見切り教育

ラッキーセヴァン

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9月2日

勉強開始

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ひたすら歩く事約30分。とても小さな市内の図書館に着いた。

「うーっし!着いたな!」

「うん!勉強をするには丁度良さそうな図書館だね。」

なんといっても、模試は夕方の5時からだからしっかり集中してやりたい。

「こうしちゃいられねえな!これからひたすら勉強するぞ!絶対に寝かさせないぜ!」

「変な言い回し止めろ。」

「はい。」

こんな阿保なやり取りをしている場合じゃ無い。こうしている間にも時間は過ぎている!

ふんす!

ーーーーーーーーーーーーーーー

「へえ!やっぱ色々揃ってるなー!」

「まあ図書館だからね。」

「静かだなー!ヤッホーって思いっきり叫びたい!」

「他のお客様にご迷惑です。てか良いから早く勉強するよ!!」

「おう!

・・・てかさ、お前妙にやる気だよな。何気に大学の赤本も持ってたし。」

ええ!?ヤバい図星。なんて答えよう。

「え?ああ、そりゃあまあ・・・何となく、だよ。」

「ふーん、そっか。」

原はそれ以上聞いては来なかったが、私は少し胸の中がモヤモヤした。

私にも心のどこかに譲れない想いがあるのかもしれない。




暫くしてから私達はそれぞれ勉強に取り掛かった。

『主人公の言葉に「絶対成功させてやる。失敗は許されない。」とあるがこの時の主人公の心情を100文字以内で文章の中の言葉を使って述べよ。』

『点Pが1分間に時速180キロで池の周りを回っている。この時、点Pが何周池の周りを回ったかを求めよ。』

『2291年、少子高齢化が進み日本の格差社会が大幅に開く格差爆発が起きた。日本の格差社会が開いた理由はやはり学歴であり、学歴が高い者が裕福な生活を送り低い』

『I have a chocolate. This smell like farm. oh!This is a soil. この文章を日本語に訳せ。』

『ビーカーに液体を入れてアルコールランプで熱すると液体はどうなるか。文章だけでなく図を使って3つに分けて過程を示せ。』

1時間・・・2時間・・・

時間がどんどん過ぎて行く。ふと横を見ると原が机に顔を突っ伏してバテていた。

「ああー!もうダメだー!!」

「ちょっと大丈夫!?」

「お前よく飽きないな!俺もうくたくた・・・。」

「あーあ。てかさ、ここ全然人居なく無い?」

「ああ、確かに。」

今の状況だったら人が押し寄せてもおかしく無いのにどうしたんだろ?

でも今はそんな事を気にしている場合じゃ無い。早く勉強しなきゃ。



















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