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プロローグ
第五話 三人で話す久しぶりの時間
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伊藤さんも石原さんも体調は良くなってきているそうなのだが、まだ登校するほどではないようだ。あんまり無理はして欲しくないんだけど、今日は二人とも咳もあまり出ていないという事なので久々に通話をすることが出来るみたい。
「久しぶりに話すかも」
「私も。愛華は学校どう?」
「あんまり変わらないかも。授業とかは二人がいない分進んでるけどね」
「結構進んじゃってるよね。でも、愛華が送ってくれるノート見てたら何となく理解出来るかも」
「私はノートだけじゃ全然理解出来ないな。今度私のために勉強会開いてよ」
「じゃあ、私とノゾミが生徒で愛華が先生って事でいいかな?」
「先生とかうまく出来る自信ないよ。でも、出来るだけ頑張ってみる」
「愛華ならそう言ってくれると思ってたよ。私達二人の分もしっかり勉強しとかないとダメだからね」
「それってプレッシャーかけすぎでしょ。でも、私も愛華に頼っちゃうけどね」
「出来るだけ頑張るよ」
こうして二人と話すのは久しぶりなんだけど、やっぱり伊藤さんと石原さんは話しやすいな。松本さん達も話しにくいってわけではないんだけど、やっぱり違う世界の人って感じがしてるからちょっとだけ緊張しちゃうんだよね。
「そう言えばさ、家にいる時間が長いからイラストいっぱい描けたよ。まだ完成してるわけじゃないから見せないけど、楽しみにしててね」
「私もちょっとだけ作曲してみたよ。一曲も完成してないけど何となくこんな感じがいいかなって思うところまではイケたかも。でも、まだ聞かせない」
「私は新しい話作れてないかも。ごめんね」
「別に謝る事じゃないって。私達は学校に行けてないから時間あるんだし、愛華は学校あるから仕方ないって」
「そうだよ。私達も最近体調が良くなってきたから余った時間にやってるだけだしね。愛華は今までたくさん話作ってくれたんだから少し時間を空けても問題無いって」
「ありがとう。そう言ってもらえると助かるよ」
二人には言えないけど、私は小説自体は書いている。三人で作るアニメとは違う松本さん達に読んでもらうための小説を書いているのだ。今まで書いていた小説を少しアレンジして書いてはいるんだけど、それに加えて新しい話を作るというのは今の私にはちょっと難しい。多くの事を同時に行うことは出来ないんだけど、三人で作ってる話のストックはまだ結構あるしちょっとくらいは他に目を向けてもいいよね。
「そう言えばさ、愛華の小説って何個か非公開になってるんだけど、アンチコメでもついたの?」
「それ私も気になってた。愛華の小説を読んでイラストのイメージを膨らませようかなって思ってたんだけど、読もうと思ってた小説が非公開になってたから心配してたよ。何かあったのかな?」
「アンチコメとかついてないよ。感想自体そんなに貰ってないし、閲覧数も全然だからね」
「そうなんだ。でも、それだったらどうして急に非公開になんてしたの?」
「別に深い意味はないんだけどね」
私は松本さん達に見せる小説の元ネタを非公開にしているという事を二人に伝えた。非公開にしたのは四人のうち誰かが私の小説をネットで調べてどこかの投稿サイトにたどり着くことを心配したのが理由なのだ。伊藤さんも石原さんも私が非公開にした理由を聞いて納得はしてくれていた。
「って事は、愛華は松本さん達と一緒に行動してるって事なんだ」
「そう言うわけでもないかな。給食を一緒に食べてるだけでその時に小説を見てもらってるだけだよ」
「その小説ってさ、愛華が趣味で書いてる方の小説って事だよね?」
「うん、そうだよ。ちょっと恥ずかしいから登場人物の名前は変えてるけどね」
「あのままだったら愛華と福島君の話になっちゃうもんね。さすがにそれを松本さん達に見られるのは辛いよね。私も読んでてちょっと恥ずかしくなっちゃったから」
「そうかな。私はいい話だと思ったよ。愛華と福島君がって事を想像したらちょっと面白かったけど、趣味で書いてるやつなんだから自由に書いていいと思うし」
「それで、私達の事って何か言ったりしたのかな?」
「ううん、言ってないよ。三人で何か作ってるってのは知ってるみたいだけど、二人の許可を取らずにそれを言うのはダメかなって思って答えなかった。言った方が良かったかな?」
「言わなくていいと思うよ。だって、私達はまだ一つもちゃんと完成させてないからね。そんな状態のモノを見せろって言われても困るでしょ。私達だけじゃなくて見る方もなんて言えばいいのかわからなくて困っちゃうと思うんだよね」
「そうだよね。あれは完成してアップしてからチャンネルを教えるとかの方が良いかも。完成するのはいつになるかわからないけど。声も三人だけだと区別付かなそうだから完成しないかもね」
アニメを作るという作業を軽く見ていた私達はまだ一つも完成させることが出来ていない。アニメーションを作るという事が出来ないので漫画に声を当てる形の動画にしているのだけれど、それであってもまだ最初の一ページ分しか作れていないのだ。
伊藤さんは絵は描けるけど漫画になると難しいらしく思い描いている物を表現することが出来ないと言っているし、私も石原さんも絵は描けないので手伝う事も出来ない。下手なりにそれっぽく書いて伊藤さんに書き直してもらうという工程も私達が先走り過ぎてストレスを与えることになっているようだし、こればっかりは気長に待つしかないのかもしれない。
「福島君とか松本さん達に協力してもらえるかな。愛華が仲良くなってるみたいだし言えば手伝ってくれたりするかもよ」
「どうだろう。そういう話ってしたことないけど、ある程度完成したら手伝ってもらえるように聞いてみる?」
「そうだね。ある程度完成させないと言いにくいよね。今の状況だとプロの声優さんでも困っちゃうと思うし」
私と違って伊藤さんも石原さんも松本さん達に怖い印象は抱いていないのかな。私が勝手に陽キャの人が怖いって思ってるだけで普通はそういう風に思わないものなのかもしれないね。実際に話したらみんないい人だったし、私が勝手に思い込んでただけっぽいな。
「福島君にも愛華の小説を読んでもらったんでしょ?」
「うん、読んで貰ったよ。でも、相手は私じゃなくて松本さんになってるけど」
「え、なんで松本さんなの?」
「何となく、話の流れでそうなったというか、私のままじゃ恥ずかしいって思っちゃうし、みんなが松本さんと福島君の話がいいって言ってたから」
「そうなんだ。でも、松本さんは可愛らしいし福島君とお似合いかもね。別に愛華と福島君がお似合いじゃないってわけじゃないから誤解しないでね」
「さすがにそれは誤解しないよ。でも、ちょっと悩んでることがあるんだよね」
「悩んでることって何かな?」
私は岡田君が何気なく言ったエッチな話が読みたいという事で悩んでいると二人に伝えた。そんな事で悩む必要なんて無いし無視していいと二人は言ってくれたのだけれど、他の事はちゃんと岡田君を注意してくれていた福島君がその事を注意してくれなかったのがちょっと引っかかっていた。もしかしたら、福島君も口に出せないだけでそういうエッチな話を読みたいのかなという風に思っているのかと考えてしまっていたのだ。
「福島君も爽やかイケメンだけど男子だもんね。岡田君みたいな変態ではないと思うけど、健全な男子だったらそういうのも読みたいって思ってるかもしれないよね」
「そうかもしれないよね。私のお兄ちゃんも陰でエッチな本とか読んでるみたいだし、男子ってやっぱりそういうの好きなんじゃないかな。でも、愛華ってそういうの苦手無いんじゃないの?」
「うん、あんまり得意じゃないかも。興味はあるけど、何となく気持ち悪いって思っちゃうかも」
「その気持ちわかるかも。見てみたい気持ちはあるんだけど、実際に見たいかと言われたら困っちゃうよね」
「でもさ、もしかしたらそれがきっかけで今よりも福島君と仲良くなれる可能性もあるって事だよね。試してみる価値はありそうだけど」
岡田君のためではなく福島君のためだと思えば私もそういうのを書けるような気がしてきた。知識も経験も無いけど、その辺はちょっと勉強してみたらいいと思う。うまく出来るかわからないけど、何事も挑戦しないと前には進めないもんね。
伊藤さんと石原さんにも協力してもらってエッチな本で勉強する事になったんだけど、通話が終わったと同時に二人から大量のデータが送られてきてちょっと笑ってしまった。
なんだかんだ言って、二人もそういうのが好きなんだなって初めて知ったのだった。
「久しぶりに話すかも」
「私も。愛華は学校どう?」
「あんまり変わらないかも。授業とかは二人がいない分進んでるけどね」
「結構進んじゃってるよね。でも、愛華が送ってくれるノート見てたら何となく理解出来るかも」
「私はノートだけじゃ全然理解出来ないな。今度私のために勉強会開いてよ」
「じゃあ、私とノゾミが生徒で愛華が先生って事でいいかな?」
「先生とかうまく出来る自信ないよ。でも、出来るだけ頑張ってみる」
「愛華ならそう言ってくれると思ってたよ。私達二人の分もしっかり勉強しとかないとダメだからね」
「それってプレッシャーかけすぎでしょ。でも、私も愛華に頼っちゃうけどね」
「出来るだけ頑張るよ」
こうして二人と話すのは久しぶりなんだけど、やっぱり伊藤さんと石原さんは話しやすいな。松本さん達も話しにくいってわけではないんだけど、やっぱり違う世界の人って感じがしてるからちょっとだけ緊張しちゃうんだよね。
「そう言えばさ、家にいる時間が長いからイラストいっぱい描けたよ。まだ完成してるわけじゃないから見せないけど、楽しみにしててね」
「私もちょっとだけ作曲してみたよ。一曲も完成してないけど何となくこんな感じがいいかなって思うところまではイケたかも。でも、まだ聞かせない」
「私は新しい話作れてないかも。ごめんね」
「別に謝る事じゃないって。私達は学校に行けてないから時間あるんだし、愛華は学校あるから仕方ないって」
「そうだよ。私達も最近体調が良くなってきたから余った時間にやってるだけだしね。愛華は今までたくさん話作ってくれたんだから少し時間を空けても問題無いって」
「ありがとう。そう言ってもらえると助かるよ」
二人には言えないけど、私は小説自体は書いている。三人で作るアニメとは違う松本さん達に読んでもらうための小説を書いているのだ。今まで書いていた小説を少しアレンジして書いてはいるんだけど、それに加えて新しい話を作るというのは今の私にはちょっと難しい。多くの事を同時に行うことは出来ないんだけど、三人で作ってる話のストックはまだ結構あるしちょっとくらいは他に目を向けてもいいよね。
「そう言えばさ、愛華の小説って何個か非公開になってるんだけど、アンチコメでもついたの?」
「それ私も気になってた。愛華の小説を読んでイラストのイメージを膨らませようかなって思ってたんだけど、読もうと思ってた小説が非公開になってたから心配してたよ。何かあったのかな?」
「アンチコメとかついてないよ。感想自体そんなに貰ってないし、閲覧数も全然だからね」
「そうなんだ。でも、それだったらどうして急に非公開になんてしたの?」
「別に深い意味はないんだけどね」
私は松本さん達に見せる小説の元ネタを非公開にしているという事を二人に伝えた。非公開にしたのは四人のうち誰かが私の小説をネットで調べてどこかの投稿サイトにたどり着くことを心配したのが理由なのだ。伊藤さんも石原さんも私が非公開にした理由を聞いて納得はしてくれていた。
「って事は、愛華は松本さん達と一緒に行動してるって事なんだ」
「そう言うわけでもないかな。給食を一緒に食べてるだけでその時に小説を見てもらってるだけだよ」
「その小説ってさ、愛華が趣味で書いてる方の小説って事だよね?」
「うん、そうだよ。ちょっと恥ずかしいから登場人物の名前は変えてるけどね」
「あのままだったら愛華と福島君の話になっちゃうもんね。さすがにそれを松本さん達に見られるのは辛いよね。私も読んでてちょっと恥ずかしくなっちゃったから」
「そうかな。私はいい話だと思ったよ。愛華と福島君がって事を想像したらちょっと面白かったけど、趣味で書いてるやつなんだから自由に書いていいと思うし」
「それで、私達の事って何か言ったりしたのかな?」
「ううん、言ってないよ。三人で何か作ってるってのは知ってるみたいだけど、二人の許可を取らずにそれを言うのはダメかなって思って答えなかった。言った方が良かったかな?」
「言わなくていいと思うよ。だって、私達はまだ一つもちゃんと完成させてないからね。そんな状態のモノを見せろって言われても困るでしょ。私達だけじゃなくて見る方もなんて言えばいいのかわからなくて困っちゃうと思うんだよね」
「そうだよね。あれは完成してアップしてからチャンネルを教えるとかの方が良いかも。完成するのはいつになるかわからないけど。声も三人だけだと区別付かなそうだから完成しないかもね」
アニメを作るという作業を軽く見ていた私達はまだ一つも完成させることが出来ていない。アニメーションを作るという事が出来ないので漫画に声を当てる形の動画にしているのだけれど、それであってもまだ最初の一ページ分しか作れていないのだ。
伊藤さんは絵は描けるけど漫画になると難しいらしく思い描いている物を表現することが出来ないと言っているし、私も石原さんも絵は描けないので手伝う事も出来ない。下手なりにそれっぽく書いて伊藤さんに書き直してもらうという工程も私達が先走り過ぎてストレスを与えることになっているようだし、こればっかりは気長に待つしかないのかもしれない。
「福島君とか松本さん達に協力してもらえるかな。愛華が仲良くなってるみたいだし言えば手伝ってくれたりするかもよ」
「どうだろう。そういう話ってしたことないけど、ある程度完成したら手伝ってもらえるように聞いてみる?」
「そうだね。ある程度完成させないと言いにくいよね。今の状況だとプロの声優さんでも困っちゃうと思うし」
私と違って伊藤さんも石原さんも松本さん達に怖い印象は抱いていないのかな。私が勝手に陽キャの人が怖いって思ってるだけで普通はそういう風に思わないものなのかもしれないね。実際に話したらみんないい人だったし、私が勝手に思い込んでただけっぽいな。
「福島君にも愛華の小説を読んでもらったんでしょ?」
「うん、読んで貰ったよ。でも、相手は私じゃなくて松本さんになってるけど」
「え、なんで松本さんなの?」
「何となく、話の流れでそうなったというか、私のままじゃ恥ずかしいって思っちゃうし、みんなが松本さんと福島君の話がいいって言ってたから」
「そうなんだ。でも、松本さんは可愛らしいし福島君とお似合いかもね。別に愛華と福島君がお似合いじゃないってわけじゃないから誤解しないでね」
「さすがにそれは誤解しないよ。でも、ちょっと悩んでることがあるんだよね」
「悩んでることって何かな?」
私は岡田君が何気なく言ったエッチな話が読みたいという事で悩んでいると二人に伝えた。そんな事で悩む必要なんて無いし無視していいと二人は言ってくれたのだけれど、他の事はちゃんと岡田君を注意してくれていた福島君がその事を注意してくれなかったのがちょっと引っかかっていた。もしかしたら、福島君も口に出せないだけでそういうエッチな話を読みたいのかなという風に思っているのかと考えてしまっていたのだ。
「福島君も爽やかイケメンだけど男子だもんね。岡田君みたいな変態ではないと思うけど、健全な男子だったらそういうのも読みたいって思ってるかもしれないよね」
「そうかもしれないよね。私のお兄ちゃんも陰でエッチな本とか読んでるみたいだし、男子ってやっぱりそういうの好きなんじゃないかな。でも、愛華ってそういうの苦手無いんじゃないの?」
「うん、あんまり得意じゃないかも。興味はあるけど、何となく気持ち悪いって思っちゃうかも」
「その気持ちわかるかも。見てみたい気持ちはあるんだけど、実際に見たいかと言われたら困っちゃうよね」
「でもさ、もしかしたらそれがきっかけで今よりも福島君と仲良くなれる可能性もあるって事だよね。試してみる価値はありそうだけど」
岡田君のためではなく福島君のためだと思えば私もそういうのを書けるような気がしてきた。知識も経験も無いけど、その辺はちょっと勉強してみたらいいと思う。うまく出来るかわからないけど、何事も挑戦しないと前には進めないもんね。
伊藤さんと石原さんにも協力してもらってエッチな本で勉強する事になったんだけど、通話が終わったと同時に二人から大量のデータが送られてきてちょっと笑ってしまった。
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