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ラッキーセヴァン

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第一章

隣の家の

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・・・もう11時か。

俺は行為を終えた後、思い足取りでズルズルと家の近所まで帰って来た。俺は普段、複数の女のセックスフレンド、通称セフレというものを作って夜な夜な遊び歩いている。まあ、簡単に言えばヤリチンって奴や。補導?まあ俺高3だけど何とか頑張れば大学生ぐらいにも見えるっしょ。一度もされた事ないし。歳も女には大学生だって誤魔化してる。

俺は少しずつ、少しずつ、自分の家に歩いていく。足が重たい。やっぱり慣れへんな。

「・・・やっぱ友達ん家泊まろうかな。」

「ワ゛ンワ゛ンワ゛ン!!」

「・・・吠えて来なさるんじゃねえ。静かにしろ。」

俺の隣の隣ンチの犬が吠えて来た。めっちゃ嫌われてんな。俺。

「そうね。お前の言う通り、ちゃんとお家に帰んなきゃ駄目ねー。」

「ワ゛ンワ゛ンワ゛ン!」

「・・・ワン!真似してみ?ワン!」

「・・・・・・。」

へへっ。

んで、このワンワンの隣の家が・・・

『ティロン♪』

・・・っっ!

『返信が来ています。』

俺の引きつった表情とは裏腹に、スマホの画面は煌びやかに俺を覆う。

・・・驚かせてごめんな?実は俺、あーいう事した後にLINEで『俺の事好きかよ?』って聞いてるんだ。その後の返信が『はい』だったら、俺本気でそいつと付き合いてえんだ。だってよ、確かにこいつはセフレだけど、もしかしたら俺みたいに・・・

俺みたいに

『テレレレレレレン♪』

こいつから電話だ。心臓が高鳴っとる。

・・・おらっ!

「もしもし?どしたん?」

『あのさ、何考えてこんな事連絡したの?』

「・・・あのさ!俺は本気で」

『セフレって何の事だか分かってる?』

「うん?知ってるぜ。もちろん」

『あのね、ウチ彼氏と上手くいかなくてむしゃくしゃしてあんたに抱かれたの。ホントに好きなのに浮気されて・・・それが苦しくて苦しくてこうなったら浮気仕返してやろうと思って・・・それなのに本気にするとかこの世界ではご法度じゃね?』

「そんなきついことゆーなよー!ほら、わがまま言うんじゃありません!だから次も」

『わがままはてめーだろこのストーカー野郎!!あんたなんかただの肉便器だ!!』

『テロン♪』

『連絡先がありません。』

・・・っっ!!

あかんわー!声、明らかに震えとったわー!ははっ。折角勇気出して誘ったのに。でもしゃーないかー・・・やっぱり俺は

「玄関先で煩いんだけど?きもっちわる。」

「・・・相川ー!!今日も可愛いな」

「キモい話しかけないで?」

・・・さっき話が逸れたよな。紹介するぜ?こいつは隣の家の#相川__あいかわ_##里奈子__りなこ_#。小さい頃からの俺の幼馴染だ。俺とおんなじ高校に通ってる!ふわふわした黒髪のロングで背は低め。童顔で可愛らしい顔立ちとは裏腹に眉毛は少し上がってるな。性格は真面目だけどちょっと鈍臭い?天然?俺とこいつは仲いんだぜー?幼稚園、小中高と一緒でさ!中学の頃なんか俺の事本気で好きだったし!ラブラブやったんよ。

「渡辺。何一人で突っ立ってんの?ヤリチンの癖に。」

昔の話や。因みに相川にはひょんなことから俺の正体がバレてしまった。高2の夏休みやったな。

「お前は何で外に居るんだよ?」

「花壇の水やり。もう終わったからそれじゃ。」

やばい。引き留めなきゃな。

「ねえちょっと待って?もうちょっと」

俺たち幼馴染だし!お前なら分かってくれるよな?なあ相川

「もうあんたとはまともに関わりたくないの。」

相川は俺にそう告げると直ぐにそっぽを向いて玄関の扉をバタンと乱暴に閉めて俺の目の前から消えてしまった。































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