[コメディ]変態ばかりのこの世界で弄られて生きる女子高生物語~私が杖ですか?あ~、そうですか、そうですよねの巻~

鳩時計

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第5話 奥さん…いい身体してるね~

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「お母さん、早く勇治を探しに行こうよ~」
(ん?デジャブ?)
 瑠依は、絵里を急かした。

「お父さん、瑠依が話進まないから早く行こうって」
 絵里は、健一にふった。

(いやいや、そんな事言ってないし)
 瑠依は苦笑いしてる。

「お父さんだって早く出発したいんだ。しかし、中には瑠依をいじって欲しいって人もいるんだぞ。わかったか?瑠依」

「わかるわけないじゃん!!」
 顔を真っ赤にしながら、瑠依は杖で健一の頭を叩いた。

「仕方ないな~それじゃ、出発だ」

 三人は適当に歩いて、適当な村に着いた。

「やっとまともな所に着いたね!」
 瑠依は、バンバン杖を振り回して喜んでいる。

「誰か村人でもいないかな~」
 健一は辺りを見回す。

「向こうから誰か来た」
 瑠依は目を凝らした。

 スーツを来た小太りのおっさんだった。
 頭がバーコードになっている。
「誰だい、君たちは?」

「人間と杖です」
 健一が答えた。

(いやいや、見たまんま答えても)
 瑠依が心の中で突っ込んだ。

「杖?気持ち悪い杖だな…」
 おっさんは、瑠依を睨んでる。

(お前のギトギト頭の方が気持ち悪いわ!)
 瑠依は心の中で罵倒した。
 するとステータス画面に
【スケベ親爺出現】と出た。

「お父さん、お父さん」
 瑠依は小声で言った。
「スケベ親爺出現だって」

「えー、また?めんどくせぇな~」
 健一も小声で言った。

「お父さん、お父さん」
 瑠依はまた小声で言った。
「本日、ポイント10倍だって!もっとレベル上がるんじゃない?」

「スーパーの買い物じゃないんだから…」
 と健一はめんどくさそうに絵里の側に寄った。
「どうしたの?お父さん」
 絵里が健一に聞く。
 すると健一は、絵里の服をめくり上げる。
 ポロンと大きな2個のメロンが出てきた。

「いやん!お昼からなんて~」
 絵里は色っぽい声を出した。

「何が?」
 瑠依は呟いた。

 おっさんは
「うひょょーーー!」
 と、言いながら絵里に向かってきた。

 健一は、瑠依の杖を掴んでおっさんの後頭部を殴る。
「バコッ!」
 すると、おっさんはその場で倒れた。

「何で自分の武器使わないの?」
 瑠依は怒っている。


 また音楽が鳴った。

【本日、ポイント10倍!レベル100にアップ】
「イエーイ!、ポイント10倍!」
 瑠依が鼻歌を歌っている。
【さらに本日限定の…】

「うひょょーーー!」
 瑠依は思わず声を上げた。

【防御力アップするカブトを贈呈】

「お父さん!防具だって!」

 すると空から防具が落ちてきた。

「えっ…………?」
 瑠依は思わず声が出た。



 よく見るとハゲのカツラだった。

「カブトじゃないんかい!!」
 瑠依は思わず突っ込んだ。

「いらね~~」
 健一はそう言うと、ハゲのカツラを瑠依の頭に被せた。

「あっ!こら!あほ親父!私に被せるな!!あ~、くそ!両手ないから自分で取れないし!」
 瑠依は、杖を揺らしてハゲのカツラを取ろうとしている。

「よし!とりあえず情報収集だ」
 何事もなかったなかったかのように、村の中を探索する健一だった。
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