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本編
35 とにかく飯が美味い! もぐもぐうまあああ!
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――魔術師様に美味しく頂かれちゃった、俺。
うおお。あちこちの筋肉がちょっとギシギシいってるぞ! 鍛えてるつもりだけど、エロいことするときの筋肉って違うのか? ぐぬぬ、鍛え方が足りないってことか! ちくしょう!
可愛い寝顔をしているカムロさんを起こすのは勿体なくて、そーっと真っ裸でベッドを抜け出した。寝落ちる前は下半身とか腹とかベタベタドロドロだったはずだけど、さらっとキレイになってる。ちらっとソファーの方を見たけど、汚れらしい汚れが見つからなかった。
……魔術って便利だな。便利すぎて怖いぞ!
ソファーの周りの床に放置されてた、服や下着をさっと回収! 寝室の扉を通って、いつも寝起きしている部屋に戻った。まさか真っ裸で戻ることになるなんてなぁと、遠い目をしながら服を着る。洗い物は洗濯機へ放り込んで、いざ調理場へ!
まずは、サラダ作りからだ!
新鮮野菜を切ったり千切ったり、トマトは湯がいて皮を剥くのがポイント。綺麗に深皿へ盛り付け! 揚げオニオンを多めに散らす。カリカリオニオンがアクセント! 野菜サラダの出来上がりだ! ドレッシングは常備してる数種類の中から好きなのを選んでもらうぞ。
チキンスープにすり下ろしたジャガイモを入れて、とろみをつけた熱々スープ。ベースのチキンスープは前日に鶏ガラで出汁を取っておいた。あっさり塩コショウ味だけど、ジャガイモと出汁のお陰でコクウマで、のど越しまろやかなスープだぞ! ぱらぱらっとセロリの緑色を散らしてチョイオシャレに。昼は数種類のスパイスやひき肉を入れて味変予定だ。
卵たっぷりボウルに割って、塩コショウを振ってからじゃかじゃか混ぜて、フライパンで厚切りベーコンをじっくりこんがり焼いて皿に移しておく。
ベーコンから出た美味い油の残るフライパンへ卵を流し入れて、ちょうどいい固さになるまで荒く混ぜながら焼いて……と! ベーコンの皿へ盛り付ける! よーし! ベーコン&エッグの完成。追加で薄切りチーズを熱いうちに乗っけておこう。
バゲットパンは食べやすいように薄切りに。バターを塗ってこんがり焼いて、山盛りにしておく。ジャムやクリームを好きなだけ塗って食べるぞ!
うーん、これだけでもう朝飯としては充分だけど、デザートいるかな。フルーツ入りゼリー! 小さめのオシャレなグラスで何個か作ってあるからひとつ出そう。
もちろん、食後にな!
ふはは! 美味そうに出来たぞ! もう超腹ペコ! 背中と腹がくっつきそう! 急いで食堂へ運ぼうとしていたら、カムロさんが調理場へやって来た。
「おはようございます」
「あれ? おはようございます。早いですね」
いつもならもう少し遅くて、配膳が終わる頃に来るのに。今日はちょっとだけ早いぞ。
「あんなにしたのに、体は大丈夫なんですか? もう少し寝ていてもよかったのに」
「えっ? いやいや。そんな。ちょっとあちこちギシギシしますけど、動けますから」
朝っぱらから、あんなにしたのにとか言わないで欲しい! 恥ずかしい!
「動くのが辛いならそう言ってください。こんな朝まで仕事優先なんて……」
ん? なんか拗ねてる? こんな朝って? 何だかよく分かんないけど俺、家政夫なんだから働かないと! 二度寝なんかして朝飯抜きとかじゃ、カムロさんに申し訳ないってうか体に悪いし、給料分働けてないことになっちゃうぞ!
「俺なら平気ですよ、ほんとに。それに、カムロさんぐっすり眠っていらしたので、この程度のことで起こすなんて申し訳ないです」
スゥスゥ寝息立てて寝てるのが可愛いかったから、起さないようにそーっとベッド抜け出しました! ……なんて、言わないけどな。ははは。
「なんていうかその、目が覚めたらハス君が居なかったので」
「声掛けした方がよかったですかね?」
「……いえ。そうではないのですが……」
うーん? どうして欲しかったのかいまいち分らないぞ! 不満顔で、ちょっともじもじした空気を漂わせているけど、なんだろうね? とにかく今は腹ペコペコだから早く食べたい! 絶対に美味しい朝飯達が、食べて欲しいと待っていますよ魔術師様! ご賞味あれ!
「あの、冷めないうちに朝飯、食べませんか。ちょうど出来上がったとこですし。俺、腹ペコです」
ぐうっと、待っていたみたいに腹が鳴った。わぁ! いいタイミングすぎる!
「おや。そのようですね。食堂へ行くのも手間でしょうし、今日はここで食べませんか」
「いいんですか。それじゃ、こっちに支度しますね」
「はい。お願いします」
一番最初のときを思い出すなぁ。「待ちきれません」なんて、カムロさんが言うから調理場で食べてもらったんだ。あのときは1人で食べてもらったけど、今日は2人だ。
なんとなく感慨深いな。
「たくさん作りましたから、お代わり自由です」
「私も腹ペコです。たくさん、いただきますよ」
カムロさんも腹ペコ! よーし! 俺もたくさん食べちゃうぞー! いただきまーす!
サラダとベーコン&エッグの相性がいい! ドレッシングなしでもいけるかなこれ。揚げたオニオンの香ばしさもたまらん! もしゃもしゃ!
とろみのあるスープとカリカリのパンもいい感じに合うぞ。うまあああ! 腹減ってるから余計にうまぁ! パンたっぷり切っておいてよかった。卵乗せて食べるのも美味い! バクバク。手が止まらない!
「ふふ。よく食べますね。ハス君は」
「んぐむぐ……。はい! 食べるのは大好きです」
超腹ペコペコだしな! あれだけエロいことし……げふげふ、激しい運動したら消費も激しいんでございますよ。ははははは。カムロさんにされた、あんなこととか、こんなこととか、思い出しちゃうと恥ずかしいなああぁ! 顔が赤くなってないか心配だ!
――とにかく飯が美味い! もぐもぐうまあああ!
※なんかこう、甘い朝を想像してたはずなんですが……。飯うま! になってしまいました。
うおお。あちこちの筋肉がちょっとギシギシいってるぞ! 鍛えてるつもりだけど、エロいことするときの筋肉って違うのか? ぐぬぬ、鍛え方が足りないってことか! ちくしょう!
可愛い寝顔をしているカムロさんを起こすのは勿体なくて、そーっと真っ裸でベッドを抜け出した。寝落ちる前は下半身とか腹とかベタベタドロドロだったはずだけど、さらっとキレイになってる。ちらっとソファーの方を見たけど、汚れらしい汚れが見つからなかった。
……魔術って便利だな。便利すぎて怖いぞ!
ソファーの周りの床に放置されてた、服や下着をさっと回収! 寝室の扉を通って、いつも寝起きしている部屋に戻った。まさか真っ裸で戻ることになるなんてなぁと、遠い目をしながら服を着る。洗い物は洗濯機へ放り込んで、いざ調理場へ!
まずは、サラダ作りからだ!
新鮮野菜を切ったり千切ったり、トマトは湯がいて皮を剥くのがポイント。綺麗に深皿へ盛り付け! 揚げオニオンを多めに散らす。カリカリオニオンがアクセント! 野菜サラダの出来上がりだ! ドレッシングは常備してる数種類の中から好きなのを選んでもらうぞ。
チキンスープにすり下ろしたジャガイモを入れて、とろみをつけた熱々スープ。ベースのチキンスープは前日に鶏ガラで出汁を取っておいた。あっさり塩コショウ味だけど、ジャガイモと出汁のお陰でコクウマで、のど越しまろやかなスープだぞ! ぱらぱらっとセロリの緑色を散らしてチョイオシャレに。昼は数種類のスパイスやひき肉を入れて味変予定だ。
卵たっぷりボウルに割って、塩コショウを振ってからじゃかじゃか混ぜて、フライパンで厚切りベーコンをじっくりこんがり焼いて皿に移しておく。
ベーコンから出た美味い油の残るフライパンへ卵を流し入れて、ちょうどいい固さになるまで荒く混ぜながら焼いて……と! ベーコンの皿へ盛り付ける! よーし! ベーコン&エッグの完成。追加で薄切りチーズを熱いうちに乗っけておこう。
バゲットパンは食べやすいように薄切りに。バターを塗ってこんがり焼いて、山盛りにしておく。ジャムやクリームを好きなだけ塗って食べるぞ!
うーん、これだけでもう朝飯としては充分だけど、デザートいるかな。フルーツ入りゼリー! 小さめのオシャレなグラスで何個か作ってあるからひとつ出そう。
もちろん、食後にな!
ふはは! 美味そうに出来たぞ! もう超腹ペコ! 背中と腹がくっつきそう! 急いで食堂へ運ぼうとしていたら、カムロさんが調理場へやって来た。
「おはようございます」
「あれ? おはようございます。早いですね」
いつもならもう少し遅くて、配膳が終わる頃に来るのに。今日はちょっとだけ早いぞ。
「あんなにしたのに、体は大丈夫なんですか? もう少し寝ていてもよかったのに」
「えっ? いやいや。そんな。ちょっとあちこちギシギシしますけど、動けますから」
朝っぱらから、あんなにしたのにとか言わないで欲しい! 恥ずかしい!
「動くのが辛いならそう言ってください。こんな朝まで仕事優先なんて……」
ん? なんか拗ねてる? こんな朝って? 何だかよく分かんないけど俺、家政夫なんだから働かないと! 二度寝なんかして朝飯抜きとかじゃ、カムロさんに申し訳ないってうか体に悪いし、給料分働けてないことになっちゃうぞ!
「俺なら平気ですよ、ほんとに。それに、カムロさんぐっすり眠っていらしたので、この程度のことで起こすなんて申し訳ないです」
スゥスゥ寝息立てて寝てるのが可愛いかったから、起さないようにそーっとベッド抜け出しました! ……なんて、言わないけどな。ははは。
「なんていうかその、目が覚めたらハス君が居なかったので」
「声掛けした方がよかったですかね?」
「……いえ。そうではないのですが……」
うーん? どうして欲しかったのかいまいち分らないぞ! 不満顔で、ちょっともじもじした空気を漂わせているけど、なんだろうね? とにかく今は腹ペコペコだから早く食べたい! 絶対に美味しい朝飯達が、食べて欲しいと待っていますよ魔術師様! ご賞味あれ!
「あの、冷めないうちに朝飯、食べませんか。ちょうど出来上がったとこですし。俺、腹ペコです」
ぐうっと、待っていたみたいに腹が鳴った。わぁ! いいタイミングすぎる!
「おや。そのようですね。食堂へ行くのも手間でしょうし、今日はここで食べませんか」
「いいんですか。それじゃ、こっちに支度しますね」
「はい。お願いします」
一番最初のときを思い出すなぁ。「待ちきれません」なんて、カムロさんが言うから調理場で食べてもらったんだ。あのときは1人で食べてもらったけど、今日は2人だ。
なんとなく感慨深いな。
「たくさん作りましたから、お代わり自由です」
「私も腹ペコです。たくさん、いただきますよ」
カムロさんも腹ペコ! よーし! 俺もたくさん食べちゃうぞー! いただきまーす!
サラダとベーコン&エッグの相性がいい! ドレッシングなしでもいけるかなこれ。揚げたオニオンの香ばしさもたまらん! もしゃもしゃ!
とろみのあるスープとカリカリのパンもいい感じに合うぞ。うまあああ! 腹減ってるから余計にうまぁ! パンたっぷり切っておいてよかった。卵乗せて食べるのも美味い! バクバク。手が止まらない!
「ふふ。よく食べますね。ハス君は」
「んぐむぐ……。はい! 食べるのは大好きです」
超腹ペコペコだしな! あれだけエロいことし……げふげふ、激しい運動したら消費も激しいんでございますよ。ははははは。カムロさんにされた、あんなこととか、こんなこととか、思い出しちゃうと恥ずかしいなああぁ! 顔が赤くなってないか心配だ!
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※なんかこう、甘い朝を想像してたはずなんですが……。飯うま! になってしまいました。
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