2 / 2
コンビニ
しおりを挟む
学校帰り。今日はいつもと違い、まずは郵便局へ足を運び、用事を済ませた。
そしてそのタイミングで計ったかのように腹の限界を迎えた。
周辺には飯屋はない。気分は揚げ物、そこは譲れない。それ以外は認めない。
だが、近くに定食屋はない。
空っぽになった胃をなだめながら自転車を漕ぐ。すると、コンビニが見えた。
不服ではあるが今日はコンビニ飯で我慢しよう。そう思いホットウォーマーにある唐揚げを買った。
コンビニの中で食べたかったが、あいにく机は無く、食べられなかった。
仕方がなく、自転車に乗り家を目指した。
耐えられない空腹。袋から香る香ばしい唐揚げの匂い。
だが自転車に乗りながらの食事は危険。
だが耐えられない。
罪悪感はあるものの背に腹は変えられない。危険なのは百も承知だが、自転車を漕ぎながら唐揚げを一口。
すると、コンビニの商品とは思えないほどの肉汁、そしてカボスの程よい酸味に香りが混ざり、さわやかな風とコッテリとした油の香りが鼻から勢いよく抜けていく。数分前のコンビニ飯を舐めていた自分にアッパーを食らわせたい。
コンビニ飯は予想以上に進化していた。
夜の9時過ぎ自転車に乗りながらの禁断の食事はまさに禁忌の至福
そしてそのタイミングで計ったかのように腹の限界を迎えた。
周辺には飯屋はない。気分は揚げ物、そこは譲れない。それ以外は認めない。
だが、近くに定食屋はない。
空っぽになった胃をなだめながら自転車を漕ぐ。すると、コンビニが見えた。
不服ではあるが今日はコンビニ飯で我慢しよう。そう思いホットウォーマーにある唐揚げを買った。
コンビニの中で食べたかったが、あいにく机は無く、食べられなかった。
仕方がなく、自転車に乗り家を目指した。
耐えられない空腹。袋から香る香ばしい唐揚げの匂い。
だが自転車に乗りながらの食事は危険。
だが耐えられない。
罪悪感はあるものの背に腹は変えられない。危険なのは百も承知だが、自転車を漕ぎながら唐揚げを一口。
すると、コンビニの商品とは思えないほどの肉汁、そしてカボスの程よい酸味に香りが混ざり、さわやかな風とコッテリとした油の香りが鼻から勢いよく抜けていく。数分前のコンビニ飯を舐めていた自分にアッパーを食らわせたい。
コンビニ飯は予想以上に進化していた。
夜の9時過ぎ自転車に乗りながらの禁断の食事はまさに禁忌の至福
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる