【完結】令嬢はされるがままに

asami

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第百七話

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 和恵さんとおしゃべりをしていて、お中元の話題になりました。
近所のコンビニでもお中元くらいは贈れるのですが「デパートの包み紙でないといけないのよ、高級デパートのね、それがお中元のランクなの、コンビニのお中元だとランクが低いと思われるからだめなのよ」と和恵さん言うので一緒にデパートに行くことにしました。
一通り支払いも済ませて帰り道に、「ひさしぶりだからカラオケに寄って行きましょうよ」と誘われました。
せっかく池袋まで出てきたのだからとカラオケくらいはしてもいいと思いました。
二人で店に行くと、店は混んでいてなかなか順番が回ってきませんでした。
30分ほど待たされて部屋に入ろうとすると、一緒に待合室で待っていた男性が二人「いっしょにカラオケしませんか、僕たちも二人なんですよ」と声をかけられました。
店も混んでいるので、二人だけでカラオケしても悪いような気がして、一緒にカラオケをすることにしました。
そろそろ帰る時間になり、帰り支度をすると男性の一人がカバンから薬を出して、「これ喉の薬なんですよ、カラオケのあとは、これ飲むといんですよ」、と言いながら私と和恵さんに紫色の錠剤を渡してくれました。
私はなにか不審な気がして薬は飲まずにしまいましたが、和恵さんは礼を言うとすぐに飲みました。
帰りが一緒だからと、地下鉄で途中まで送ってくれることになりました。
ホームで待っていると電車が入ってきて、私達はドアの側に立ちました。
和恵さんは真っ暗なドアの外を見ていましたが眉の形がゆがんで苦しげな顔をするのが見えました。
よく見ると後ろから男が身体を押しつけると、手のひらを後ろから和恵さんのお尻に下からあてがっていました。
私はどうしたらいいのか分からずに和恵さんの顔を見続けました。
降りる駅がきて、ドアは私達が居るのとは反対側でした。
私は、回りの人を押しのけてましたが電車が出発しても和恵さんの姿はホームにはありませんでした。



 夕食の支度をしていると和恵さんから電話があり「今ラブホテルにいるんだけど、よかったら遊びにこない、彼ったら面白い遊び教えてくれるって言ってるの」と言われました。
どうも、さっきの男性とあのあと一緒にラブホテルに行ったらしいと分かって私はびっくりしてしまいました。
和恵さんは話しかけらたばかりなのに、すぐそのままラブホテルに連れ込まれるような女ではないはずなのによっぽど男が誘うのが上手なのねと感心してきました。
旦那の帰りを待ちながらテレビを見ていると、ちょうどテレビの特番で女性が淫乱になる女性用バイアグラというのを紹介していました。
女性に飲ませてラブホテルに誘えば、ナンパ率100パーセントで、実際に薬を飲まされてナンパされた女性のインタビューを放送していました。
「もう男が欲しくてたまらなくなって、誘われたら相手が誰でも断れなくて。体中が感じまくって、天国に100万回行かされたような感じで」と得意げに話しをしていました。
私はもしかしてさっきの薬はテレビでやっていたこの女性用バイアグラではないかと気になってきました。
もしそうだとすれば、和恵さんがあんなに簡単にナンパされたのも納得の行く話しでした。
私は思いきってさっきの薬を試しに飲んでみることにしました。
台所でお湯と一緒に薬を飲んでそのまましばらく様子を見ました。
しかし特に変わった様子もなく、やっぱり淫乱になる薬ではなかったのだとがっかりしました。
私は台所でお茶を用意すると、今でまたテレビを見ながらお茶を飲みました。
お茶を飲み終わって立とうとすると、急に目眩がして立ち上がることができませんでした。
急に身体の芯から痺れる感触が広がると、体中が一気に熱くなってきました。
花園の奥から熱い溶岩が吹き上がるような感触と一緒に、腰全体が震えてきました。
女性用のバイアグラが効いてきたんだと私は気が付きました。
頭が熱くなると、なにも考えることができなくなり、花園の奥が男を欲しがってる叫び声が頭のなかに溢れてきました。
「もうだめ、このままじゃどうにもならない、早く誰か天国に連れてって」と花園の奥が叫び続けました。
私はもう我慢できなくなって、タクシーを呼ぶとさっき和恵さんが話していたラブホテルに行くことにしました。
タクシーを待つ間も身体が震えてきてとても我慢できませんでした。
タクシーに乗り込んで行き先を告げるとまた私の花園の奥が痺れて震えだしました。
私は自分で指を使って、感じる所を探りあてて強く押さえながら回しました。
鈍い感触が身体をとらえると、次の瞬間に電流が身体を貫いて通りました。
私は自分がどこに居るのかも忘れて指を使いました。
タクシーが着いたとき運転手は私を連れてラブホテルの入り口まで来ました。
なんですぐ帰らないのかしらと不思議に思ったとき、ラブホテルの名前が私が告げた名前ではないことに気が付きました。
「男が欲しくてたまらないんだろう、いっぱつぶち込んでやるぜ」と言いながらタクシーの運転手は私をラブホテルの中に連れ込みました。
中に入ると部屋の真ん中には丸い形をした大きなベッドがありました。
ふんわりと柔らかそうなベッドの上には、薄紫色のレース模様のシーツがかけられていました。
ベッドの上で紫色の照明が輝いていました。
私の子宮は男に乱暴に扱われるのを待ち望んでいるように熱くなりました。
私の期待を裏切るように、ゆっくりとした波が私の感触を楽しむように打ち寄せてきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
支配者の欲望に従順に従うことだけが、私に許された最後の希望でした。
逃げることの出来ない快楽の時が始まったことを私は思い知らされました。
私の体中に欲望の電流が流し込まれて止まらなくなり、体中が許しを求めて震え始めました。
支配者に従属するのが女の宿命だと私は心のそこから思い知らされました。
支配者が究極の満足の時を告げるのを待つしかもう希望はなくなりました。
心を失って震え続ける私の身体を、男はとどめの一撃きで貫きました。
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