42 / 103
第2部 青春の続き篇
第2話 レイニーデイズ【5】
しおりを挟む
その後の事を、少しだけ話そうか。
結局というか、まあそうなるよなとは思っていたのだが、ケーキを買ってデパートを出る頃には雨が降り出していた。
通り雨ではなく、これから明日も明後日も降り続くだろう長い雨。天気予報で言っていたような気がしたから、きっとそうなのだろう。
しかし俺は、これが通り雨でないという情報を持っていた不肖この俺は、この日傘を持って来るのを忘れていたのだ。それに気づいたのは、電車に乗って繁華街に着いた時だった。
「間の見えてない間抜けなのね、岡崎君は」
ここでの間というのは、空間の事だろうか。詰まるところの空。空が見えてない、空間が見えていない、だから間抜けだと。
その通りだな、この場合は。
「でもそうね……天気予報だと小雨がしとしと降る程度みたいな事言ってたけど、ここまで本降りになるなんて。やっぱりこの時期の天気予報はアテにならないわね」
「そ……そうだっ!小雨程度だって言ってただろ天気予報は!?だから俺は傘を持って来なかったんだ!」
「それでも『小雨が降る』という情報を持ちながらも、それを『雨が降らない』と勘違いしていた岡崎君は間違いなく、相当な阿呆者よ」
間抜けから阿呆者にされてしまった。死にたい。
「良かったわねわたしが居て、感謝しなさい」
「感謝って、お前も傘持ってないじゃないか」
天地の手持ちにはベージュのショルダーバッグ以外には物は見当たらない。傘なんてものは、少なからず俺の目では確認出来なかった。
「岡崎君、わたしは自分に非がある時は決して自分までも愚弄してしまうような罵倒はしないわよ。わたしが罵倒する時は、岡崎君に非がある時だけ」
自分を傷つけず、他人を傷つける。まあ、ある種当たり前の事ではあったが。
「だったらそもそも、罵倒なんてしなきゃいいだろ?そしたらそんなややこしい事考えずに済むじゃないか!世の中が少しだけ平和になるじゃないか!!」
「それはわたしに、絶命しろと言ってるものよ」
「ええええええっ!重いっ!重過ぎっ!!」
一人が犠牲になれば、世界は救われる。しかし、その一人は救われないとか、そんな話ではない。
「それにわたしの岡崎君への愛情表現が、それでは無くなってしまうわ」
「…………重過ぎ」
思いだけに、重すぎだ。
「って言うか、じゃあ傘は何処にあるんだよ?まさか本当に持ってませんでした~とかだったら、猫撫で声を出しても許さねえからな」
「あるわよ、ほら」
天地はベージュのショルダーバッグを開き、取り出す。オレンジ色をした、チェック柄の折り畳み傘を。
そ……その手があったかっ!おのれ、謀られたかっ!!
「謀ってなんかない。あなたが自ら進んで沼に嵌っていっただけの愚か者なだけよ」
阿呆者からついに、愚か者にまでされた。それはもう既に、死んでるようなもんだ。
「仕方ない……でも不幸中の幸い、ここがデパートの中で良かった」
そう、デパートの中であるならば、傘の一本くらいはその場で調達出来る。デパートとはつまり百貨店、百もの貨物が集まる店なのだからな。
取り敢えずの事の解決を、自腹を切る事で解決出来ると思っていたまさにその時だった。
「待ちなさい岡崎君」
それを止めてきたのは言うまでも無かろう、天地だった。
「なんだよ」
「そんな物必要無いわ。新しい傘なんて」
「じゃあなんだ?お前は俺に、自分の愚かさを再確認させる為に、雨水で頭を冷やせとでも言うのか?」
「大丈夫、雨水程度では岡崎君の愚かさは洗い流せない程に業が深いから」
「傘を忘れる事ってそんなに罪深い事なのかっ!?」
だったら今頃、人類の大半は罪人だ。いや……でもある意味罪を背負ってない人間なんていないような……いやいや、そういう話でも無かったか。
「まったく……岡崎君は被害妄想が激しくて仕方ないわ。新しい傘はいらないってわたしは言ってるだけなのに、すぐにその意味を履き違えて、取り違えて自分を悪い方向に持っていくものね」
「ぐっ……」
「わたしが言いたいのは複数傘はいらないでしょって事よ。一本あれば、雨はしのげるでしょってこと」
「一本?一本てそれ……つまり」
「相合傘よ」
間髪入れずに、天地は答えた。
だからそういう事はもうちょっと恥ずかしみながら、惜しみながら言ってくれと、常住坐臥、常々思っているというのにコイツは……。
「でも天地、折り畳み傘って普通の傘より小さいだろ?そりゃあ大人と子供くらいなら二人でいけるかもしれないが、大人……いや厳密に言えば、高校生二人が入れる程の収容能力があるものなのか?」
「さあどうでしょう?」
「疑問を疑問で返すなよ」
「だってやった事の無い事に答えを返すなんて、そんなの偽証行為じゃない」
「偽証って……それは言い過ぎだろ。誤魔化したとか、嘘を吐いたくらいだろうよ」
「どちらでもいいわそんな偽物についての話。ようは岡崎君、わたしはあなたがわたしと相合傘がしたいか否かを訊いているの。イエスかノーか、その二択しか求めてないのよ」
偽物、曖昧はいらない。本物の本当の気持ちだけを示せと天地。
ここまで女性に言わせた時点で、もうどうしようもないくらいに俺は男として廃れてるのかもしれないけど、でも、そんな男とでも一緒でコイツが良いって言うんだったら。
「イエス」
こう答えるしかあるまい。
「そう、なら行きましょう」
俺と天地は安全地帯であるデパートから、雨の世界へと自動ドアを潜り抜ける。
外は土砂降りとは言わないものの、本降りと言えるほどに雨が降っており、空の色も灰色よりかは、黒く墨が零れたような色に近くなっていた。
天地はオレンジ色のチェック柄の折り畳み傘を開く。やっぱり予想通り、その傘は普通の雨傘に比べ大きさは小さく、高校生二人を雨から防護してくれるほどの大きさに達していなかった。
それでも、俺達は二人小さな傘の中に入り、そして雨の世界へと足を踏み入れていく。
「そうだ……ケーキは濡れないように真ん中にしてないとな」
「そうね、大切なケーキだものね」
俺は左手にケーキを持ち、天地は右手で傘を持っている。つまり俺の右側は、傘からはみ出てずぶ濡れなのに対し、天地は左側がずぶ濡れなわけだ。
だけど決して嫌な感じはしなかった。互いに同じ傘に入り、互いに半身がずぶ濡れになり合い、同じような境遇、感触を味わっていると思えば。
「雨ってさ、ジメジメしてて濡れるし、あんまり好きじゃなかったんだよな俺」
「そう」
「でも……こうしていると存外、雨ってのも悪いもんじゃないな」
「そうね」
しんみりと、ただしみじみと二人肩を並べて歩く雨の日。
そんな何処にでもあるようで、しかし俺と天地にとっては特別な、これは雨の日の一日の出来事である。
結局というか、まあそうなるよなとは思っていたのだが、ケーキを買ってデパートを出る頃には雨が降り出していた。
通り雨ではなく、これから明日も明後日も降り続くだろう長い雨。天気予報で言っていたような気がしたから、きっとそうなのだろう。
しかし俺は、これが通り雨でないという情報を持っていた不肖この俺は、この日傘を持って来るのを忘れていたのだ。それに気づいたのは、電車に乗って繁華街に着いた時だった。
「間の見えてない間抜けなのね、岡崎君は」
ここでの間というのは、空間の事だろうか。詰まるところの空。空が見えてない、空間が見えていない、だから間抜けだと。
その通りだな、この場合は。
「でもそうね……天気予報だと小雨がしとしと降る程度みたいな事言ってたけど、ここまで本降りになるなんて。やっぱりこの時期の天気予報はアテにならないわね」
「そ……そうだっ!小雨程度だって言ってただろ天気予報は!?だから俺は傘を持って来なかったんだ!」
「それでも『小雨が降る』という情報を持ちながらも、それを『雨が降らない』と勘違いしていた岡崎君は間違いなく、相当な阿呆者よ」
間抜けから阿呆者にされてしまった。死にたい。
「良かったわねわたしが居て、感謝しなさい」
「感謝って、お前も傘持ってないじゃないか」
天地の手持ちにはベージュのショルダーバッグ以外には物は見当たらない。傘なんてものは、少なからず俺の目では確認出来なかった。
「岡崎君、わたしは自分に非がある時は決して自分までも愚弄してしまうような罵倒はしないわよ。わたしが罵倒する時は、岡崎君に非がある時だけ」
自分を傷つけず、他人を傷つける。まあ、ある種当たり前の事ではあったが。
「だったらそもそも、罵倒なんてしなきゃいいだろ?そしたらそんなややこしい事考えずに済むじゃないか!世の中が少しだけ平和になるじゃないか!!」
「それはわたしに、絶命しろと言ってるものよ」
「ええええええっ!重いっ!重過ぎっ!!」
一人が犠牲になれば、世界は救われる。しかし、その一人は救われないとか、そんな話ではない。
「それにわたしの岡崎君への愛情表現が、それでは無くなってしまうわ」
「…………重過ぎ」
思いだけに、重すぎだ。
「って言うか、じゃあ傘は何処にあるんだよ?まさか本当に持ってませんでした~とかだったら、猫撫で声を出しても許さねえからな」
「あるわよ、ほら」
天地はベージュのショルダーバッグを開き、取り出す。オレンジ色をした、チェック柄の折り畳み傘を。
そ……その手があったかっ!おのれ、謀られたかっ!!
「謀ってなんかない。あなたが自ら進んで沼に嵌っていっただけの愚か者なだけよ」
阿呆者からついに、愚か者にまでされた。それはもう既に、死んでるようなもんだ。
「仕方ない……でも不幸中の幸い、ここがデパートの中で良かった」
そう、デパートの中であるならば、傘の一本くらいはその場で調達出来る。デパートとはつまり百貨店、百もの貨物が集まる店なのだからな。
取り敢えずの事の解決を、自腹を切る事で解決出来ると思っていたまさにその時だった。
「待ちなさい岡崎君」
それを止めてきたのは言うまでも無かろう、天地だった。
「なんだよ」
「そんな物必要無いわ。新しい傘なんて」
「じゃあなんだ?お前は俺に、自分の愚かさを再確認させる為に、雨水で頭を冷やせとでも言うのか?」
「大丈夫、雨水程度では岡崎君の愚かさは洗い流せない程に業が深いから」
「傘を忘れる事ってそんなに罪深い事なのかっ!?」
だったら今頃、人類の大半は罪人だ。いや……でもある意味罪を背負ってない人間なんていないような……いやいや、そういう話でも無かったか。
「まったく……岡崎君は被害妄想が激しくて仕方ないわ。新しい傘はいらないってわたしは言ってるだけなのに、すぐにその意味を履き違えて、取り違えて自分を悪い方向に持っていくものね」
「ぐっ……」
「わたしが言いたいのは複数傘はいらないでしょって事よ。一本あれば、雨はしのげるでしょってこと」
「一本?一本てそれ……つまり」
「相合傘よ」
間髪入れずに、天地は答えた。
だからそういう事はもうちょっと恥ずかしみながら、惜しみながら言ってくれと、常住坐臥、常々思っているというのにコイツは……。
「でも天地、折り畳み傘って普通の傘より小さいだろ?そりゃあ大人と子供くらいなら二人でいけるかもしれないが、大人……いや厳密に言えば、高校生二人が入れる程の収容能力があるものなのか?」
「さあどうでしょう?」
「疑問を疑問で返すなよ」
「だってやった事の無い事に答えを返すなんて、そんなの偽証行為じゃない」
「偽証って……それは言い過ぎだろ。誤魔化したとか、嘘を吐いたくらいだろうよ」
「どちらでもいいわそんな偽物についての話。ようは岡崎君、わたしはあなたがわたしと相合傘がしたいか否かを訊いているの。イエスかノーか、その二択しか求めてないのよ」
偽物、曖昧はいらない。本物の本当の気持ちだけを示せと天地。
ここまで女性に言わせた時点で、もうどうしようもないくらいに俺は男として廃れてるのかもしれないけど、でも、そんな男とでも一緒でコイツが良いって言うんだったら。
「イエス」
こう答えるしかあるまい。
「そう、なら行きましょう」
俺と天地は安全地帯であるデパートから、雨の世界へと自動ドアを潜り抜ける。
外は土砂降りとは言わないものの、本降りと言えるほどに雨が降っており、空の色も灰色よりかは、黒く墨が零れたような色に近くなっていた。
天地はオレンジ色のチェック柄の折り畳み傘を開く。やっぱり予想通り、その傘は普通の雨傘に比べ大きさは小さく、高校生二人を雨から防護してくれるほどの大きさに達していなかった。
それでも、俺達は二人小さな傘の中に入り、そして雨の世界へと足を踏み入れていく。
「そうだ……ケーキは濡れないように真ん中にしてないとな」
「そうね、大切なケーキだものね」
俺は左手にケーキを持ち、天地は右手で傘を持っている。つまり俺の右側は、傘からはみ出てずぶ濡れなのに対し、天地は左側がずぶ濡れなわけだ。
だけど決して嫌な感じはしなかった。互いに同じ傘に入り、互いに半身がずぶ濡れになり合い、同じような境遇、感触を味わっていると思えば。
「雨ってさ、ジメジメしてて濡れるし、あんまり好きじゃなかったんだよな俺」
「そう」
「でも……こうしていると存外、雨ってのも悪いもんじゃないな」
「そうね」
しんみりと、ただしみじみと二人肩を並べて歩く雨の日。
そんな何処にでもあるようで、しかし俺と天地にとっては特別な、これは雨の日の一日の出来事である。
0
あなたにおすすめの小説
夜の声
神崎
恋愛
r15にしてありますが、濡れ場のシーンはわずかにあります。
読まなくても物語はわかるので、あるところはタイトルの数字を#で囲んでます。
小さな喫茶店でアルバイトをしている高校生の「桜」は、ある日、喫茶店の店主「葵」より、彼の友人である「柊」を紹介される。
柊の声は彼女が聴いている夜の声によく似ていた。
そこから彼女は柊に急速に惹かれていく。しかし彼は彼女に決して語らない事があった。
恋い焦がれて
さとう涼
恋愛
小学校時代の担任教諭・佐野に七年ぶりに再会し、話の流れで佐野の恋人へのエンゲージリングを選ぶために一緒にジュエリーショップに行くことになってしまった二十歳の女子大学生・輝。
最初はそんなつもりはなかったのに、次第に佐野を意識してしまうようになり、自分でも困惑してしまう。
必死に自分の想いを打ち消そうとする輝。
だけど佐野も恋人との関係に悩んでいるようで、複雑な想いを抱え続けることになる。
そんな輝を見守る(ちょっかいをかける?)バイト先の店長。
さらに佐野の恋人は意外な人物で、輝は大混乱。
※ドロドロではなく純愛系を目指していますが、ビターテイストなお話です
※理想的で格好いいヒーローではありません(…すみません)
※調べながら執筆をしているのですが、無知なところも多々あるので、間違っているところがありましたら教えてください。ツイッターでも受け付けています。
https://twitter.com/SATORYO_HOME
病弱な第四皇子は屈強な皇帝となって、兎耳宮廷薬師に求愛する
藤原 秋
恋愛
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化していた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされたアズール王国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
家出令嬢が海賊王の嫁!?〜新大陸でパン屋さんになるはずが巻き込まれました〜
香月みまり
恋愛
20も離れたおっさん侯爵との結婚が嫌で家出したリリ〜シャ・ルーセンスは、新たな希望を胸に新世界を目指す。
新世界でパン屋さんを開く!!
それなのに乗り込んだ船が海賊の襲撃にあって、ピンチです。
このままじゃぁ船が港に戻ってしまう!
そうだ!麦の袋に隠れよう。
そうして麦にまみれて知ってしまった海賊の頭の衝撃的な真実。
さよなら私の新大陸、パン屋さんライフ〜
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる