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BACK TO THE OCEAN Chapter3
第20章 はばかられる船出【4】
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「実はこのテレパシーバーの魔石機構……マグナブラの兵器開発局からくすねてきた物なんですよ。あの爆弾を作る際に、さすがに何も試験をせずに、ぶっつけ本番で巨大な魔石機構は作れないですからね。だからそのシュミレーション用に、何個か小型の魔石機構を作って実験をしていたのですが、もう本体が完成したらこれは用済みですからね……だから僕が私用に使うために、こっそり引き取っておいたんです」
「なるほど……そういうことか」
マンハットのその説明でマジスターは納得したようだが、しかし僕にはもう一つ疑問があった。
「でもマンハットさん、このテレパシーバーの本体の材料はどこから手に入れたのさ? こんな液晶とか、カメラレンズとか、そっちも普通に手に入るような代物じゃないだろ?」
「ああ、ははは……実はその媒体自体は、前々から僕が趣味で作っていたんだ」
「趣味で!?」
「うん。だけど以前までは、従来の無線機のように電波を使っていたんだけど、それじゃあどうしても電波を遠距離に飛ばすには、アンテナを経由させないといけなくてね……僕の目指していた、その個体同士のみで、中継点を使うこと無く、遠距離の人間と交信を行うというのは無理だったんだ」
「ははあ……」
僕はそれよりも、こんな代物を趣味で作ろうとしていたことに驚いていて、マンハットの話がよく耳に入ってきてなかったのだが、とりあえず相槌だけは打っておいた。
「だけどライフ・ゼロさんから念波の原理を教えてもらってパッと閃いたんだ! 念波の原理と、僕の持っている超小型魔石機構の技術があれば、それが可能なんじゃないかってね。いやはや……本当にライフ・ゼロさんには感謝しかないよ」
「キッキッキッ! 苦しゅうないぞマンハット! 我もその大発明とやらの、開発アドバイザーとかいうやつになれて、心から喜んでおるのだからな! それとその報酬で、ハンバーガーとやらをまたこうやって食べられたのだからな!」
満面の笑みで、絶好調に機嫌を良くしているライフ・ゼロ。
そういえばコイツ、今日はマンハットの研究を手伝うやらなんやらで、テールタウンに居残っていたんだっけ……。
テレパシーバーに夢中になっていたので、今まで気がつかなかったのだが、見てみるとライフ・ゼロの前には、既にハンバーガーを完食して、くしゃくしゃに丸められたソースのついた包み紙が、皿の上に乗っかっていた。
しかし大発明の報酬がハンバーガー一個で済むなんて……どんだけ安上がりなんだよ。
それでいいのか、元魔王。
「フッ……チッチッチッ、うぬは分かっとらんなぁ? カネも名誉も飯も、所詮はどれも消耗品だ。時が経てば消えて無くなる。それを我は、長い年月を生きたことによって熟知しておるからこそ、高望みはせんのだ。うぬのような意地汚いやつとは違うのだよ」
ライフ・ゼロは、生意気にも右手の人差し指を左右に振り、また生意気にも舌打ちをして、そしてよりクソ生意気なことを言ってのける。
だから僕はあくまでも冷静沈着に、偉そうにしているヤツの伸びた鼻をへし折るように、一言ツッコミを入れてやった。
「高望みっていうか……お前、ただ目の前の食欲を満たすためだけに、後先考えず釣られただけだろ?」
「………………うっさいわっ!!」
「うわっ!!?」
しばらく黙ったかと思ったら、不意に怒鳴ってきやがった。
これにはさすがに、ライフ・ゼロのパターンを知り尽した僕でも驚いてしまう。
不意打ちはさすがにズルイだろ……。
「まあ……とりあえず、ライフ・ゼロさんのお蔭でこうやってテレパシーバーが完成したんだけど、ただ今はこの二つしか無くて……僕は実働向きじゃないから、僕以外の誰か二人に持っておいて欲しいんだけど……」
マンハットに言われ、僕とルーナとマジスターの三人は互いの顔を見合う。
ちなみにライフ・ゼロは最初から所持する気が無いのか、何も口を挟もうとする素振りは見せず、僕に言われたことを気にしてるのか、ムッとした表情でストローに口を着け、ジュースをチューチューとひたすら吸い上げていた。
「まあ……この面子だったらコヨミとマジスターさんでいいんじゃないの?」
ルーナは腕を組み、椅子の背もたれに背中を乗っけてどっかりと座りながら、早々にテレパシーバーを所持する権利を、僕とマジスターに譲り渡してしまう。
どうやらルーナは、ロマンのある物には目が無いが、ハイテクな物にはさほど興味は無いようだな。
「うむ、ルーナがそれで良いというのなら、そうさせてもらうか」
「そうだね」
僕は手に持っているテレパシーバーの本体をテーラードジャケットのポケットに入れ、そしてイヤホンマイクを左耳に装着する。
なんだろう……これを装備したことにより、敵地に潜入する工作員になったような、そんな気分になるな。
僕自身にそういう、潜入スキルがあるかどうかはとりあえず置いといて。
「これで僕の報告は以上ですが……えっと、他の方は?」
そう言ってマンハットが僕達に振ると、今まで新しい道具を所持して生き生きとしていたのだが、瞬時に場は凍りつき、一斉に皆、顔を伏した。
どうやら良い報告は、このテレパシーバーの完成のみのようだな。
「スマンみんなっ! やはり仲間になってくれそうな船乗りは見つからんかった!」
するとその重い静寂に耐えかねたマジスターが、両手をテーブルに乗っけて、全力で頭を下げてきた。
「船乗りは多く居たのだが、しかし誰もが出港準備やらなんやらで忙しそうにしておってな……満足に話しかけることもできんかった……」
マジスターはそう言って頭を上げたが、しかし両肩はがっくりと下がったままだった。
まあ、今はこのアクトポートの貿易業も踏ん張りどころだからな。船乗りも各地方に向かわねばならないのだから、忙しいのは当然だ。
それにもうちょっと僕達に、それこそかつてのレジスタンスのような、良い意味でも悪い意味でも、評判というものがあれば良かったのかもしれないが、生憎僕達はまだ、立ち上がったばかりのひよっ子も同然……そんなやつらが「世界を変える!」なんて、どんなに自信めいて吠えていたとしても、世間一般からしたらそれは、ただの説得力の無い戯言でしかない。
現状を踏まえてこの作戦は、自分達の身の丈に合わないものだった……そう言わざるを得ないだろう。
やはり旅客船を利用して、バルマシア大陸へと渡った後、陸路を使ってミネルウェールスへ向かうという方法しかないのか……。
まあそれも、僕の体がキャリーバッグに上手く収まればの話だが……。
そんな、従来の作戦がとん挫し、皆が頭を抱えている最中、渋い声が聞こえ振り返ると、ロベルトが僕とルーナの注文した、ポテトとコーヒーとオレンジジュースをお盆の上に乗せ、テーブルの前に立っていた。
「失礼します。コーヒーとポテトのお客様」
「はい」
僕が返事をして小さく手を挙げると、ロベルトはそれらを僕の前にテキパキと置いていく。
それから同じように、ルーナの前にオレンジジュースを置き、去って行く……のかと思いきや、ロベルトは何故かその場に足を止めたまま、あの強面でずっと僕達の姿を見てきたのだ。
僕は直接ロベルトに目線は向けず、横目で彼の様子を窺っていたのだが、しかし彼は一向に厨房へと戻る気配を見せない。
まるで石像のように硬直し、ずっとこちらを見ている。ずっと……恐い顔のまま。
「あの……何か?」
その物言わぬ恐怖に我慢ならず、ついに僕は早く楽になりたいという一心で、何故そこに突っ立っているのか、そのわけを直接、彼に訊いてみることにしたのだ。
「……お話をさせてもらう前に、先にお客様の話を立ち聞きしてしまったことを謝罪致します。申し訳ありません」
すると唐突にロベルトは頭を下げ、僕達に詫び入れてから、本題へと入っていく。
「お客様方は、船乗りを探しておられるとか?」
「あ……ああ、そうだけど」
「そうですか……実はわたしのその……古い知り合いに船乗りがいるのですが、その方なら紹介できるんじゃないかと思いまして」
「えっ……船乗りをですか!?」
「まあ……はい」
「おおおおおおおっ!!」
すると先程まで沈み切っていた場が、ロベルトのその言葉で一気に沸き上がった。
諦めかけていた末での一発逆転……どうやら神様はまだ、僕達を見放したわけではなかったようだ!
「ロベルトさん、本当に紹介してくれるのかその船乗りを!?」
興奮のあまり、マジスターは再度ロベルトに確認を取る。
ロベルトは「ええ」と言って、首を縦に振ったのだが、しかしその後に、こう言葉を付け足してきた。
「なるほど……そういうことか」
マンハットのその説明でマジスターは納得したようだが、しかし僕にはもう一つ疑問があった。
「でもマンハットさん、このテレパシーバーの本体の材料はどこから手に入れたのさ? こんな液晶とか、カメラレンズとか、そっちも普通に手に入るような代物じゃないだろ?」
「ああ、ははは……実はその媒体自体は、前々から僕が趣味で作っていたんだ」
「趣味で!?」
「うん。だけど以前までは、従来の無線機のように電波を使っていたんだけど、それじゃあどうしても電波を遠距離に飛ばすには、アンテナを経由させないといけなくてね……僕の目指していた、その個体同士のみで、中継点を使うこと無く、遠距離の人間と交信を行うというのは無理だったんだ」
「ははあ……」
僕はそれよりも、こんな代物を趣味で作ろうとしていたことに驚いていて、マンハットの話がよく耳に入ってきてなかったのだが、とりあえず相槌だけは打っておいた。
「だけどライフ・ゼロさんから念波の原理を教えてもらってパッと閃いたんだ! 念波の原理と、僕の持っている超小型魔石機構の技術があれば、それが可能なんじゃないかってね。いやはや……本当にライフ・ゼロさんには感謝しかないよ」
「キッキッキッ! 苦しゅうないぞマンハット! 我もその大発明とやらの、開発アドバイザーとかいうやつになれて、心から喜んでおるのだからな! それとその報酬で、ハンバーガーとやらをまたこうやって食べられたのだからな!」
満面の笑みで、絶好調に機嫌を良くしているライフ・ゼロ。
そういえばコイツ、今日はマンハットの研究を手伝うやらなんやらで、テールタウンに居残っていたんだっけ……。
テレパシーバーに夢中になっていたので、今まで気がつかなかったのだが、見てみるとライフ・ゼロの前には、既にハンバーガーを完食して、くしゃくしゃに丸められたソースのついた包み紙が、皿の上に乗っかっていた。
しかし大発明の報酬がハンバーガー一個で済むなんて……どんだけ安上がりなんだよ。
それでいいのか、元魔王。
「フッ……チッチッチッ、うぬは分かっとらんなぁ? カネも名誉も飯も、所詮はどれも消耗品だ。時が経てば消えて無くなる。それを我は、長い年月を生きたことによって熟知しておるからこそ、高望みはせんのだ。うぬのような意地汚いやつとは違うのだよ」
ライフ・ゼロは、生意気にも右手の人差し指を左右に振り、また生意気にも舌打ちをして、そしてよりクソ生意気なことを言ってのける。
だから僕はあくまでも冷静沈着に、偉そうにしているヤツの伸びた鼻をへし折るように、一言ツッコミを入れてやった。
「高望みっていうか……お前、ただ目の前の食欲を満たすためだけに、後先考えず釣られただけだろ?」
「………………うっさいわっ!!」
「うわっ!!?」
しばらく黙ったかと思ったら、不意に怒鳴ってきやがった。
これにはさすがに、ライフ・ゼロのパターンを知り尽した僕でも驚いてしまう。
不意打ちはさすがにズルイだろ……。
「まあ……とりあえず、ライフ・ゼロさんのお蔭でこうやってテレパシーバーが完成したんだけど、ただ今はこの二つしか無くて……僕は実働向きじゃないから、僕以外の誰か二人に持っておいて欲しいんだけど……」
マンハットに言われ、僕とルーナとマジスターの三人は互いの顔を見合う。
ちなみにライフ・ゼロは最初から所持する気が無いのか、何も口を挟もうとする素振りは見せず、僕に言われたことを気にしてるのか、ムッとした表情でストローに口を着け、ジュースをチューチューとひたすら吸い上げていた。
「まあ……この面子だったらコヨミとマジスターさんでいいんじゃないの?」
ルーナは腕を組み、椅子の背もたれに背中を乗っけてどっかりと座りながら、早々にテレパシーバーを所持する権利を、僕とマジスターに譲り渡してしまう。
どうやらルーナは、ロマンのある物には目が無いが、ハイテクな物にはさほど興味は無いようだな。
「うむ、ルーナがそれで良いというのなら、そうさせてもらうか」
「そうだね」
僕は手に持っているテレパシーバーの本体をテーラードジャケットのポケットに入れ、そしてイヤホンマイクを左耳に装着する。
なんだろう……これを装備したことにより、敵地に潜入する工作員になったような、そんな気分になるな。
僕自身にそういう、潜入スキルがあるかどうかはとりあえず置いといて。
「これで僕の報告は以上ですが……えっと、他の方は?」
そう言ってマンハットが僕達に振ると、今まで新しい道具を所持して生き生きとしていたのだが、瞬時に場は凍りつき、一斉に皆、顔を伏した。
どうやら良い報告は、このテレパシーバーの完成のみのようだな。
「スマンみんなっ! やはり仲間になってくれそうな船乗りは見つからんかった!」
するとその重い静寂に耐えかねたマジスターが、両手をテーブルに乗っけて、全力で頭を下げてきた。
「船乗りは多く居たのだが、しかし誰もが出港準備やらなんやらで忙しそうにしておってな……満足に話しかけることもできんかった……」
マジスターはそう言って頭を上げたが、しかし両肩はがっくりと下がったままだった。
まあ、今はこのアクトポートの貿易業も踏ん張りどころだからな。船乗りも各地方に向かわねばならないのだから、忙しいのは当然だ。
それにもうちょっと僕達に、それこそかつてのレジスタンスのような、良い意味でも悪い意味でも、評判というものがあれば良かったのかもしれないが、生憎僕達はまだ、立ち上がったばかりのひよっ子も同然……そんなやつらが「世界を変える!」なんて、どんなに自信めいて吠えていたとしても、世間一般からしたらそれは、ただの説得力の無い戯言でしかない。
現状を踏まえてこの作戦は、自分達の身の丈に合わないものだった……そう言わざるを得ないだろう。
やはり旅客船を利用して、バルマシア大陸へと渡った後、陸路を使ってミネルウェールスへ向かうという方法しかないのか……。
まあそれも、僕の体がキャリーバッグに上手く収まればの話だが……。
そんな、従来の作戦がとん挫し、皆が頭を抱えている最中、渋い声が聞こえ振り返ると、ロベルトが僕とルーナの注文した、ポテトとコーヒーとオレンジジュースをお盆の上に乗せ、テーブルの前に立っていた。
「失礼します。コーヒーとポテトのお客様」
「はい」
僕が返事をして小さく手を挙げると、ロベルトはそれらを僕の前にテキパキと置いていく。
それから同じように、ルーナの前にオレンジジュースを置き、去って行く……のかと思いきや、ロベルトは何故かその場に足を止めたまま、あの強面でずっと僕達の姿を見てきたのだ。
僕は直接ロベルトに目線は向けず、横目で彼の様子を窺っていたのだが、しかし彼は一向に厨房へと戻る気配を見せない。
まるで石像のように硬直し、ずっとこちらを見ている。ずっと……恐い顔のまま。
「あの……何か?」
その物言わぬ恐怖に我慢ならず、ついに僕は早く楽になりたいという一心で、何故そこに突っ立っているのか、そのわけを直接、彼に訊いてみることにしたのだ。
「……お話をさせてもらう前に、先にお客様の話を立ち聞きしてしまったことを謝罪致します。申し訳ありません」
すると唐突にロベルトは頭を下げ、僕達に詫び入れてから、本題へと入っていく。
「お客様方は、船乗りを探しておられるとか?」
「あ……ああ、そうだけど」
「そうですか……実はわたしのその……古い知り合いに船乗りがいるのですが、その方なら紹介できるんじゃないかと思いまして」
「えっ……船乗りをですか!?」
「まあ……はい」
「おおおおおおおっ!!」
すると先程まで沈み切っていた場が、ロベルトのその言葉で一気に沸き上がった。
諦めかけていた末での一発逆転……どうやら神様はまだ、僕達を見放したわけではなかったようだ!
「ロベルトさん、本当に紹介してくれるのかその船乗りを!?」
興奮のあまり、マジスターは再度ロベルトに確認を取る。
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