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試行錯誤Ⅰ
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一息つくと、俺は荷物を片付け始めた。
家に帰るまでが遠足とは言うけど、もっと正確には片付けまでだろう。
俺は炬燵に入ったままの夢花から許可を得て、荷物から洗濯物を取り出していく…。
「紅福?」
「お土産」
「伊勢名物って書いてあるけど?」
「うん?」
「伊勢神宮ってどこにあるか知ってる?」
「京都じゃないの?」
魔力に正気を吸われ、のほほんとした表情で返事をする夢花。
「残念、伊勢は三重県」
「ふ~ん」
「だからこれ京都のお土産じゃないw」
「えぇ~」
こんなくだらないやり取りに嬉しくなった俺は、夢花の隣に尻を落としてしまった。
ようこそと言わんばかりに、少し横にズレる夢花。
「じゃぁ、出雲大社は鳥取県と島根県、どっちでしょう?」
「ん~島根!」
「正解。知ってたの?」
「…それくらい分かるよ」
少し間があった。本当かどうか怪しいが、スマホで有名な寺社仏閣を調べていく。
「中尊寺金色堂は?」
「…?」
「奥州平泉って知らない?」
「青森?」
「って思うじゃん?」
「違うの?」
「岩手だってさ」
「弥人だって知らないじゃんw」
俺は小恥ずかしさのあまり、夢花の頬を両手で挟みこむように捕まえた。
「ひぁっ、つめたい!」
「知らないことは悪い事じゃないぞ」
「説得力ぅ…」
そんなこんなしながら炬燵から出ようとしたところで、俺は夢花に手を捕らえられた。
「ねぇ弥人…」
「ん?」
夢花が、視線を合わせないまま呟いた。
俺はなんとなく察知してしまった。近頃は、試験に旅行にと色々あってご無沙汰だった。というより意図的に俺が遠慮していた。
「弥人?」
「したい?」
夢花の髪を持ち上げ、肩越しに顔を寄せると、耳元で囁いてみた。
慣れ始めていた。恥ずかしいピンク色な言葉は、信頼の黒いインクに垂らしても変わらない。
二人の暖かい指先が重なる。
「あのね?」
「ん?」
「使ってみたいものがあって」
不意に飛び出した言葉に脳内に散らばるクエスチョンマーク。
それでも俺は、不安そうな夢花に安心して吐き出して貰いたかった。
「なになに?」
「ちょっと待ってて」
俺の手を離れた夢花は炬燵から抜け出すと、タンスの中に仕舞っていた小箱を持ち出して来た。
少し前に宅配で受け取った物。中身は知らないし、聞きもしなかった。
「それは?」
「これは…」
開かれた箱から取り出されたのは、柔和な丸みを帯びたコード付きの電動ローター。
箱を持つ夢花の微かな震えが、ソレのイメージを膨らませるのには十分だった。
初めて見る実物を前に、凝視する俺。
「あのね、違うからね」
「え?」
「弥人のが気持ち良くないとかじゃないから…」
縋るように抱きついてくる夢花。
――大丈夫だよ
俺は夢花の背中に手を回す。
「これは…その、どんな感じなんだろうって知りたくて…そういうつもりは無くて、嫌だったら…」
――俺はこんな夢花が大好きだ
心の内から熱いものが込み上げてきた。
「いいじゃん、やってみよ。使い方は?」
「えっとね…」
******
俺は、炬燵から出ようとする夢花の後ろに回り込んだ。
「そのまま座ってて」
「うん」
夢花の背中に抱き着くとすぐに、肌寒さなんて感覚は理性と共にどこかへ飛んで行った。
脇下から伸ばした腕は、夢花の太ももを捉え、オスの手は乙女の柔肉を遡上する。
スカートの端をヒラヒラと。
焦らし、遊ばせ、翻す。
捲れ上がって露になった、鼠色の生地と黒の縁取り縞模様。
「可愛いパンツ履いてるね」
「ほんと?」
「おかげさまで元気になっちゃった」
「っw」
俺は腰を少し浮かせると、ガチガチに勃ち上がったブツの存在を夢花の背中にアピールしてみせた。熱き鼓動が
「夢花の方はどう?元気?」
「元気だよ?w」
肩越しに見下ろせば、控えめな胸の稜線と、力なく開いた股に縞模様。
内股をなぞる様に押すと、僅かな力で形は整った。
「平気?」
「ん?」
「この格好、開脚きつくない?」
「ううん全然」
それだけを確かめると、俺の手はすかさず夢花のわき腹から胸へと、舐めるように這わせて包んだ。
ブラの上から優しく1回、2回、揉みほぐすように。
服の上からカップを握り持ち上げたまま、突起した蕾を探り当てた。
声にならない甘い笑息。
その反応に俺は自信を与えられ、責めは継続する。
片手は布越しの蕾を撫で続け、片手は服の内側へ。
オス指は躊躇なく目指した。
塞がれた保護布の抵抗などものともせずに、侵入した。
小さな丘陵にポツリ反り立つ、柔らかく固い乳首。
指の合間に挟むと完全にフィットした。
心の蝶番。俺と夢花は、まるで仕組まれた運命のように融合する。
指間の乳首を逃さないように胸ごと鷲掴みにしたまま、俺はもう片方の手で夢花の服を捲っていく。
夢花はそれに応えるように一緒にシャツから脱皮しようとした。
「弥人…?」
「ぅん?」
「手っ」
逃すまいと必死に夢花へ張り付いた腕が邪魔で、脱げなかったらしい。
「うん」
「別に逃げたり無くなったりしないからw」
そういって夢花に剝がされた俺の眼前に、愛らしき肌色が現れた。
いつもより、ちょっぴりお洒落なブラ。
夢花が髪を払って整えた時には、後ろからがっつり絡みついていた。
家に帰るまでが遠足とは言うけど、もっと正確には片付けまでだろう。
俺は炬燵に入ったままの夢花から許可を得て、荷物から洗濯物を取り出していく…。
「紅福?」
「お土産」
「伊勢名物って書いてあるけど?」
「うん?」
「伊勢神宮ってどこにあるか知ってる?」
「京都じゃないの?」
魔力に正気を吸われ、のほほんとした表情で返事をする夢花。
「残念、伊勢は三重県」
「ふ~ん」
「だからこれ京都のお土産じゃないw」
「えぇ~」
こんなくだらないやり取りに嬉しくなった俺は、夢花の隣に尻を落としてしまった。
ようこそと言わんばかりに、少し横にズレる夢花。
「じゃぁ、出雲大社は鳥取県と島根県、どっちでしょう?」
「ん~島根!」
「正解。知ってたの?」
「…それくらい分かるよ」
少し間があった。本当かどうか怪しいが、スマホで有名な寺社仏閣を調べていく。
「中尊寺金色堂は?」
「…?」
「奥州平泉って知らない?」
「青森?」
「って思うじゃん?」
「違うの?」
「岩手だってさ」
「弥人だって知らないじゃんw」
俺は小恥ずかしさのあまり、夢花の頬を両手で挟みこむように捕まえた。
「ひぁっ、つめたい!」
「知らないことは悪い事じゃないぞ」
「説得力ぅ…」
そんなこんなしながら炬燵から出ようとしたところで、俺は夢花に手を捕らえられた。
「ねぇ弥人…」
「ん?」
夢花が、視線を合わせないまま呟いた。
俺はなんとなく察知してしまった。近頃は、試験に旅行にと色々あってご無沙汰だった。というより意図的に俺が遠慮していた。
「弥人?」
「したい?」
夢花の髪を持ち上げ、肩越しに顔を寄せると、耳元で囁いてみた。
慣れ始めていた。恥ずかしいピンク色な言葉は、信頼の黒いインクに垂らしても変わらない。
二人の暖かい指先が重なる。
「あのね?」
「ん?」
「使ってみたいものがあって」
不意に飛び出した言葉に脳内に散らばるクエスチョンマーク。
それでも俺は、不安そうな夢花に安心して吐き出して貰いたかった。
「なになに?」
「ちょっと待ってて」
俺の手を離れた夢花は炬燵から抜け出すと、タンスの中に仕舞っていた小箱を持ち出して来た。
少し前に宅配で受け取った物。中身は知らないし、聞きもしなかった。
「それは?」
「これは…」
開かれた箱から取り出されたのは、柔和な丸みを帯びたコード付きの電動ローター。
箱を持つ夢花の微かな震えが、ソレのイメージを膨らませるのには十分だった。
初めて見る実物を前に、凝視する俺。
「あのね、違うからね」
「え?」
「弥人のが気持ち良くないとかじゃないから…」
縋るように抱きついてくる夢花。
――大丈夫だよ
俺は夢花の背中に手を回す。
「これは…その、どんな感じなんだろうって知りたくて…そういうつもりは無くて、嫌だったら…」
――俺はこんな夢花が大好きだ
心の内から熱いものが込み上げてきた。
「いいじゃん、やってみよ。使い方は?」
「えっとね…」
******
俺は、炬燵から出ようとする夢花の後ろに回り込んだ。
「そのまま座ってて」
「うん」
夢花の背中に抱き着くとすぐに、肌寒さなんて感覚は理性と共にどこかへ飛んで行った。
脇下から伸ばした腕は、夢花の太ももを捉え、オスの手は乙女の柔肉を遡上する。
スカートの端をヒラヒラと。
焦らし、遊ばせ、翻す。
捲れ上がって露になった、鼠色の生地と黒の縁取り縞模様。
「可愛いパンツ履いてるね」
「ほんと?」
「おかげさまで元気になっちゃった」
「っw」
俺は腰を少し浮かせると、ガチガチに勃ち上がったブツの存在を夢花の背中にアピールしてみせた。熱き鼓動が
「夢花の方はどう?元気?」
「元気だよ?w」
肩越しに見下ろせば、控えめな胸の稜線と、力なく開いた股に縞模様。
内股をなぞる様に押すと、僅かな力で形は整った。
「平気?」
「ん?」
「この格好、開脚きつくない?」
「ううん全然」
それだけを確かめると、俺の手はすかさず夢花のわき腹から胸へと、舐めるように這わせて包んだ。
ブラの上から優しく1回、2回、揉みほぐすように。
服の上からカップを握り持ち上げたまま、突起した蕾を探り当てた。
声にならない甘い笑息。
その反応に俺は自信を与えられ、責めは継続する。
片手は布越しの蕾を撫で続け、片手は服の内側へ。
オス指は躊躇なく目指した。
塞がれた保護布の抵抗などものともせずに、侵入した。
小さな丘陵にポツリ反り立つ、柔らかく固い乳首。
指の合間に挟むと完全にフィットした。
心の蝶番。俺と夢花は、まるで仕組まれた運命のように融合する。
指間の乳首を逃さないように胸ごと鷲掴みにしたまま、俺はもう片方の手で夢花の服を捲っていく。
夢花はそれに応えるように一緒にシャツから脱皮しようとした。
「弥人…?」
「ぅん?」
「手っ」
逃すまいと必死に夢花へ張り付いた腕が邪魔で、脱げなかったらしい。
「うん」
「別に逃げたり無くなったりしないからw」
そういって夢花に剝がされた俺の眼前に、愛らしき肌色が現れた。
いつもより、ちょっぴりお洒落なブラ。
夢花が髪を払って整えた時には、後ろからがっつり絡みついていた。
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