出してたんですよ」
苦笑いしながら、手元の紙を見ると驚いて落とした羽ペンが転がって、ぺっちょりとインク跡がついてしまっていた。あぅち! やってしまったぞ! ま、いいか。書き出したのを送るワケじゃないし。……なんて思いながら羽ペンを取ろうとした手を、カムロさんが掴む。
ぬぁ! なんでございましょうか魔術師様! これでは字が書けませんよ。おいたはおやめください!
「やっぱり、忘れられませんか」
ん? 騎士団クビにされたことかな。
そりゃあ、忘れたくても、忘れられないに決まってる。まだ2カ月足らずだ。1年経っても10年経っても……、きっと、死ぬまで忘れることなんてないだろうな。それくらいの出来事だ。
「えっ? そりゃ、まあ、はい」
「そうですか……」
俺の割とごつい手を包み込む綺麗でひんやりとした手に、きゅっと力が込められた。
「騎士団に戻りたいと、思っていたりします?」
――どくりと、心臓が妙な音を立てた気がした。
ま、真っ向からの質問はやめてくれぇ! この問題はデリケートなんだぞ! 震え声で「な、なんですかいきなり」って返してしまいましたよ。ど、動揺が激しいぞ俺ぇ!
「そういうものを書いているからです。何も気にしていなければ、しないでしょう」
「図星! 正直、戻りたいです」
本音は戻りたいって決まってる。伯父さんみたいな頼れる立派な騎士になるのが、俺の夢だ。
「戻らなくていいと思います。ハス君を悪者にして、クビにした騎士団になんて……」
そのご意見、ごもっともでございます。でも、クソ団長どもさえ何とかできれば、きっといい方向にいくはずだ。戻らないという選択肢はなくなるぞ。
「俺、辞めたくて辞めたワケじゃないって、カムロさん知ってるじゃないですか。今の騎士団は、確かにアレですけど、その問題が解決したら戻りたいですよ」
「駄目です」
あれ? なんか駄々っ子の気配がするぞ……。
「給料は今の倍……いえ、もっと出します。私なら出せます。待遇だってもっと良くします」
「いやその、倍とか、もっととか! そんなもらえな」
「もらってください。ハス君がここに居てくれるなら、なんでもしますから」
えっ、こわっ! こわあああ!
金はいくらあってもいいとは思うけど、不相応が限界突破してるのはいかがなものでございましょうか! 超魔術師様ともあろう者が、なんでもしますとか軽々しくおっしゃるなんて! いけません! お気を確かにいぃぃ!
「なんでもなんて、そんなこと」
「なんでもしますよ。貴方のためなら……」
ひぃぃ! 圧が凄い!
大体こういうときは、大人しい終わり方をしないブチ飛んだパターンの方だ。極めつけのヤバさを感じて縮み上がりながら、ばっと椅子から立ち上がって逃げようとした俺だったけど……。
「逃げないで下さい」
カムロさんが掴んだ手を放してくれない! 引き抜こうとしても無理だった。
あれっ? 意外と力強くていらっしゃいますね。ここんとこ、剣を振り回していなかったから筋力が落ちてるのかな。デスクワーク多そうな魔術師様の手を振り解けないとは! 鈍りすぎか!
「うわっ!」
ぐいっと、引き戻されて今度は両肩を掴まれた。逃がす気ないのが満々でツライ!
「カムロさん落ち着いてくださいよ、一時休戦というか、距離と時間を置いた方が」
「私は落ち着いていますよ。ええ、とても……」
「どこがですか」
にこやかなのに、まったくちっとも目が笑っていねえええ!
「ハス君、私を選んでください」
すいっと顔を近付けられた。それはそれは美しい笑みを浮かべた超美形魔術師様に迫られる、地味顔家政夫の図。え、絵面が崩壊してませんか! 距離が近い! 近いから! チューされちゃう距離ですよ! うああああ! 誰かあああ!
「ここに居て……」
逃げ出すことも忘れ去ってプルプル震えていると、きゅっと抱き締められた。
「むぐっ!」
頭と背中を抱き込まれたせいで、肩のあたりに顔を押し付けられる。な、なんかいい匂いが……。美形は匂いまで美形かっ! ちくしょう! ん? 意外と筋肉質っていうか、俺より少し背が高いな。顔でも背丈でも負けてる! ぬあああ!
負けたとか勝ったとか、今この状態で考えてるのはおかしいぞ俺。
なんて、混乱を突き抜けて冷静なツッコミを自分に入れるくらいに、俺はビビりまくていた。なんで俺、カムロさんに抱き締められているんでしょうかね? 誰か教えてくれぇ!
――きょ、距離が近いどころか、ゼロ距離なんですがあぁ!
186
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
「役立たず」と追放された神官を拾ったのは、不眠に悩む最強の騎士団長。彼の唯一の癒やし手になった俺は、その重すぎる独占欲に溺愛される
水凪しおん
BL
聖なる力を持たず、「穢れを祓う」ことしかできない神官ルカ。治癒の奇跡も起こせない彼は、聖域から「役立たず」の烙印を押され、無一文で追放されてしまう。
絶望の淵で倒れていた彼を拾ったのは、「氷の鬼神」と恐れられる最強の竜騎士団長、エヴァン・ライオネルだった。
長年の不眠と悪夢に苦しむエヴァンは、ルカの側にいるだけで不思議な安らぎを得られることに気づく。
「お前は今日から俺専用の癒やし手だ。異論は認めん」
有無を言わさず騎士団に連れ去られたルカの、無能と蔑まれた力。それは、戦場で瘴気に蝕まれる騎士たちにとって、そして孤独な鬼神の心を救う唯一の光となる奇跡だった。
追放された役立たず神官が、最強騎士団長の独占欲と溺愛に包まれ、かけがえのない居場所を見つける異世界BLファンタジー!
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
転生したら最強辺境伯に拾われました
マンスーン
BL
現代日本人・東堂裕太が目を覚ますと、そこは異世界。クズな婚約者に魔力を限界まで搾取され、ボロボロになって森に捨てられる悲惨な青年・ルカに転生していた。
死を覚悟した裕太だったが、そんな彼を拾い上げたのは、帝国最強の武力を誇り「氷の死神」と恐れられる辺境伯・ラーク。
完結|ひそかに片想いしていた公爵がテンセイとやらで突然甘くなった上、私が12回死んでいる隠しきゃらとは初耳ですが?
七角
BL
第12回BL大賞奨励賞をいただきました♡第二王子のユーリィは、美しい兄と違って国を統べる使命もなく、兄の婚約者・エドゥアルド公爵に十年間叶わぬ片想いをしている。
その公爵が今日、亡くなった。と思いきや、禁忌の蘇生魔法で悪魔的な美貌を復活させた上、ユーリィを抱き締め、「君は一年以内に死ぬが、私が守る」と囁いてー?
十二個もあるユーリィの「死亡ふらぐ」を壊していく中で、この世界が「びいえるげえむ」の舞台であり、公爵は「テンセイシャ」だと判明していく。
転生者と登場人物ゆえのすれ違い、ゲームで割り振られた役割と人格のギャップ、世界の強制力に知らず翻弄されるうち、ユーリィは知る。自分が最悪の「カクシきゃら」だと。そして公爵の中の"創真"が、ユーリィを救うため十二回死んでまでやり直していることを。
どんでん返しからの甘々ハピエンです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる