上 下
18 / 20

栗宮院家

しおりを挟む
 我が国の魔法技術開発における第一人者。長い歴史のある家系であるがゆえに対人戦闘に抵抗はない。
 ここ数十年間は欧州諸国や東南アジア諸国に後れを取っていたのだが、栗宮院うまなが開発した『うまな式魔法術』によって国民の総魔力使用量と一人当たりの平均魔力量を大幅に増加させることに成功してかつての栄光を取り戻した。
 『うまな式魔法術』が開発されるまでは魔力をエネルギー源とした魔術道具や魔導武器の開発を行っており、それらの道具や武器はある程度魔法を使えるものが対象になっていた。
 しかし、『うまな式魔法術』によって国民のほぼ全てが魔法を使えるようになると栗宮院家の作る魔術道具や魔導武器の需要が一気に高まっていき、日本三大名家の中でも一番強い影響力を持つほどになっていた。
 ちなみに、栗宮院家の人間は栗宮院うまなを除いて全て一番隊に所属している。
しおりを挟む

処理中です...