79 / 103
第3部 欺いた青春篇
第3章 夏の特別合宿【2】
しおりを挟む
隣町にある、一軒家の立ち並ぶ通りに俺はやって来た。
ここに来たのは二度目であり、それこそ七月の初週、七夕の日に来たばかりだった。
あの時は天地の家が分からず、危うくここら周辺に建っている、人の家の表札を見て回るという、いかにも怪しい、危険人物になりかけたのだが、一度通った道をわずか二週間ちょい足らずで忘れてしまうほど、俺は記憶力が無いわけではないし、ましてや方向音痴でもなかった。
ペダルを漕ぎ漕ぎ、迷うことなく天地の家がある方向へと進んで行く。
しかしその刹那、俺はクロスバイクのブレーキを掛け、急停止した。ある人物を、俺は目にしてしまったからだ。
それは知っている人物であるが、別に知り合いではない。昨日見たばかりの顔。
神坂さんに長期の張り込みをし、父親のスキャンダルを狙う、今日も今日とて昨日と変わらない、だらしないナリをした記者。
確か名前は神坂さんが言っていたな……鷺崎反流だったか……。
そしてその男は、あろうことか天地の家の前に立っていやがったのだ。
「ん……キミは確か……」
鷺崎は俺に気づき、振り返ると、俺の顔を見るや否や、そのぼさぼさの髪の毛を掻き毟り始めた。
「ああ、まだ言わないでくれよ、思い出してる途中だから……ああっ思い出した!確かラーメン屋……昇龍軒のアルバイトの……」
「……違います」
とどのつまり、鷺崎は俺のことなど憶えてなかった。
というか昇龍軒って……どこかの格闘家キャラが使う技と、同じ名前じゃないか。確か発動コマンドは……前・下・斜め前+パンチだったっけ?
閑話休題。
「ありゃりゃ違ったか……どうも職業柄、人の顔を常に気にしてるから、時々見分けがつかなくなる時があるんだよね。えっと、じゃあ待てよ……憶えてる顔ではあるんだけど」
「つい昨日会ったばかりなんですけど……」
「つい昨日?……ああっ思い出した思い出した!今度こそ本当に、正真正銘思い出したよ青年!確か昨日、神坂さんの隣に居たあの青年だね?」
鷺崎は右の拳で、左の掌をポンと叩く。どうやら今度こそ、本当に思い出してもらえたようだ。
別に憶えておいてもらって嬉しいわけではないが、一日で忘れられるというのは、自分の存在感が否定されているようで、それはそれで嫌だしな。
「ところで青年はこんな所になんの用だい?こんな住宅地じゃ買い物も出来ないだろうし、あのお嬢ちゃんと遊ぶつもりなら、この住宅地は遠回りだよ?」
「いや……買い物に来たわけじゃないし、神坂さんと遊ぶ予定もないんですが……」
「おやそうかい?じゃあなにかな?そのカッコイイクロスバイクでツーリングといったところだったのかな?それなら邪魔したみたいで悪かったね。こんな中年のオッサンが、未来ある若者の行動を制するのは、あまり良いことだとは言えないしね」
フッと笑い、鷺崎は道を開く。
クロスバイクには乗っているが、別に今日の俺はツーリングをするためにこれに乗っているわけではない。
「あの……俺、今日はその家に用があるんですよね」
俺は天地の家を指差す。すると鷺崎は、ほほうと言いながら、ニヤリと怪しい笑いをしてみせた。
「もしかしてキミ、天地さんとも知り合いなのかい?そりゃあ奇遇だね、いや、運命的とも言っていい。こうも僕が注目する人物に、キミがまるで糸のように絡んでくるなんて。うむ……こりゃあ名前くらいは聞いておいた方が良さそうだ。青年、キミの名前は?」
別に相手が、ある程度見知っている人間だったら、俺は迷わず本当の名を答えていたであろう。
しかし、目の前のこの男は昨日知ったばかりの、記者であるという情報以外はほとんど何も知らない人間であり、神坂さんはこの男を敵視していた。
そんな人間に、ヒョイヒョイと自らの名を語ってよいものなのかと、俺は迷いあぐねていた。
「ん?……あっ!僕としたことがついつい興奮して早まってしまった!すまないね青年、名乗らせる前にまず、自ら名乗るのがマナーだよね。僕は鷺崎。ペリカン目サギ科の鷺に、崎陽の崎で鷺崎さ。週刊誌の記者をしてる者だ」
「……岡崎です。丘陵の岡に、長崎の崎で岡崎です」
「ほほう、なるほど。三河中央にある中核市、竹千代……後の徳川家康生誕の地の岡崎と同じ字ってことだね。うん、憶えたよ」
鷺崎はうんうんと一人頷く。
先行で自己紹介をされては、こちらも返さざるを得ないだろう。最低限のマナーである。
しかしそうか、週刊誌の記者だったか。通りで、執拗にスキャンダルを狙っていたというわけだ。
だが、そんな週刊誌の記者が一体、天地に何の用があるというのだ?それに、注目する人物っていうのは、どういうことだ?
「ん?ああ、週刊誌の記者が天地さんに何の用かって顔をしているね?別に、特にこれといった用は無いのさ。確かに天地さんは、あの天地電産の社長の娘さんだけど、神坂さんとは違って、彼女は父親とは離別してるからね。だから記者として、彼女を狙う価値は無い」
表情から俺の言いたいことが読まれるのは、まあいつものことだが、しかしこの男、どうやら天地の素性も知り尽くしているらしい。
天地電産の社長令嬢であることも、そしてなにより、その社長である父親と事実上の離縁状態であることも。
さすがは情報を生業にしている人間だ、それくらいは知ってて当たり前といった感じなのだろうか。
「天地さんとはうーんそうだな……まあ、昔の知り合いって感じかな。昔っていっても、そんな昔でもないけどね。いや……そもそも知り合いっていうのもオカシイくらいに、希薄な仲でもあるけど」
「はあ……」
「そうだね……顔見知りというのがピッタリな表現なんじゃないかな。まあもっとも、そう思ってるのは僕の方だけかもしれないけどね」
シニカルな笑いを浮かべ、やれやれと鷺崎は首を横に振った。
結局彼が言いたいのは、自分と天地はほぼ他人だ、ということなのだろう。回りくどいことを言う男だ、相当なへそ曲がりに違いない。
天邪鬼は、その人間から同類のニオイがすると、目敏く判別できちまうもんだからな。
まあ……ここまで回りくどい言い回しは、俺はしないけれど。
ここに来たのは二度目であり、それこそ七月の初週、七夕の日に来たばかりだった。
あの時は天地の家が分からず、危うくここら周辺に建っている、人の家の表札を見て回るという、いかにも怪しい、危険人物になりかけたのだが、一度通った道をわずか二週間ちょい足らずで忘れてしまうほど、俺は記憶力が無いわけではないし、ましてや方向音痴でもなかった。
ペダルを漕ぎ漕ぎ、迷うことなく天地の家がある方向へと進んで行く。
しかしその刹那、俺はクロスバイクのブレーキを掛け、急停止した。ある人物を、俺は目にしてしまったからだ。
それは知っている人物であるが、別に知り合いではない。昨日見たばかりの顔。
神坂さんに長期の張り込みをし、父親のスキャンダルを狙う、今日も今日とて昨日と変わらない、だらしないナリをした記者。
確か名前は神坂さんが言っていたな……鷺崎反流だったか……。
そしてその男は、あろうことか天地の家の前に立っていやがったのだ。
「ん……キミは確か……」
鷺崎は俺に気づき、振り返ると、俺の顔を見るや否や、そのぼさぼさの髪の毛を掻き毟り始めた。
「ああ、まだ言わないでくれよ、思い出してる途中だから……ああっ思い出した!確かラーメン屋……昇龍軒のアルバイトの……」
「……違います」
とどのつまり、鷺崎は俺のことなど憶えてなかった。
というか昇龍軒って……どこかの格闘家キャラが使う技と、同じ名前じゃないか。確か発動コマンドは……前・下・斜め前+パンチだったっけ?
閑話休題。
「ありゃりゃ違ったか……どうも職業柄、人の顔を常に気にしてるから、時々見分けがつかなくなる時があるんだよね。えっと、じゃあ待てよ……憶えてる顔ではあるんだけど」
「つい昨日会ったばかりなんですけど……」
「つい昨日?……ああっ思い出した思い出した!今度こそ本当に、正真正銘思い出したよ青年!確か昨日、神坂さんの隣に居たあの青年だね?」
鷺崎は右の拳で、左の掌をポンと叩く。どうやら今度こそ、本当に思い出してもらえたようだ。
別に憶えておいてもらって嬉しいわけではないが、一日で忘れられるというのは、自分の存在感が否定されているようで、それはそれで嫌だしな。
「ところで青年はこんな所になんの用だい?こんな住宅地じゃ買い物も出来ないだろうし、あのお嬢ちゃんと遊ぶつもりなら、この住宅地は遠回りだよ?」
「いや……買い物に来たわけじゃないし、神坂さんと遊ぶ予定もないんですが……」
「おやそうかい?じゃあなにかな?そのカッコイイクロスバイクでツーリングといったところだったのかな?それなら邪魔したみたいで悪かったね。こんな中年のオッサンが、未来ある若者の行動を制するのは、あまり良いことだとは言えないしね」
フッと笑い、鷺崎は道を開く。
クロスバイクには乗っているが、別に今日の俺はツーリングをするためにこれに乗っているわけではない。
「あの……俺、今日はその家に用があるんですよね」
俺は天地の家を指差す。すると鷺崎は、ほほうと言いながら、ニヤリと怪しい笑いをしてみせた。
「もしかしてキミ、天地さんとも知り合いなのかい?そりゃあ奇遇だね、いや、運命的とも言っていい。こうも僕が注目する人物に、キミがまるで糸のように絡んでくるなんて。うむ……こりゃあ名前くらいは聞いておいた方が良さそうだ。青年、キミの名前は?」
別に相手が、ある程度見知っている人間だったら、俺は迷わず本当の名を答えていたであろう。
しかし、目の前のこの男は昨日知ったばかりの、記者であるという情報以外はほとんど何も知らない人間であり、神坂さんはこの男を敵視していた。
そんな人間に、ヒョイヒョイと自らの名を語ってよいものなのかと、俺は迷いあぐねていた。
「ん?……あっ!僕としたことがついつい興奮して早まってしまった!すまないね青年、名乗らせる前にまず、自ら名乗るのがマナーだよね。僕は鷺崎。ペリカン目サギ科の鷺に、崎陽の崎で鷺崎さ。週刊誌の記者をしてる者だ」
「……岡崎です。丘陵の岡に、長崎の崎で岡崎です」
「ほほう、なるほど。三河中央にある中核市、竹千代……後の徳川家康生誕の地の岡崎と同じ字ってことだね。うん、憶えたよ」
鷺崎はうんうんと一人頷く。
先行で自己紹介をされては、こちらも返さざるを得ないだろう。最低限のマナーである。
しかしそうか、週刊誌の記者だったか。通りで、執拗にスキャンダルを狙っていたというわけだ。
だが、そんな週刊誌の記者が一体、天地に何の用があるというのだ?それに、注目する人物っていうのは、どういうことだ?
「ん?ああ、週刊誌の記者が天地さんに何の用かって顔をしているね?別に、特にこれといった用は無いのさ。確かに天地さんは、あの天地電産の社長の娘さんだけど、神坂さんとは違って、彼女は父親とは離別してるからね。だから記者として、彼女を狙う価値は無い」
表情から俺の言いたいことが読まれるのは、まあいつものことだが、しかしこの男、どうやら天地の素性も知り尽くしているらしい。
天地電産の社長令嬢であることも、そしてなにより、その社長である父親と事実上の離縁状態であることも。
さすがは情報を生業にしている人間だ、それくらいは知ってて当たり前といった感じなのだろうか。
「天地さんとはうーんそうだな……まあ、昔の知り合いって感じかな。昔っていっても、そんな昔でもないけどね。いや……そもそも知り合いっていうのもオカシイくらいに、希薄な仲でもあるけど」
「はあ……」
「そうだね……顔見知りというのがピッタリな表現なんじゃないかな。まあもっとも、そう思ってるのは僕の方だけかもしれないけどね」
シニカルな笑いを浮かべ、やれやれと鷺崎は首を横に振った。
結局彼が言いたいのは、自分と天地はほぼ他人だ、ということなのだろう。回りくどいことを言う男だ、相当なへそ曲がりに違いない。
天邪鬼は、その人間から同類のニオイがすると、目敏く判別できちまうもんだからな。
まあ……ここまで回りくどい言い回しは、俺はしないけれど。
0
あなたにおすすめの小説
夜の声
神崎
恋愛
r15にしてありますが、濡れ場のシーンはわずかにあります。
読まなくても物語はわかるので、あるところはタイトルの数字を#で囲んでます。
小さな喫茶店でアルバイトをしている高校生の「桜」は、ある日、喫茶店の店主「葵」より、彼の友人である「柊」を紹介される。
柊の声は彼女が聴いている夜の声によく似ていた。
そこから彼女は柊に急速に惹かれていく。しかし彼は彼女に決して語らない事があった。
恋い焦がれて
さとう涼
恋愛
小学校時代の担任教諭・佐野に七年ぶりに再会し、話の流れで佐野の恋人へのエンゲージリングを選ぶために一緒にジュエリーショップに行くことになってしまった二十歳の女子大学生・輝。
最初はそんなつもりはなかったのに、次第に佐野を意識してしまうようになり、自分でも困惑してしまう。
必死に自分の想いを打ち消そうとする輝。
だけど佐野も恋人との関係に悩んでいるようで、複雑な想いを抱え続けることになる。
そんな輝を見守る(ちょっかいをかける?)バイト先の店長。
さらに佐野の恋人は意外な人物で、輝は大混乱。
※ドロドロではなく純愛系を目指していますが、ビターテイストなお話です
※理想的で格好いいヒーローではありません(…すみません)
※調べながら執筆をしているのですが、無知なところも多々あるので、間違っているところがありましたら教えてください。ツイッターでも受け付けています。
https://twitter.com/SATORYO_HOME
病弱な第四皇子は屈強な皇帝となって、兎耳宮廷薬師に求愛する
藤原 秋
恋愛
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化していた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされたアズール王国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
家出令嬢が海賊王の嫁!?〜新大陸でパン屋さんになるはずが巻き込まれました〜
香月みまり
恋愛
20も離れたおっさん侯爵との結婚が嫌で家出したリリ〜シャ・ルーセンスは、新たな希望を胸に新世界を目指す。
新世界でパン屋さんを開く!!
それなのに乗り込んだ船が海賊の襲撃にあって、ピンチです。
このままじゃぁ船が港に戻ってしまう!
そうだ!麦の袋に隠れよう。
そうして麦にまみれて知ってしまった海賊の頭の衝撃的な真実。
さよなら私の新大陸、パン屋さんライフ〜
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる