捻くれちゃん

ラッキーセヴァン

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第3話その2

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「い・・・いや、だ。他当たって」

「じゃあいいよ!ウチが勝手に横に付いてるから!」

そんな強引な!?

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「あはははは!これ面白いね!」

「う・・・うん。」


「ねえこのバンド知ってる?」

「し・・・知ってる。」

「カッコいいよねー!特にこのボーカルのケントがさ!」ペラペラ

「うん。」


「・・・お弁当美味しいね。」

「・・・うん。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」


「今日は一緒にいてくれてありがとう!ちょっと迷惑だったよね?バイバイ!」

「・・・バイバイ。」

結局、全然上手く話せなかったな。

でも、今日は捻くれ無かったな。

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次の日

「おはよー!」

「あっ!おはよー!もう体調大丈夫!?」

「うん!ごめんね心配かけちゃって!」

良かった。友達来たんだな。あの子。やっぱり一人の方が楽に感じるな。

楽しそうに話しているあの子を見て私は思った。私は折角話しかけて来てくれたのにあんな冷たい対応をして・・・差し伸べて来てくれた手を振り払ってしまったんだ。私と関わるとみんなが嫌な気持ちになる。私は一生ひとりぼっちで

プツン!!

とでも言うと思ったか馬鹿野郎!!私がわざと手を振り払ったんだ!ざまあみろ!これからも人を避けながら生きて行く。

近づく奴は全員殺す。

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