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色を整えては前髪をなで、騎士みたいな人と少し雑談しては前髪をなで、子守唄を歌ってみては前髪をなで、そんなこんなで全ての作業が終了した。
とりあえず痒みが落ち着くようにと患部には濡らしたタオルを当てておく。
「そういえば、交代は?」
なんだかんだでずっと一緒にいた騎士みたいな人にそう尋ねれば、にっこりと笑顔を見せられる。
「もうすぐ交代の時間ですが、綺麗になったローデヴェイク様を見て嬉しくて眠れそうにないのでまだここにいたいなと思っています!」
めちゃくちゃ元気なわけだけれど。
「身体壊しますよ」
「あなたに言われたくはないです」
意趣返しでも、と思ったら食い気味でド正論をぶん投げられました。
いやでも呪いから解放されて綺麗になったローデヴェイク様を見て興奮するのも仕方のないことかもしれないと思ったら強くは言えない。
寝不足からくる頭痛が辛そうだったら治癒魔法を使ってあげることにしよう。
そんな話をしてからしばらく経った頃、この部屋のドアががちゃりと開く音がした。
「交代ですが」
ふとドアのほうを見ると、執事的な人がいた。
穏やかそうな顔で入って来たなと思っていたのだが、次の瞬間、彼の瞳がローデヴェイク様を映した。
「なん、と……! うっ……」
あらあら、泣いてしまわれた。
「綺麗になったでしょ?」
そう声を掛けると、彼は大粒の涙を流しながらこくこくと数度頷く。
そんな彼の顔をちらりと覗き見てみたところ、嬉しそうに頬を赤らめていた。嬉しそうで何よりだ。
「これで、これで呪いは消えたのでしょうか?」
「火傷痕は消えましたね。結局呪いでもありませんでしたし」
「いいえ、世間の者が皆呪いだと思っている時点で、あれは確かに呪いだったのです」
「……なるほど」
嘘から出たなんとやら、ってやつか。
呪いだなんだと噂されて、不当な扱いを受けていたことは確かなわけだし、呪いと言っても過言ではなかった。
そもそも私は闇の魔法が使えるからあれは呪いではないと見ただけで分かるけれど、何も知らない人があのどす黒い色を見れば呪いだと思っても仕方がなかったのだろう。
まぁ、仕方がなかったからといってこうも粗雑に扱っていいとは思わないが。
「最終的にはローデヴェイク様が目を覚まして、どこにも違和感などがないかを確認してもらって最終調整をして完治、という流れです」
その後しばらく経過観察が出来ればいいのだけど……この替え玉がいつバレるかなんて分からないわけだし、そう悠長なことは言っていられないだろうな。
私がいなくなった後、何か起きた時は治癒魔法が使える人を頼ってもらうことにするとして、そのまだ見ぬ治癒魔法師に引き継ぎをしてもらうための注意書きを作らなければ。
「あの、紙と筆記用具を貸していただけませんか?」
執事的な人に声を掛ければ、彼は流れるような動作で上質な紙と豪奢な筆記用具を用意してくれた。使うことに躊躇してしまうレベルの豪奢っぷりだった。貴族ってすげー。
まず書くべきことと言えば、やはりこれは呪いではなく火傷痕だったということ。
そして今後痛みが出た時の対処法、それから痒みが出た時は落ち着くまで我慢するしかないこと。
あとは……何が起きるだろう? 基本的に個人差があるものだから全てを書き出すことは無理だろうな。
「何を書いているのですか?」
騎士みたいな人がそう言って私の手元を覗き込む。
「引き継ぎ的なやつですね。私がいなくなった後、ローデヴェイク様の経過観察を治癒魔法師に引き継いでもらわないといけないから」
「いなくなるんですか!?」
めちゃくちゃ驚かれましたけども。
「え、多分いなくなりますけど」
「え!? いや、でも、え!?」
「えぇ?」
騎士みたいな人は目を白黒させてめちゃくちゃ驚いている。
なぜ今の今まで私がずっといると思っていたのか、と私も驚いている。
「あぁでも、そうか……あなたは、悪事に巻き込まれてここにいるんでしたね……」
ようやく私の立場に気が付いてくれたらしい。
「そうですね」
「一緒にローデヴェイク様の看病をして、雑談して、勝手に仲間だと思っていました」
「仲、間」
初めて聞く響きだ。ずっと一人だけで働いていたから。
「なぜか勝手に、あなたはずっとここにいて、ずっと一緒に働いていく人だと思っていた……」
「そうなれば、それはそれで楽しかったかもしれませんね。まぁでも成り行きとは言え悪事に巻き込まれたっていうか悪事の片棒を担いでる状態ですしね」
替え玉でここに来てしまっている時点で、巻き込まれたなんて言ってもだたの言い訳にしか聞こえないもの。
「……こんな私を仲間だと思ってくれて嬉しかったです」
小屋での生活は自由そのものだったけれど、ずっと一人だった。
誰かと一緒に何かが出来ればきっと楽しいんだろうなと思ったことももちろんあったけれど、私の周囲には患者さんしかいなかったし、まず私みたいなのに関わり合いになりたい人なんていなかった。
そもそも貴族の私生児とかいう面倒事の塊みたいな私なんかに関わらなければならない人がいるなんて可哀想だとも思っていた。
そんな私の人生の最後に、一瞬でも仲間が出来たんだと思うととても心が温かくなる。
やり残したことは多少あるけれど、もう思い残すことはない。ローデヴェイク様の火傷痕だって、ここまで治せばあとは他の治癒魔法師にだってなんとか出来るだろう。
「ローデヴェイク様!」
執事的な人がローデヴェイク様を呼ぶ声がする。
何事かと彼らのほうを見ると、どうやらローデヴェイク様が目を覚ましたらしい。
うすく目を開いて、小さな声で「うーん」と零している。
「おはようございます」
完全にしくしくと泣きだしてしまった執事的な人も、驚いたような顔で動かなくなってしまった騎士みたいな人も言葉を発する余裕がなさそうだったので、私が一番に口を開いた。
ぼんやりとしているローデヴェイク様は私のことが誰だか分かっていない可能性もある。
「かゆい……」
私が誰か、どころか現状を理解出来ていない可能性も出てきた。
「我慢してくださいね」
「……ああ」
素直に頷いてくれた。良かった。
「かゆい」
ダメかも。
ここまで寝ぼけた人間には、なんと声を掛けるのが正解なのだろう?
もう少し覚醒するまで待ったほうがいい気もするけれど、ローデヴェイク様は何も言わずにじっとこちらを見ている。執事的な人でもなく、騎士みたいな人でもなく、なぜだか私だけをじっと。
何も言わず待つとなると、私はローデヴェイク様と無言で見つめ合うことになる。めちゃくちゃ気まずいことこの上ない。こんなに気まずいの、人生で初めてかもしれない。
「……俺の呪いは、解けなかったのか?」
なぜ解けなかったと決めつけているのか。
「なぜ?」
思わずそう呟いてしまったところ、ふとローデヴェイク様の視線が動く。
彼の瞳が捉えたのは、しくしくと泣いている執事的な人だった。
あぁ、泣いてるから失敗したんだと思ったわけだな。そこまで分かっているのなら、ある程度は覚醒してきたのだろう。
「そもそも呪いではありませんでしたし、綺麗に消えましたよ」
「ははは、嘘が上手いな」
ローデヴェイク様が愉快そうに笑っている。これ、多分覚醒したと見せかけて覚醒してないやつだな。王族がこんな軽い感じで笑うわけがない。
「自分の目で見れば目が覚めるかもしれない。鏡! 鏡持ってきてもらえませんか!?」
「はい!」
大きな声で言えば、騎士みたいな人が大きな声で返事をしてくれて、おそらく鏡を探すために走り出したのだった。
とりあえず痒みが落ち着くようにと患部には濡らしたタオルを当てておく。
「そういえば、交代は?」
なんだかんだでずっと一緒にいた騎士みたいな人にそう尋ねれば、にっこりと笑顔を見せられる。
「もうすぐ交代の時間ですが、綺麗になったローデヴェイク様を見て嬉しくて眠れそうにないのでまだここにいたいなと思っています!」
めちゃくちゃ元気なわけだけれど。
「身体壊しますよ」
「あなたに言われたくはないです」
意趣返しでも、と思ったら食い気味でド正論をぶん投げられました。
いやでも呪いから解放されて綺麗になったローデヴェイク様を見て興奮するのも仕方のないことかもしれないと思ったら強くは言えない。
寝不足からくる頭痛が辛そうだったら治癒魔法を使ってあげることにしよう。
そんな話をしてからしばらく経った頃、この部屋のドアががちゃりと開く音がした。
「交代ですが」
ふとドアのほうを見ると、執事的な人がいた。
穏やかそうな顔で入って来たなと思っていたのだが、次の瞬間、彼の瞳がローデヴェイク様を映した。
「なん、と……! うっ……」
あらあら、泣いてしまわれた。
「綺麗になったでしょ?」
そう声を掛けると、彼は大粒の涙を流しながらこくこくと数度頷く。
そんな彼の顔をちらりと覗き見てみたところ、嬉しそうに頬を赤らめていた。嬉しそうで何よりだ。
「これで、これで呪いは消えたのでしょうか?」
「火傷痕は消えましたね。結局呪いでもありませんでしたし」
「いいえ、世間の者が皆呪いだと思っている時点で、あれは確かに呪いだったのです」
「……なるほど」
嘘から出たなんとやら、ってやつか。
呪いだなんだと噂されて、不当な扱いを受けていたことは確かなわけだし、呪いと言っても過言ではなかった。
そもそも私は闇の魔法が使えるからあれは呪いではないと見ただけで分かるけれど、何も知らない人があのどす黒い色を見れば呪いだと思っても仕方がなかったのだろう。
まぁ、仕方がなかったからといってこうも粗雑に扱っていいとは思わないが。
「最終的にはローデヴェイク様が目を覚まして、どこにも違和感などがないかを確認してもらって最終調整をして完治、という流れです」
その後しばらく経過観察が出来ればいいのだけど……この替え玉がいつバレるかなんて分からないわけだし、そう悠長なことは言っていられないだろうな。
私がいなくなった後、何か起きた時は治癒魔法が使える人を頼ってもらうことにするとして、そのまだ見ぬ治癒魔法師に引き継ぎをしてもらうための注意書きを作らなければ。
「あの、紙と筆記用具を貸していただけませんか?」
執事的な人に声を掛ければ、彼は流れるような動作で上質な紙と豪奢な筆記用具を用意してくれた。使うことに躊躇してしまうレベルの豪奢っぷりだった。貴族ってすげー。
まず書くべきことと言えば、やはりこれは呪いではなく火傷痕だったということ。
そして今後痛みが出た時の対処法、それから痒みが出た時は落ち着くまで我慢するしかないこと。
あとは……何が起きるだろう? 基本的に個人差があるものだから全てを書き出すことは無理だろうな。
「何を書いているのですか?」
騎士みたいな人がそう言って私の手元を覗き込む。
「引き継ぎ的なやつですね。私がいなくなった後、ローデヴェイク様の経過観察を治癒魔法師に引き継いでもらわないといけないから」
「いなくなるんですか!?」
めちゃくちゃ驚かれましたけども。
「え、多分いなくなりますけど」
「え!? いや、でも、え!?」
「えぇ?」
騎士みたいな人は目を白黒させてめちゃくちゃ驚いている。
なぜ今の今まで私がずっといると思っていたのか、と私も驚いている。
「あぁでも、そうか……あなたは、悪事に巻き込まれてここにいるんでしたね……」
ようやく私の立場に気が付いてくれたらしい。
「そうですね」
「一緒にローデヴェイク様の看病をして、雑談して、勝手に仲間だと思っていました」
「仲、間」
初めて聞く響きだ。ずっと一人だけで働いていたから。
「なぜか勝手に、あなたはずっとここにいて、ずっと一緒に働いていく人だと思っていた……」
「そうなれば、それはそれで楽しかったかもしれませんね。まぁでも成り行きとは言え悪事に巻き込まれたっていうか悪事の片棒を担いでる状態ですしね」
替え玉でここに来てしまっている時点で、巻き込まれたなんて言ってもだたの言い訳にしか聞こえないもの。
「……こんな私を仲間だと思ってくれて嬉しかったです」
小屋での生活は自由そのものだったけれど、ずっと一人だった。
誰かと一緒に何かが出来ればきっと楽しいんだろうなと思ったことももちろんあったけれど、私の周囲には患者さんしかいなかったし、まず私みたいなのに関わり合いになりたい人なんていなかった。
そもそも貴族の私生児とかいう面倒事の塊みたいな私なんかに関わらなければならない人がいるなんて可哀想だとも思っていた。
そんな私の人生の最後に、一瞬でも仲間が出来たんだと思うととても心が温かくなる。
やり残したことは多少あるけれど、もう思い残すことはない。ローデヴェイク様の火傷痕だって、ここまで治せばあとは他の治癒魔法師にだってなんとか出来るだろう。
「ローデヴェイク様!」
執事的な人がローデヴェイク様を呼ぶ声がする。
何事かと彼らのほうを見ると、どうやらローデヴェイク様が目を覚ましたらしい。
うすく目を開いて、小さな声で「うーん」と零している。
「おはようございます」
完全にしくしくと泣きだしてしまった執事的な人も、驚いたような顔で動かなくなってしまった騎士みたいな人も言葉を発する余裕がなさそうだったので、私が一番に口を開いた。
ぼんやりとしているローデヴェイク様は私のことが誰だか分かっていない可能性もある。
「かゆい……」
私が誰か、どころか現状を理解出来ていない可能性も出てきた。
「我慢してくださいね」
「……ああ」
素直に頷いてくれた。良かった。
「かゆい」
ダメかも。
ここまで寝ぼけた人間には、なんと声を掛けるのが正解なのだろう?
もう少し覚醒するまで待ったほうがいい気もするけれど、ローデヴェイク様は何も言わずにじっとこちらを見ている。執事的な人でもなく、騎士みたいな人でもなく、なぜだか私だけをじっと。
何も言わず待つとなると、私はローデヴェイク様と無言で見つめ合うことになる。めちゃくちゃ気まずいことこの上ない。こんなに気まずいの、人生で初めてかもしれない。
「……俺の呪いは、解けなかったのか?」
なぜ解けなかったと決めつけているのか。
「なぜ?」
思わずそう呟いてしまったところ、ふとローデヴェイク様の視線が動く。
彼の瞳が捉えたのは、しくしくと泣いている執事的な人だった。
あぁ、泣いてるから失敗したんだと思ったわけだな。そこまで分かっているのなら、ある程度は覚醒してきたのだろう。
「そもそも呪いではありませんでしたし、綺麗に消えましたよ」
「ははは、嘘が上手いな」
ローデヴェイク様が愉快そうに笑っている。これ、多分覚醒したと見せかけて覚醒してないやつだな。王族がこんな軽い感じで笑うわけがない。
「自分の目で見れば目が覚めるかもしれない。鏡! 鏡持ってきてもらえませんか!?」
「はい!」
大きな声で言えば、騎士みたいな人が大きな声で返事をしてくれて、おそらく鏡を探すために走り出したのだった。
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