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入れ替わり攻略法…そんなの出来るか!!
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「だいたい、亜貴は自分勝手というか、話しを聞かないし、すぐ無視するし、怒っても何も響かないっていうか……!
付き合うフリっていうのも、あの鈴菜とかいう先輩を避けるための口実に使われただけだし、あっちもなんとも思ってないわけで……!
たまに名言的な感じでズバズバ人のこと突いてくるわりに、自分が何か言われるとスルーしてきて……ホントにウザい!!
オレがいくら男っぽくて、あいつに気がなくて、ラクそうだからって、オレだってちゃんと恋したいし……!」
「純ちゃん、恋してるんだ?」
ハッとして、顔を上げた。
先輩はフッと笑みをこぼす。
あ、この笑い方覚えがあると思ったら。
ちょっと、亜貴に似てるんだ。
「なんか、今初めて純ちゃんの本心聴けた気がする」
「/////っ……あ!
わ、私……!」
「あ、戻った」
「っ……/////!?」
やべ、なんでオレ、こんな口調……!
てか、今めっちゃ暴言吐いたよね!?
先輩に嫌われたかな!?
「いいよ?」
「え?」
ポン、と頭に手が置かれる。
ちょっと、周りがざわついた。
「純ちゃん、結構溜め込むタイプでしょ?
付き合う芝居だっていうのも、誰にも言ってないんだろうし」
……確かに、クラスの子達には曖昧にしてるし、他は勝手に付き合ってることにしちゃってるし。
亜貴は付き合ってるってバラしてるっぽいから、付き合ってる芝居を打ってることになるんだよね?
「僕は芝居のことも、亜貴のことも分かってるから、いつでも相談に乗るよ?
無理してるなら、亜貴に言って止めさせるから」
「い、いいです!
あ、亜貴には自分から言いますんで……!
でも、ありがとうございます……」
顔を上げて、真っ直ぐ先輩を見上げた。
「武田先輩にそう言ってもらえて、凄く嬉しいです。
お…私、頑張ります!」
ニコッと笑うと、先輩は目を丸くした。
そして、目を逸らして、口元を隠す。
「あー、今日誘って良かった」
「え?」
「純ちゃん、可愛いよね」
!?
それって……え?
どういう意味……!?
「あとさ、なんか亜貴だけ名前なの、ちょっとズルくない?」
「えっ!?」
「僕のことも名前で呼んでよ。
理央って」
「っ……!」
そんな……!
亜貴になってる時はたまに呼ぶけど、これはオレの身体でして……!
そんな、難しいこと……!!!
「り……り………」
先輩が、両膝に手を当てて前かがみになって、目線を合わせた。
目の前に先輩がいて、ドキドキする。
茶色の綺麗な瞳が、真っ直ぐオレを見て離さない。
顎の下にボールを挟んで、ギュッと抱き締めた。
「り……お……せんぱいっ!」
「先輩」だけ早口で大声で叫ぶと、先輩は吹き出すように笑った。
「先輩だけ抜けなかったかー!
まぁ、いいや。
今度から、ちゃんとそれで呼んでね?」
また頭をポンポンされて、心臓がバクバクした。
ぬ、ぬぅー!!
てか、何この恋愛ドラマみたいな、片思い胸キュンタイムは!!
とか考えてるうちに、予鈴が鳴った。
「……時間だね。
またこうやってバスケやろーよ。
あ、連絡先聞いてもいい?」
「あ、は、はい……先輩が良ければ」
ポケットからケータイを取り出し、連絡先を交換しようとする。
なんか、順調過ぎて、幸せ……。
ガバッ……!
「……なっ!?」
後ろから腕が回ってきて、グッと引かれた。
振り返らなくても、誰だか分かってしまうのが恐い。
「亜貴……!」
「あ。亜貴!
図書委員終わったの?」
「……噂が流れてきたから確認しにきた」
「う、うわさ……?」
図書委員途中で抜けてきたってこと?
てか、何噂って……
「純が浮気してるって」
「……はぁ!?」
顔を上げると、ギリギリ亜貴の顔が見えたが、無表情のまま理央先輩を睨んでいた。
「理央。
こいつ俺のだから。
勝手に使うな」
「使うって……純ちゃんは物じゃないだろ?
亜貴。
女の子には優しくしな?
ほら、教室戻るよ?」
ため息混じりにあしらう理央先輩。
「ほ、ほら、亜貴。
離して……」
「……理央は先に戻れ。
俺は純に話があるから」
な、何その恐い感じ!?
「分かった。
亜貴。
純ちゃんに無理させんなよ?
純ちゃんも大変だから」
「…………」
何も返さない亜貴。
何、この嫌な感じ。
先輩は、オレに「またね」と声をかけて、先に戻ってしまった。
先輩が行く頃には、周りのギャラリーもいなくなっていた。
付き合うフリっていうのも、あの鈴菜とかいう先輩を避けるための口実に使われただけだし、あっちもなんとも思ってないわけで……!
たまに名言的な感じでズバズバ人のこと突いてくるわりに、自分が何か言われるとスルーしてきて……ホントにウザい!!
オレがいくら男っぽくて、あいつに気がなくて、ラクそうだからって、オレだってちゃんと恋したいし……!」
「純ちゃん、恋してるんだ?」
ハッとして、顔を上げた。
先輩はフッと笑みをこぼす。
あ、この笑い方覚えがあると思ったら。
ちょっと、亜貴に似てるんだ。
「なんか、今初めて純ちゃんの本心聴けた気がする」
「/////っ……あ!
わ、私……!」
「あ、戻った」
「っ……/////!?」
やべ、なんでオレ、こんな口調……!
てか、今めっちゃ暴言吐いたよね!?
先輩に嫌われたかな!?
「いいよ?」
「え?」
ポン、と頭に手が置かれる。
ちょっと、周りがざわついた。
「純ちゃん、結構溜め込むタイプでしょ?
付き合う芝居だっていうのも、誰にも言ってないんだろうし」
……確かに、クラスの子達には曖昧にしてるし、他は勝手に付き合ってることにしちゃってるし。
亜貴は付き合ってるってバラしてるっぽいから、付き合ってる芝居を打ってることになるんだよね?
「僕は芝居のことも、亜貴のことも分かってるから、いつでも相談に乗るよ?
無理してるなら、亜貴に言って止めさせるから」
「い、いいです!
あ、亜貴には自分から言いますんで……!
でも、ありがとうございます……」
顔を上げて、真っ直ぐ先輩を見上げた。
「武田先輩にそう言ってもらえて、凄く嬉しいです。
お…私、頑張ります!」
ニコッと笑うと、先輩は目を丸くした。
そして、目を逸らして、口元を隠す。
「あー、今日誘って良かった」
「え?」
「純ちゃん、可愛いよね」
!?
それって……え?
どういう意味……!?
「あとさ、なんか亜貴だけ名前なの、ちょっとズルくない?」
「えっ!?」
「僕のことも名前で呼んでよ。
理央って」
「っ……!」
そんな……!
亜貴になってる時はたまに呼ぶけど、これはオレの身体でして……!
そんな、難しいこと……!!!
「り……り………」
先輩が、両膝に手を当てて前かがみになって、目線を合わせた。
目の前に先輩がいて、ドキドキする。
茶色の綺麗な瞳が、真っ直ぐオレを見て離さない。
顎の下にボールを挟んで、ギュッと抱き締めた。
「り……お……せんぱいっ!」
「先輩」だけ早口で大声で叫ぶと、先輩は吹き出すように笑った。
「先輩だけ抜けなかったかー!
まぁ、いいや。
今度から、ちゃんとそれで呼んでね?」
また頭をポンポンされて、心臓がバクバクした。
ぬ、ぬぅー!!
てか、何この恋愛ドラマみたいな、片思い胸キュンタイムは!!
とか考えてるうちに、予鈴が鳴った。
「……時間だね。
またこうやってバスケやろーよ。
あ、連絡先聞いてもいい?」
「あ、は、はい……先輩が良ければ」
ポケットからケータイを取り出し、連絡先を交換しようとする。
なんか、順調過ぎて、幸せ……。
ガバッ……!
「……なっ!?」
後ろから腕が回ってきて、グッと引かれた。
振り返らなくても、誰だか分かってしまうのが恐い。
「亜貴……!」
「あ。亜貴!
図書委員終わったの?」
「……噂が流れてきたから確認しにきた」
「う、うわさ……?」
図書委員途中で抜けてきたってこと?
てか、何噂って……
「純が浮気してるって」
「……はぁ!?」
顔を上げると、ギリギリ亜貴の顔が見えたが、無表情のまま理央先輩を睨んでいた。
「理央。
こいつ俺のだから。
勝手に使うな」
「使うって……純ちゃんは物じゃないだろ?
亜貴。
女の子には優しくしな?
ほら、教室戻るよ?」
ため息混じりにあしらう理央先輩。
「ほ、ほら、亜貴。
離して……」
「……理央は先に戻れ。
俺は純に話があるから」
な、何その恐い感じ!?
「分かった。
亜貴。
純ちゃんに無理させんなよ?
純ちゃんも大変だから」
「…………」
何も返さない亜貴。
何、この嫌な感じ。
先輩は、オレに「またね」と声をかけて、先に戻ってしまった。
先輩が行く頃には、周りのギャラリーもいなくなっていた。
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