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今日もお昼にミヤのところに行くと先客がいた。
よく見ると同じクラスの皇様だった。
「お前はいつからいるんだ?前はいなかったよな。
かわいいなぁ。」
ミヤに向かって優しい声で喋りかけている。
「元気そうだな。誰かから餌でも貰ってんのか?よかったな。」
少し寂しそうな雰囲気を感じるが僕が近づいたら嫌がられると思って今日はミヤの所には後で行こうと思ってその場を離れた。
数日後もミヤのところでご飯を食べながら餌をあげていた。
「おい、西園寺、お前何してるんだ!」
急に怒鳴り声が聞こえてきた。
びっくりして振り返るとそこには焦りながら怒った顔をした皇様が立っていた。
「お前またそうやってネコを弱らせて俺に近づいてくるのか?あの時もそうだったよな。ほんと最低だな。早くどっか行け!」
全然意味がわからない。あの時も?前なにかしたのかな...?
分からないけどすごく怒っているしミヤのこと大事にしてくれてたし慌てて広げていたお弁当を片付ける。
「ごめんなさい...」
怒っているのでとりあえず良くないことしたんだろうなと思って謝ってその場から走って逃げた。
------------------------
(悠人 side)
この前見つけたネコが気になって今日もネコのところに向かう。
クランも可愛かったけどあのネコもかわいかったな。
人懐っこくて元気そうで毛並みも綺麗だった。
俺以外にも誰か見つけて可愛がってるのかな。もう名前付けてるのかな?
早足でネコのところに向かうとあいつの姿が見えた。
その瞬間目の前が真っ赤になった。
また虐めてるのか!
「おい、西園寺、お前何してるんだ!」
早くネコから離れさせたい。
するとこっちをびっくりした怯えた顔で振り返ってきた。
以前怒ったことが何も響いてなかったような姿にイライラする。
出ていけと言うとあいつは小さな声で謝って走って行った。
「大丈夫か??何もされてないか??」
急いでネコを抱き上げ、傷つけられていないかチェックする。
どこにも怪我などないようだ。
それどころかあいつが走っていった方に向かってきゅうになきはじめた。
今回はいじめてなかったのか?あいつが?
ちょっと理解が出来なくて混乱する。
もしかして濡れ衣だったのか、、、?
よく見ると同じクラスの皇様だった。
「お前はいつからいるんだ?前はいなかったよな。
かわいいなぁ。」
ミヤに向かって優しい声で喋りかけている。
「元気そうだな。誰かから餌でも貰ってんのか?よかったな。」
少し寂しそうな雰囲気を感じるが僕が近づいたら嫌がられると思って今日はミヤの所には後で行こうと思ってその場を離れた。
数日後もミヤのところでご飯を食べながら餌をあげていた。
「おい、西園寺、お前何してるんだ!」
急に怒鳴り声が聞こえてきた。
びっくりして振り返るとそこには焦りながら怒った顔をした皇様が立っていた。
「お前またそうやってネコを弱らせて俺に近づいてくるのか?あの時もそうだったよな。ほんと最低だな。早くどっか行け!」
全然意味がわからない。あの時も?前なにかしたのかな...?
分からないけどすごく怒っているしミヤのこと大事にしてくれてたし慌てて広げていたお弁当を片付ける。
「ごめんなさい...」
怒っているのでとりあえず良くないことしたんだろうなと思って謝ってその場から走って逃げた。
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(悠人 side)
この前見つけたネコが気になって今日もネコのところに向かう。
クランも可愛かったけどあのネコもかわいかったな。
人懐っこくて元気そうで毛並みも綺麗だった。
俺以外にも誰か見つけて可愛がってるのかな。もう名前付けてるのかな?
早足でネコのところに向かうとあいつの姿が見えた。
その瞬間目の前が真っ赤になった。
また虐めてるのか!
「おい、西園寺、お前何してるんだ!」
早くネコから離れさせたい。
するとこっちをびっくりした怯えた顔で振り返ってきた。
以前怒ったことが何も響いてなかったような姿にイライラする。
出ていけと言うとあいつは小さな声で謝って走って行った。
「大丈夫か??何もされてないか??」
急いでネコを抱き上げ、傷つけられていないかチェックする。
どこにも怪我などないようだ。
それどころかあいつが走っていった方に向かってきゅうになきはじめた。
今回はいじめてなかったのか?あいつが?
ちょっと理解が出来なくて混乱する。
もしかして濡れ衣だったのか、、、?
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