紡ぐ猫

布袋 梅太郎

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ノートを取って表紙をよく見ると『二年 水沢宏太』と書いてある。恐らく彼が持ち主なのだろう。

「こんなの持ってきちゃってどうするの…」

とりあえず家に帰って部屋に学校の荷物とそのノートを置いて猫と風呂に入った。生き返るようだった。

その後簡単なご飯を作ってそれを食べて部屋に戻る。そこには当然さっきのノートが置いてある。

このまま私が持ってても持ち主が困るだろう。でもそのままノートを元あったであろう場所に野ざらしにするのはどうだろうか。

…………………………
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