体で払ってくれませんか?

メンタルは大事に

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鳳友鸞交

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俺は夢花になんて声をかければ良いだろう。

扉の前で買い物袋を片手に立ち止まる。お詫びのつもりで色々買ってきたものの、気分のほうが重かった。

覚悟を決めて部屋に入ると、ベットに俯けの夢花。俺に気が付くと飛び起きて微笑んだ。無理な笑顔だった。

「ただいま。何かあった?」
「ううん、何でもない。その袋何?」

夢花の悪い癖だ。辛い事を自分だけで引き受ける。俺の勘が冴えていた。希海関係だろう。何か連絡でも来たのか。

「夢花…」
「お風呂、沸かしてある」
「ありがとう」
「背中、流すよ?」
「それじゃ、風呂の中で話してくれない?」
「……」

夢花は何も答えず、脱衣室へ向かっていった。俺は何とも言えない気持ちで後を追う。

******

「私、友達なんていなくていいよ」
「?」
「弥人がいてくれればそれで十分だから…」

後から抱き付かれた俺の理性が、はち切れそうになる。背中に感じる柔らかな乙肌と微熱。そして夢花の二対の粒が背中にピタリと密着していた。

「!?」
「弥人がいてくれたらそれでいい…」

俺の次の言葉を遮るように、夢花の両手が直棒へ伸びる。優しさの温もりに包まれ、反抗する気も奪われた。

「えっと…」
「私、頑張る。弥人に必要だって言われるように」

夢花の顔が肩越しで並んだ。二人が見つめる先に、硬く直立した棒と包み込む御手。

強い意志を持ったその指とは対照的に、上下する運動は滑らかで先端から滴り始める汁。夢花は逃さなかった。

「夢花分かった。ちょっストップ」
「……」

出そうだった。初めて夢花に触れられた棒は、鼓動を立てて揺れる。

このまま終わってはいけない。俺の中で僅かに残る理性が、射出口を強烈に締めつける。

出さないように。出さないようにと。

しかし夢花の攻勢に、理性の鎖はあっさりと燃え尽きた。本能に敗れた。

「夢花…」
「…はい」

俺は振り向いて、夢花を正面から抱きしめていたのだ。

小粒の潰れる感覚、汗ばむ肉が吸い付く感覚、芝の擦れる感覚。

俺と夢花の接点。ありとあらゆる感帯から愛を受け取り、そして愛を流し込むように。二人は身体を捏ね回す。

「夢花っ」
「うん?」

抱き留めたままで、顔だけを離した。瞳を開いた夢花と見つめ合う。

「愛してる」
「…うん」

魔法の言葉が空間中に放出されたのと同時に、互いの唇がまるで磁石のように引き寄せられた。

瞳を閉じると、二人だけの秘密世界。

まるで全ての感触がリンクしている二人だけの空間で飽きるまで、舐めて、吸って、塗りたくった。

直棒の限界はとうに超えていた。バカになった俺は淫獣の如く、我慢汁を撒き散らしていて…。

「ぬぁっ」
「ダメ!」

聞いたことのないトーンと同時に夢花の体が離れた。俺の濁液は、間一髪のところで留まった。

「…はァ、ぶない」
「続きはあっち」

******

ベットに腰掛ける俺の隣に下着姿の夢花。段ボールの中に収まっていた薄い黄色。

「わざわざごめん」
「……?」
「夢花の見たくて…」

夢花は何も言わず、俺の腕に身体を寄せくれた。重なり合った、暖かく慈しみのある御手。

フル勃起で脈動する醜棒から目を逸らし、テーブルにあった紳士の証へ手を伸ばした。

準備が整うと、ベットの真ん中に手招き。従順なるままに腕の中に納まる夢花。

「夢花のこと可愛すぎて、俺もう止められなくなるけど」
「うん」
「好き勝手やっちゃうけど、いい?」
「私の体はもう弥人のものだから…」

その言葉を確認した俺のスイッチがオンに傾いた。

夢世界は始まった。

夢花を優しく押し倒すと、両手を掴んだ。手探りに互いの指を求め、雌雄は絡まる。

吐息の温もりを感じるほど顔を近づけると、何もかもを受け入れる乙女の瞳に高鳴る鼓動。

唇を重ねて愛の交換。舐めて、吸って、塗りたくり……

一度離れると、恍惚な表情を浮かべる夢花。俺は吸い込まれるように、控えめな胸元に顔を埋めていた。

目を瞑っていても、その感触だけでブラのカップが浮いているのが分かる。

緩んだ隙間から柔肉をつまむように、甘噛み。どれだけ小さかろうと、味わったことのない感触に唇は唸る。

「触るよ?」
「…うん」

夢花の脇から両手で包み込むように被せた。親指は布地の上を滑り、微細な突起を探し求める。

俺は幸せ者だ…

手先の感覚が、刺激が、全身へと走る。真っ白になった頭は、己が本能に任せるまま、揉み貪った。

優しく…優しく…

早まる呼吸に抗うように、手先は率先して動く。夢花の控えめな胸を犯しながらも大切に守りたいと感じていた。

「気持ちいい?」
「うん、気持ちいい」

慈愛に満ちたその返答が、俺の指先に自信をくれる。ブラをずらして、粒が露になった。

再び夢花の手を握り、握り返された。その刹那、俺の唇は小粒に吸い付いた。

「…っ」

この世のありとあらゆる食材を以てしても勝ることの出来ない柔らかでいて硬い感触。

咥内に広がる心地よい温もり、もはや汗なのか唾液なのか、しょっぱいのか甘いのか何物でもない美味。

全てが怒涛の波として脳内に、いや、体全体に染み渡る。

「おいしい…」
「…よかった」
「夢花」
「うん?」

見つめ合う二人。求めるものと求められるもの。

立場にズレや違いがあれど、互いに寄せ合うことは出来る。それを俺が…俺と夢花が、これから証明するのだ。

「もっと、もっと愛したい」
「うん」
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