紡ぐ猫

布袋 梅太郎

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「もう嫌だ…」

私は帰る間ずっとそう思った。

今日もまたいじめられた。それも派手に。

ことあるごとに呼び出されボコボコ。何を言っても無視して笑うばかり。 キレたらそれこそ思うつぼでとことんボコボコにされ、笑われ、体力的にも精神的にも傷ついた。

あー、死にたい。

こんなことがずっと続くなら死んでしまいたい。 例えずっとじゃなくてもしばらく続くなら死んだ方が楽だろう。

でも私は両親の分まで生きると誓ったんだ。 だから死ぬわけにはいかない。

つまりどうしようもないのだ。

「もう嫌だ…あ!」

あの子だ! 今日はとことんあの子に慰めてもらいたい。 本当は男の子とかに慰めてもらいたいけど…まあ私にはあの子しかいないから!

「ニャー」

うん、確かにあの子だ。間違いない。 しかし背中にノートをのせている。


誰のだろう?
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