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焦燥2
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それから数時間が経過し、完全に日が落ちた頃だった。大君の携帯が鳴った。
「宙光か、見つかったか?」
「ああお爺ちゃん。すぐに見つけたよ。連絡遅くなってゴメン」
宙光の声は抑揚なく淡々としていた。
「なんだ、見つけてたのか。それで?」
「俺が見つけた時には、もう意識が無かった」
「……そんな」
「でも急いで救急車呼んで、病院に運んで、今、命に別状はないだろうってところまで来てる。……あとホンの少し遅かったら危なかっただろうって。ありがとうお爺ちゃん、お爺ちゃんが時間を稼いでくれたお陰だよ」
「それなら良かった。……でも、そうか。やっぱりお前との思い出の場所だったか」
「うん。でも、どうしてかな。少しも嬉しくないよ」
「それは、確かに辛いだろうけど、命は助かったんだから」
「でも、根本的な解決になってないよね、これ」
「そう、だな。……でもそれはこれから」
「良いよ、もう。ともかく、今はお爺ちゃんも来てあげて。病院の場所を送るからさ。まだ意識が戻らないけど、きっと、嬉しくて目を覚ますんじゃないかな」
「そうだな。今は、すぐにそこへ向かうよ」
「うん。待ってる」
電話を終えるなり、大君はすぐに示された場所へタクシーを走らせた。
「宙光か、見つかったか?」
「ああお爺ちゃん。すぐに見つけたよ。連絡遅くなってゴメン」
宙光の声は抑揚なく淡々としていた。
「なんだ、見つけてたのか。それで?」
「俺が見つけた時には、もう意識が無かった」
「……そんな」
「でも急いで救急車呼んで、病院に運んで、今、命に別状はないだろうってところまで来てる。……あとホンの少し遅かったら危なかっただろうって。ありがとうお爺ちゃん、お爺ちゃんが時間を稼いでくれたお陰だよ」
「それなら良かった。……でも、そうか。やっぱりお前との思い出の場所だったか」
「うん。でも、どうしてかな。少しも嬉しくないよ」
「それは、確かに辛いだろうけど、命は助かったんだから」
「でも、根本的な解決になってないよね、これ」
「そう、だな。……でもそれはこれから」
「良いよ、もう。ともかく、今はお爺ちゃんも来てあげて。病院の場所を送るからさ。まだ意識が戻らないけど、きっと、嬉しくて目を覚ますんじゃないかな」
「そうだな。今は、すぐにそこへ向かうよ」
「うん。待ってる」
電話を終えるなり、大君はすぐに示された場所へタクシーを走らせた。
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