13 / 21
第13話 オフィーリアお姉様
母の脅しはかなり怖かった。
私が数日、食べるお菓子の量を二倍にしたくらいには。
「やめておきなさいよ、サラ」
見かねたイザベラが注意した。
「ドレスが入らなくなるわよ」
「だいじょうぶ。いよいよストレスが溜まったら、今度は食べられなくなる体質なの、私」
私は大好物のアップルパイとチーズケーキと、生クリームでデコレートされた絶品イチゴのショートケーキをモリモリ食べながら答えた。
学校の食堂ではこんなスイーツは出ないので、自宅のパティシエに作らせた。お茶会に出すお菓子の試作品と言って。
それにしても、女性の参加者もう一名の目処が立っていなかった。
「親戚の女性とか。誰でもいいよ」
殿下は割と気軽に言うけど、まさかマーベリーフィールドの大伯母を連れてくるわけには行かないでしょう。母だって出禁なのに。
まあ、母はどの会にしても出禁にしておいた方が無難だと思うけど。
ある日、お兄様がふらりと私の部屋にやってきた。
「例のマーク殿下が出席なさるお茶会だけど」
私は振り返った。
「姉様が出席してくださるってさ」
「え? 本当なの?」
兄がふんわりと微笑んだ。
「仕方ないだろう。可愛い妹のために出てくれるって」
「わああ。助かった。お姉様なら問題ないわ。ありがとう、お兄様」
オフィーリア姉様は、母に似て、ちょっとばかり頑固なところがあるけれど、母の頑固と違って人に迷惑はかけない。
夫が突然亡くなるまでは、普通に社交界にも出入りしていて、評判はとても良かった。立っているだけで、絵になる美人だったからだ。
今でも、なんとかツテを辿ってお話が途切れないらしい。姉は一切相手していないらしいが。また、マーフィールドの大伯母様は母と違って、完全シャットアウトしてくれるそうで、姉がマーフィールドに滞在しているのはそのせいもあるらしい。
オフィーリア姉様は、母がいない時間を見計らって会いにきてくれた。
「お姉様!」
薄紫色の衣装は寡婦に許された色合いだ。
もう二年も経っているのだから、もっと派手な色合いを着てもいいのに、姉は濃淡の灰色か薄紫しか着ない。
今日は薄紫だから、譲歩してくれたのだろう。
「婚約者選びから仕切り直しですって?」
姉は楽しそうに笑った。
目元が本当に美しい。濃い長いまつ毛に縁取られた青の目と、渦を巻く豊かな栗色の髪、肌は白く、くっきりと眉が理想的な線を描いていた。何回見ても、嘘のように美しい女性だった。
父が宝物のように大事にしていた。母もである。
これが一、二歳離れているだけだったら、おおごとである。比べられて大変なことになるところだった。
六つ離れているのは大きい。自慢の美人の姉ですんだ。
「ハーバートときたら、とんでもなかったわね。そして、今ではクリントン公爵家のご子息と第三王子殿下が、あなたをめぐって争っているんですって?」
端的に言えばそうだけど。
「でも、お姉様、本気なのかしら? そんなにうまく話が進むのかしら?」
「うまい話なのかどうかわからないわ。だって、性格が合わないとか、実は浮気性だとか」
「そ、そうですわよね」
「今のところ、あの二人については何も聞いたことないけど。私も頑張って、目を光らせてみるわ」
心強い。母のがんばってみるわ、に比べたら、ずっと安心できる。
「お姉様、ありがとう! 本当に助かるわ。殿下が出席されるとなると、本当に人選に困ったのよ。下手な方をお呼びするわけにはいかないし。実の姉なら、一番いいわ!」
「お茶会の場合は、男性より女性の数が多い方がいいもの。あと一人絶対必要だそうで、ルイが私に出て欲しいって頼みに来たのよ」
ルイとは兄の名前である。
「未亡人の私はぴったりだって」
「お兄様ったら、なんて言い方を!」
姉はまるで気にしないみたいに笑った。
「未亡人、気にしていないからいいの。私は、バラを育てて、大伯母様と一緒に毎年庭の計画を練っているの」
バラ? こんなにきれいな人がバラだけを?
「それで?」
母が再婚を迫る気持ちがわかって、私はその先を聞いた。それだけだったら、寂しくないのかしら? それに、これだけの美人にバラは勿体なさすぎる。
「そのほかに、近くの教会付属の孤児院に寄付をしているの」
「孤児院?」
私は目を丸くした。
「そうよ。私は、今、そこで、先生をしているの。女の子たちの。寡婦にはピッタリだわ」
そんなこと、ちっとも知らなかった。
「勉強のできる子には、学校へ行く援助をしているの。手先が器用な子には裁縫を教えてやって、最低、読み書きと簡単な計算を教えてやっているの」
すごい。私、そんなこと、考えたこともなかった。
「最低限の読み書きと計算は必要よ。どう生きていくにしてもね」
私はうなずいた。それは必要なことだ。有意義なことだ。
「でもね、そしたら、近所の貧しい家から苦情が出たの」
私は、びっくりした。
「なぜ?」
とてもいいことをしているはずだ。苦情だなんて考えられない。
姉は苦笑した。
「自分たちの家の子どもは、読み書きを勉強できないのに、孤児なら教えてもらえるだなんてずるいって」
「はあ」
「孤児たちの親は、育てる義務を放棄したのだ。苦しくても頑張っている自分たちの子どもの方が不利な扱いを受けるだなんておかしいって」
「ああ。そういうことですか」
わからなくはない。理解はできるが、どうしろというのだ。大体、全部、姉の好意だ。それを自分たちにもよこせと?
「私もびっくりしたし、困ったけれど、神父様には最初から読めた展開だったらしいわ。私が世間知らずだったのねえ」
「どうするのですか?」
姉は笑った。
「続けていくわ。変えていきながら。だからと言って止めたりしないわよ。やめたら誰も得しないもの。私は貴族の夫人だから誰も文句は言えないだろうって、神父様はおっしゃるの。貴族の慈悲なんて自己満足で歪んでいるのが当たり前だって。ね? 面白いでしょ? 世の中って」
びっくりするくらい美しい姉が、ケロッとしてそんなことを言う。
「で、お茶会だけど、私が加われば、女性が三人に男性が三人になってちょうどいいのね」
私は、美しくてはかなげな容姿の姉が、結構兄に似ていることを発見した。
DNAは正直だ。
私が数日、食べるお菓子の量を二倍にしたくらいには。
「やめておきなさいよ、サラ」
見かねたイザベラが注意した。
「ドレスが入らなくなるわよ」
「だいじょうぶ。いよいよストレスが溜まったら、今度は食べられなくなる体質なの、私」
私は大好物のアップルパイとチーズケーキと、生クリームでデコレートされた絶品イチゴのショートケーキをモリモリ食べながら答えた。
学校の食堂ではこんなスイーツは出ないので、自宅のパティシエに作らせた。お茶会に出すお菓子の試作品と言って。
それにしても、女性の参加者もう一名の目処が立っていなかった。
「親戚の女性とか。誰でもいいよ」
殿下は割と気軽に言うけど、まさかマーベリーフィールドの大伯母を連れてくるわけには行かないでしょう。母だって出禁なのに。
まあ、母はどの会にしても出禁にしておいた方が無難だと思うけど。
ある日、お兄様がふらりと私の部屋にやってきた。
「例のマーク殿下が出席なさるお茶会だけど」
私は振り返った。
「姉様が出席してくださるってさ」
「え? 本当なの?」
兄がふんわりと微笑んだ。
「仕方ないだろう。可愛い妹のために出てくれるって」
「わああ。助かった。お姉様なら問題ないわ。ありがとう、お兄様」
オフィーリア姉様は、母に似て、ちょっとばかり頑固なところがあるけれど、母の頑固と違って人に迷惑はかけない。
夫が突然亡くなるまでは、普通に社交界にも出入りしていて、評判はとても良かった。立っているだけで、絵になる美人だったからだ。
今でも、なんとかツテを辿ってお話が途切れないらしい。姉は一切相手していないらしいが。また、マーフィールドの大伯母様は母と違って、完全シャットアウトしてくれるそうで、姉がマーフィールドに滞在しているのはそのせいもあるらしい。
オフィーリア姉様は、母がいない時間を見計らって会いにきてくれた。
「お姉様!」
薄紫色の衣装は寡婦に許された色合いだ。
もう二年も経っているのだから、もっと派手な色合いを着てもいいのに、姉は濃淡の灰色か薄紫しか着ない。
今日は薄紫だから、譲歩してくれたのだろう。
「婚約者選びから仕切り直しですって?」
姉は楽しそうに笑った。
目元が本当に美しい。濃い長いまつ毛に縁取られた青の目と、渦を巻く豊かな栗色の髪、肌は白く、くっきりと眉が理想的な線を描いていた。何回見ても、嘘のように美しい女性だった。
父が宝物のように大事にしていた。母もである。
これが一、二歳離れているだけだったら、おおごとである。比べられて大変なことになるところだった。
六つ離れているのは大きい。自慢の美人の姉ですんだ。
「ハーバートときたら、とんでもなかったわね。そして、今ではクリントン公爵家のご子息と第三王子殿下が、あなたをめぐって争っているんですって?」
端的に言えばそうだけど。
「でも、お姉様、本気なのかしら? そんなにうまく話が進むのかしら?」
「うまい話なのかどうかわからないわ。だって、性格が合わないとか、実は浮気性だとか」
「そ、そうですわよね」
「今のところ、あの二人については何も聞いたことないけど。私も頑張って、目を光らせてみるわ」
心強い。母のがんばってみるわ、に比べたら、ずっと安心できる。
「お姉様、ありがとう! 本当に助かるわ。殿下が出席されるとなると、本当に人選に困ったのよ。下手な方をお呼びするわけにはいかないし。実の姉なら、一番いいわ!」
「お茶会の場合は、男性より女性の数が多い方がいいもの。あと一人絶対必要だそうで、ルイが私に出て欲しいって頼みに来たのよ」
ルイとは兄の名前である。
「未亡人の私はぴったりだって」
「お兄様ったら、なんて言い方を!」
姉はまるで気にしないみたいに笑った。
「未亡人、気にしていないからいいの。私は、バラを育てて、大伯母様と一緒に毎年庭の計画を練っているの」
バラ? こんなにきれいな人がバラだけを?
「それで?」
母が再婚を迫る気持ちがわかって、私はその先を聞いた。それだけだったら、寂しくないのかしら? それに、これだけの美人にバラは勿体なさすぎる。
「そのほかに、近くの教会付属の孤児院に寄付をしているの」
「孤児院?」
私は目を丸くした。
「そうよ。私は、今、そこで、先生をしているの。女の子たちの。寡婦にはピッタリだわ」
そんなこと、ちっとも知らなかった。
「勉強のできる子には、学校へ行く援助をしているの。手先が器用な子には裁縫を教えてやって、最低、読み書きと簡単な計算を教えてやっているの」
すごい。私、そんなこと、考えたこともなかった。
「最低限の読み書きと計算は必要よ。どう生きていくにしてもね」
私はうなずいた。それは必要なことだ。有意義なことだ。
「でもね、そしたら、近所の貧しい家から苦情が出たの」
私は、びっくりした。
「なぜ?」
とてもいいことをしているはずだ。苦情だなんて考えられない。
姉は苦笑した。
「自分たちの家の子どもは、読み書きを勉強できないのに、孤児なら教えてもらえるだなんてずるいって」
「はあ」
「孤児たちの親は、育てる義務を放棄したのだ。苦しくても頑張っている自分たちの子どもの方が不利な扱いを受けるだなんておかしいって」
「ああ。そういうことですか」
わからなくはない。理解はできるが、どうしろというのだ。大体、全部、姉の好意だ。それを自分たちにもよこせと?
「私もびっくりしたし、困ったけれど、神父様には最初から読めた展開だったらしいわ。私が世間知らずだったのねえ」
「どうするのですか?」
姉は笑った。
「続けていくわ。変えていきながら。だからと言って止めたりしないわよ。やめたら誰も得しないもの。私は貴族の夫人だから誰も文句は言えないだろうって、神父様はおっしゃるの。貴族の慈悲なんて自己満足で歪んでいるのが当たり前だって。ね? 面白いでしょ? 世の中って」
びっくりするくらい美しい姉が、ケロッとしてそんなことを言う。
「で、お茶会だけど、私が加われば、女性が三人に男性が三人になってちょうどいいのね」
私は、美しくてはかなげな容姿の姉が、結構兄に似ていることを発見した。
DNAは正直だ。
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された王太子妃候補は第一王子に気に入られたようです。
永野水貴
恋愛
侯爵令嬢エヴェリーナは未来の王太子妃として育てられたが、突然に婚約破棄された。
王太子は真に愛する女性と結婚したいというのだった。
その女性はエヴェリーナとは正反対で、エヴェリーナは影で貶められるようになる。
そんなある日、王太子の兄といわれる第一王子ジルベルトが現れる。
ジルベルトは王太子を上回る素質を持つと噂される人物で、なぜかエヴェリーナに興味を示し…?
※「小説家になろう」にも載せています
もう私、好きなようにさせていただきますね? 〜とりあえず、元婚約者はコテンパン〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
「愛があれば十分だ」と私を捨てた婚約者へ――では、その婚約破棄の条件から確認いたしましょう
師走
恋愛
伯爵令嬢リディア・エーヴェルは、貴族たちの婚約や離縁、持参金や相続に関わる条件調整を陰でまとめてきた実務家だった。
だがある夜会で、婚約者である王太子側近ユリウス・グランツから「君は条件ばかりで冷たい。愛があれば契約などいらない」と一方的に婚約破棄されてしまう。
静かに婚約破棄を受理したリディアは、その場で持参金返還、贈与品、名誉回復の文言など必要事項の確認を始めるが、誰もその意味を理解しない。
けれど彼女が婚約から外れた直後から、王都では縁談、婚約、離縁の調整が次々と滞り始める。今まで多くの案件を陰でまとめていたのは、ほかでもないリディアだったのだ。
そんな中、法務局の裁定官補佐セオドア・ヴァレントから、王女ヘレナの婚姻条件を見直してほしいと依頼が舞い込む。
北方大公家との政略結婚。けれど提示された条件は、婚姻ではなく人質の引き渡しに等しいものだった。
「条件は愛の代わりではありません。ですが、愛が壊れたときに人を守ることはできます」
傷つきながらも再び交渉の場に立つリディアは、王女の未来を守るため、そして自分自身の人生を取り戻すため、契約と誠意を武器に王都最大の婚姻交渉へ挑む。
一方、自分を支えていたものの大きさに気づいた元婚約者は、今更になって復縁を望み始めるが――。
小説家になろう様でも掲載中
「お遊戯で子を育てるな」と追放された宮廷養育係——前世の保育士が作った遊びの教育を、王立学院が丸ごと導入した
歩人
ファンタジー
「子供に歌を教え、絵を描かせ、庭で走り回らせる——それが教育だと? ふざけるな」
侯爵令嬢マリカは婚約者にそう嘲笑され、宮廷養育係の職を解かれた。
前世で保育士だった彼女が行っていたのは、遊びに見せかけた発達支援プログラム。数を数える鬼ごっこ、言葉を覚える歌遊び、協調性を育む共同制作——子供たちは「楽しい」と笑いながら、同年代の二年先を進んでいた。
マリカが去り、旧来の家庭教師が戻った途端、子供たちは勉強を拒否し始めた。
王立学院の入学試験で辺境の子供たちが首席を独占したとき——「お遊戯」の本当の意味が明かされる。
婚約破棄を申し入れたのは、父です ― 王子様、あなたの企みはお見通しです!
みかぼう。
恋愛
公爵令嬢クラリッサ・エインズワースは、王太子ルーファスの婚約者。
幼い日に「共に国を守ろう」と誓い合ったはずの彼は、
いま、別の令嬢マリアンヌに微笑んでいた。
そして――年末の舞踏会の夜。
「――この婚約、我らエインズワース家の名において、破棄させていただきます!」
エインズワース公爵が力強く宣言した瞬間、
王国の均衡は揺らぎ始める。
誇りを捨てず、誠実を貫く娘。
政の闇に挑む父。
陰謀を暴かんと手を伸ばす宰相の子。
そして――再び立ち上がる若き王女。
――沈黙は逃げではなく、力の証。
公爵令嬢の誇りが、王国の未来を変える。
――荘厳で静謐な政略ロマンス。
(本作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載中です)
『冷酷な悪役令嬢』と婚約破棄されましたが、追放先の辺境で領地経営を始めたら、いつの間にか伝説の女領主になっていました。
黒崎隼人
ファンタジー
「君のような冷たい女とは、もう一緒にいられない」
政略結婚した王太子に、そう告げられ一方的に離婚された悪役令嬢クラリス。聖女を新たな妃に迎えたいがための、理不尽な追放劇だった。
だが、彼女は涙ひとつ見せない。その胸に宿るのは、屈辱と、そして確固たる決意。
「結構ですわ。ならば見せてあげましょう。あなた方が捨てた女の、本当の価値を」
追放された先は、父亡き後の荒れ果てた辺境領地。腐敗した役人、飢える民、乾いた大地。絶望的な状況から、彼女の真の物語は始まる。
経営学、剣術、リーダーシップ――完璧すぎると疎まれたその才能のすべてを武器に、クラリスは民のため、己の誇りのために立ち上がる。
これは、悪役令嬢の汚名を着せられた一人の女性が、自らの手で運命を切り拓き、やがて伝説の“改革者”と呼ばれるまでの、華麗なる逆転の物語。
【完結】離縁したいのなら、もっと穏便な方法もありましたのに。では、徹底的にやらせて頂きますね
との
恋愛
離婚したいのですか? 喜んでお受けします。
でも、本当に大丈夫なんでしょうか?
伯爵様・・自滅の道を行ってません?
まあ、徹底的にやらせて頂くだけですが。
収納スキル持ちの主人公と、錬金術師と異名をとる父親が爆走します。
(父さんの今の顔を見たらフリーカンパニーの団長も怯えるわ。ちっちゃい頃の私だったら確実に泣いてる)
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
32話、完結迄予約投稿済みです。
R15は念の為・・
夫の告白に衝撃「家を出て行け!」幼馴染と再婚するから子供も置いて出ていけと言われた。
佐藤 美奈
恋愛
伯爵家の長男レオナルド・フォックスと公爵令嬢の長女イリス・ミシュランは結婚した。
三人の子供に恵まれて平穏な生活を送っていた。
だがその日、夫のレオナルドの言葉で幸せな家庭は崩れてしまった。
レオナルドは幼馴染のエレナと再婚すると言い妻のイリスに家を出て行くように言う。
イリスは驚くべき告白に動揺したような表情になる。
「子供の親権も放棄しろ!」と言われてイリスは戸惑うことばかりで、どうすればいいのか分からなくて混乱した。