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迷い
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「昴流、明日葉ちゃんのところに謝りに行ったって?」
「ああ父さん、まだ起きていたのかい。うん、行ったよ」
「それは良かった。でもな昴流、少し惜しい。お前が職場に出向いたら周りがビックリして明日葉ちゃんが目立ってしまうだろう?」
「あ……そうだね。近くまで行ったからつい気にせず寄ってしまったんだ」
「他にも変なことは言わなかったか?」
「いや、特に失礼なことは言ってないつもりだけど……?」
「なら良いんだ。あんまり驚かせてやるなよ?」
「そうだよね、ビックリしちゃうよね。解った、次から気をつけるよ」
「そうだな。……それと、宙光にもちゃんと謝ったか?」
「……それが、何て言えば良いのか難しくてね」
「難しいことは無い、正直に話せば良いんだ。昔のことだって、周りのことに気が回せなかっただけなんだろ?」
「そう……だけど、今更信じてもらえないだろう?」
「どうしてそう思うんだ?」
「坊やだからさ」
「そう言って、お前が息子を信じてやらないでどうする」
「そう、だね。確かに」
「二人で話し難いなら、父さんも間に入ってやるから」
「ありがとう。でも、ちょっと待って。少し時間が欲しいんだ」
「解った。忘れるなよ? 父さんはいつでもお前達の味方だ」
「ありがとう父さん。僕だって本当はちゃんと宙光と向き合いたいんだ。……覚悟と準備が出来たら、僕の方からお願いするよ」
「ああ、任せておけ。さて、父さんはもう寝るが、まだ起きてるのか?」
「うん、ちょっと調べ物があってね。おやすみ父さん」
「ああ、お休み。無理はするなよ」
そう言って自室に戻った大君は独り言のように一つ自問した。
「どうしてフューマンを勧めたこと、聞かなかったんだ、俺は」
「ああ父さん、まだ起きていたのかい。うん、行ったよ」
「それは良かった。でもな昴流、少し惜しい。お前が職場に出向いたら周りがビックリして明日葉ちゃんが目立ってしまうだろう?」
「あ……そうだね。近くまで行ったからつい気にせず寄ってしまったんだ」
「他にも変なことは言わなかったか?」
「いや、特に失礼なことは言ってないつもりだけど……?」
「なら良いんだ。あんまり驚かせてやるなよ?」
「そうだよね、ビックリしちゃうよね。解った、次から気をつけるよ」
「そうだな。……それと、宙光にもちゃんと謝ったか?」
「……それが、何て言えば良いのか難しくてね」
「難しいことは無い、正直に話せば良いんだ。昔のことだって、周りのことに気が回せなかっただけなんだろ?」
「そう……だけど、今更信じてもらえないだろう?」
「どうしてそう思うんだ?」
「坊やだからさ」
「そう言って、お前が息子を信じてやらないでどうする」
「そう、だね。確かに」
「二人で話し難いなら、父さんも間に入ってやるから」
「ありがとう。でも、ちょっと待って。少し時間が欲しいんだ」
「解った。忘れるなよ? 父さんはいつでもお前達の味方だ」
「ありがとう父さん。僕だって本当はちゃんと宙光と向き合いたいんだ。……覚悟と準備が出来たら、僕の方からお願いするよ」
「ああ、任せておけ。さて、父さんはもう寝るが、まだ起きてるのか?」
「うん、ちょっと調べ物があってね。おやすみ父さん」
「ああ、お休み。無理はするなよ」
そう言って自室に戻った大君は独り言のように一つ自問した。
「どうしてフューマンを勧めたこと、聞かなかったんだ、俺は」
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