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試行錯誤Ⅱ
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スジに沿って僅かに浮かぶ線、仄かに映る影。
俺の指は、下着の上から夢花の陰唇を薄っすらと撫でていた。
クロッチの縁を掴んだまま、2本の指で左右の唇上を滑らせる。
抑えきれない衝動に力んだその時、指先が繊維の柔毛とはまた別のチクりとした感触に気づいた。
確かに覚えがあった。
大地に芽を出した雑草のように、それは力強く存在を主張していた。
別に責めたい気持ちなんてない。湧くはずもない。
好みの問題だ。
ここ最近、機会がなかったから当たり前だったし、そもそも処理を強制するのもどうかと思い続けてきた。
だから俺は知らぬが仏の精神で夢花の顔を見つめ、唇を要求し、手指を動かし続ける。
糸を垂らすほどに激しいキスの後、俺は机上で出番を待っていたローターを夢花に渡した。
「これでいい?」
「お願い…」
「スイッチは夢花のタイミングで」
「うん」
コードで繋がれた両端を、俺と夢花で持ち合った。
大事な場所に当てがう前に、目が合ったのでとりあえずキス。
咄嗟に応えてくれる夢花が、ただただ愛らしかった。
後ろから抱きかかえたままの姿勢で、二人の視線は震動の元へ。
「ぁ…」
ビクりと跳ねた夢花の身体を強く抱きとめる。
一度なぞった道を引き返し、再度翻して、スジの頂点を狙う。
「…っ!」
低く歪んだ振音がなによりの証拠だった。
何度か繰り返して小慣れたところで、俺の我儘が夢花を突く。
「ぁっ…弥人ダメ…」
「ダメ?」
「ゃ…ダメじゃない…けどダメ…」
快感のコントロールを握る俺の手に、夢花は縋りつくように手を重ねてきた。
「どう?」
「ぅ…っ…」
つい数か月前には何の経験もなかった。
夢花は何も言ってこないが、これまでずっと、自己満足で終えてしまうことも沢山あった。
二人で考えて、試したこと、試したいこと。
俺は夢花の嬌乱に、心が弾んでいた。
「こういうのはどう?」
「っ…っ…ぃ!」
「気持ちいいの?気持ちよくないの?正直に言ってみ」
「ぃい…に決まってぅ…っ!」
なぞるだけなんて、やめた。
夢花の身体が僅かに揺れた場所。
小芽にローターを容赦なく押し付ける、捉えたまま離さない。
「ゃっ…」
******
滲む布の色を確かめるように、指先でならして焦らす。
「夢花?」
「うん?」
「凄くエッチなおつゆ出てる」
「言い方…w」
「味見してみてもいい?」
「えぇ…」
嫌われるかもしれない。
そんな展開も脳裏に過った。
ただ、止められるだけの理性などは残っていなかった。
後ろから正面に移動した俺は、夢花の顔を窺うこともせず、股の合間へ頭を落とした。
息を吹きかけるだけで夢花の濡れたアソコの匂いが返って来る、そんな間合いに入った刹那、左右に衝撃が走る。
「ゴメン…やっぱり今はダメ」
柔らかく、温かい感触に押しつぶされた頬の感触と、暗いながらもはっきり見えるシミとスジ。
突入を寸前で止められた俺は動けない。
「ごめん…」
ただただ謝る夢花。
俺は夢花の顔色をただ確かめたくて、太ももから離脱した。
何かに気づいたような様子だった。
股は固く閉じられ、ばつの悪そうな夢花を見て、俺は抱きしめることにした。
とにかく体をくっつけ、俺は味方だとアピールがしたかった。
「どしたの?」
「…っ」
俺は、何か言葉を絞り出そうとした夢花の唇を遮った。
答えは分かっていたから。
好みの問題を押し付けること、それでも応えてくれること。
たまたま今回は忘れていただけで、だからといって、何かが変わることはない。
俺は俺ひとりの我儘よりも、ただ独りで出来るものじゃないことを守りたかっただけだ。
「……」
「弥人…」
夢花を強く抱きしめたまま、ゆっくりと押し倒した。
シャツを捲り、ブラを外すと、重力によって形も分からない程に控えめな乳房と小ぶりな乳首が露になった。
俺は夢花の右胸に吸い付くと同時に、視界の片隅にあったローターを左胸に押し当てた。
絶景だ。
舌に乗った感触を確かめながら、俺は視線上に勃つ乳首を右手の振動で弄る。
夢花の手の温もりを後頭部に感じる暇もなく、乳首を含んだ咥内は縦横無尽に走り回り、乳首を捉えたローターで問答無用に押さえ付けた。
「ゃっ」
「嫌ならやめるよ?」
「や、め、な、いで」
「おいしい」
「おいしいの?」
「うん」
******
見慣れた天井に差し込む夕日。
カラスの鳴き声すらも心地よく耳に届く。
「ごめんね、チクチクしたでしょ?」
「ん?まぁね」
「弥人はいつから気づいてたの?」
「最初からw」
「えぇ…」
俺は繋いでいた夢花の手を心ばかりか強めに握り返す。
「刺激的でよかったよ」
「もう少し待っててね」
「うん?…あ、そういえばさ」
行為中との落差なのか、ちょっとだけ弱気に感じた夢花から逃げるように、俺は会話を転開していた。
「で、そこにさ、今度の休みに行こうよ」
「うん。いいよ」
俺は胸をなでおろしていた。
今日は上手くいったような気がして、少しばかりの恥ずかしさを抑えるように必死だったのだ。
「夢花?」
「はい?」
「ありがとうな」
俺の指は、下着の上から夢花の陰唇を薄っすらと撫でていた。
クロッチの縁を掴んだまま、2本の指で左右の唇上を滑らせる。
抑えきれない衝動に力んだその時、指先が繊維の柔毛とはまた別のチクりとした感触に気づいた。
確かに覚えがあった。
大地に芽を出した雑草のように、それは力強く存在を主張していた。
別に責めたい気持ちなんてない。湧くはずもない。
好みの問題だ。
ここ最近、機会がなかったから当たり前だったし、そもそも処理を強制するのもどうかと思い続けてきた。
だから俺は知らぬが仏の精神で夢花の顔を見つめ、唇を要求し、手指を動かし続ける。
糸を垂らすほどに激しいキスの後、俺は机上で出番を待っていたローターを夢花に渡した。
「これでいい?」
「お願い…」
「スイッチは夢花のタイミングで」
「うん」
コードで繋がれた両端を、俺と夢花で持ち合った。
大事な場所に当てがう前に、目が合ったのでとりあえずキス。
咄嗟に応えてくれる夢花が、ただただ愛らしかった。
後ろから抱きかかえたままの姿勢で、二人の視線は震動の元へ。
「ぁ…」
ビクりと跳ねた夢花の身体を強く抱きとめる。
一度なぞった道を引き返し、再度翻して、スジの頂点を狙う。
「…っ!」
低く歪んだ振音がなによりの証拠だった。
何度か繰り返して小慣れたところで、俺の我儘が夢花を突く。
「ぁっ…弥人ダメ…」
「ダメ?」
「ゃ…ダメじゃない…けどダメ…」
快感のコントロールを握る俺の手に、夢花は縋りつくように手を重ねてきた。
「どう?」
「ぅ…っ…」
つい数か月前には何の経験もなかった。
夢花は何も言ってこないが、これまでずっと、自己満足で終えてしまうことも沢山あった。
二人で考えて、試したこと、試したいこと。
俺は夢花の嬌乱に、心が弾んでいた。
「こういうのはどう?」
「っ…っ…ぃ!」
「気持ちいいの?気持ちよくないの?正直に言ってみ」
「ぃい…に決まってぅ…っ!」
なぞるだけなんて、やめた。
夢花の身体が僅かに揺れた場所。
小芽にローターを容赦なく押し付ける、捉えたまま離さない。
「ゃっ…」
******
滲む布の色を確かめるように、指先でならして焦らす。
「夢花?」
「うん?」
「凄くエッチなおつゆ出てる」
「言い方…w」
「味見してみてもいい?」
「えぇ…」
嫌われるかもしれない。
そんな展開も脳裏に過った。
ただ、止められるだけの理性などは残っていなかった。
後ろから正面に移動した俺は、夢花の顔を窺うこともせず、股の合間へ頭を落とした。
息を吹きかけるだけで夢花の濡れたアソコの匂いが返って来る、そんな間合いに入った刹那、左右に衝撃が走る。
「ゴメン…やっぱり今はダメ」
柔らかく、温かい感触に押しつぶされた頬の感触と、暗いながらもはっきり見えるシミとスジ。
突入を寸前で止められた俺は動けない。
「ごめん…」
ただただ謝る夢花。
俺は夢花の顔色をただ確かめたくて、太ももから離脱した。
何かに気づいたような様子だった。
股は固く閉じられ、ばつの悪そうな夢花を見て、俺は抱きしめることにした。
とにかく体をくっつけ、俺は味方だとアピールがしたかった。
「どしたの?」
「…っ」
俺は、何か言葉を絞り出そうとした夢花の唇を遮った。
答えは分かっていたから。
好みの問題を押し付けること、それでも応えてくれること。
たまたま今回は忘れていただけで、だからといって、何かが変わることはない。
俺は俺ひとりの我儘よりも、ただ独りで出来るものじゃないことを守りたかっただけだ。
「……」
「弥人…」
夢花を強く抱きしめたまま、ゆっくりと押し倒した。
シャツを捲り、ブラを外すと、重力によって形も分からない程に控えめな乳房と小ぶりな乳首が露になった。
俺は夢花の右胸に吸い付くと同時に、視界の片隅にあったローターを左胸に押し当てた。
絶景だ。
舌に乗った感触を確かめながら、俺は視線上に勃つ乳首を右手の振動で弄る。
夢花の手の温もりを後頭部に感じる暇もなく、乳首を含んだ咥内は縦横無尽に走り回り、乳首を捉えたローターで問答無用に押さえ付けた。
「ゃっ」
「嫌ならやめるよ?」
「や、め、な、いで」
「おいしい」
「おいしいの?」
「うん」
******
見慣れた天井に差し込む夕日。
カラスの鳴き声すらも心地よく耳に届く。
「ごめんね、チクチクしたでしょ?」
「ん?まぁね」
「弥人はいつから気づいてたの?」
「最初からw」
「えぇ…」
俺は繋いでいた夢花の手を心ばかりか強めに握り返す。
「刺激的でよかったよ」
「もう少し待っててね」
「うん?…あ、そういえばさ」
行為中との落差なのか、ちょっとだけ弱気に感じた夢花から逃げるように、俺は会話を転開していた。
「で、そこにさ、今度の休みに行こうよ」
「うん。いいよ」
俺は胸をなでおろしていた。
今日は上手くいったような気がして、少しばかりの恥ずかしさを抑えるように必死だったのだ。
「夢花?」
「はい?」
「ありがとうな」
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