【完結】皇太子も妹も決して許しませんので覚悟してください

asami

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 モサークは剣を選択した。すると、画面が変わった。
『あなたは勇者に選ばれました。魔王を倒すために頑張ってください!』
「どういう事だ!?」
突然の事にモサークは困惑していた。すると、扉が開いた。
「どうやら選ばれたのはモサークさんのようですね……」
「嘘だろ……マジで……」
「それじゃあ、行きましょう!」
アルスレイヤルは元気よく言った。
「わかったよ……」
モサークは渋々、従うしかなかった。
「これからどうするんだ?」
「まずは情報を集めましょう!」
「そうだな……」
「でも、その前に……」
「何だ?」
「腹ごしらえをしませんか?」
「お前……この状況でよくそんな事が言えるな……」
「だって、お腹空いたんですよ……」
「まあいいか……」
モサーク達は部屋を出て、食堂に向かった。「よし!食うか!」
モサークは料理を注文した。
「すみませーん!」
「はい、どうぞ!」
店員は笑顔で対応をした。
「この店のおすすめはありますか?」
「そうね……やっぱり、パンケーキかしら!」
「そうなんですか……じゃあそれをお願いします!」
「はい!少々、お待ちください!」
しばらくして、テーブルの上に大きな皿が置かれた。
「これがパンケーキですか!」
「そうだよ……」
「美味しそうです……」
アルスレイヤルは目を輝かせていた。
「冷める前に食べてくれ……」
「わかりました!」
アルスレイヤルは勢い良く、口に運んだ。すると……
「うっ……!」
アルスレイヤルは吐きそうになった。
「大丈夫か!?」
「何とか……」
「無理をするな……」
モサーク達は食事を済ませた後、情報収集を始めた。
「何か情報は無いのか?」
「えっと……そうですね……」
アルスレイヤルは本棚から一冊の本を取り出した。そして、ページを開いた。
「これは?」
「過去の出来事が書かれた日記みたいなものです!」
「へぇー……」
モサークは本をパラパラと捲った。そこには、様々な情報が書かれていた。
「これって……」
モサークは気になる文章を見つけた。
『魔王軍四天王の一人、ワロバーンが倒されたらしい。これで魔王軍の戦力は大幅に削れただろう。』
「魔王軍だと……」
モサークは驚いた表情を浮かべていた。すると、アルスレイヤルが口を挟んだ。
「モサークさん、どうしました?」
「いや……何でも無い……」
(まさかとは思うけど……)
「ところで、この本に書かれている事は事実なのか?」
「それはわからないわ……」
「何だよ……」
モサーク達はその後も情報を集めたが、有力なものは得られなかった。その後、モサークは宿に戻り、ベッドの上で横になっていた。
(今日だけで色々な事が起きたな……それにしても、ここはどこなんだろうか?)
モサークは考え事をしていると、誰かが部屋に入ってきた。
「誰だ?」
そこにはアルスレイヤルの姿があった。
「アルスレイヤルさん……?どうしてここに……?」
「実は、あなたに伝えたい事があって来たの……」
「伝えたいことって……?」
「私達の目的は魔王を倒すことでしょ?」
「ああ……」
「でも、今の私達の実力では到底敵わないと思うの……」
「確かにそうだな……」
「だから、強くならないといけないと思ったの。それで、特訓する事にしたのよ。」
「そうだったのか……」
「モサークさんも一緒にやらない?」
「俺も?」
「うん!」
アルスレイヤルは笑顔で言った。
「でも、どうやって強くなるんだ?」
「それなんだけど……ここにある武器を使って、戦い方を覚える事が出来るみたい。」
「武器を?」
「うん!」
「なるほど……」
「とにかくやってみましょう!」
「わかった……」
2人は訓練場へ向かった。
「これは……凄いな……」
モサークは驚いていた。そこには数え切れないほどの種類の武器が置かれていた。
「どれにするの?」
「そうだな……俺はこれにしようかな……」
モサークは剣を手に取った。
「じゃあ私は……これ!」
アルスレイヤルは槍を選んだ。2人はそれぞれ武器を選び終えると、早速練習を始めた。
「まずは素振りからだな……」
モサークは自分の身長よりも長い剣を振り回した。しかし、上手く振れなかった。「なかなか難しいな……」
モサークは何度も繰り返したが、中々上達しなかった。
「ダメだ……」
「じゃあ次は、攻撃の練習だね!」
アルスレイヤルは槍を構えた。すると、突然、画面が表示された。
『あなたは勇者に選ばれました。魔王を倒すために頑張ってください!』
「どういう事だ!?」
モサークは困惑していた。
「とりあえず、試してみよう……」
モサークは剣を選択した。すると、画面が変わった。
『あなたは勇者に選ばれました。魔王を倒すために頑張ってください!』
「そういう事か……!」
モサークはすぐに理解したようだ。
「よし!頑張るか……」
それから、毎日のように特訓を続けた。その結果、少しずつだが成長していった。そしてある日の事、
「やっとここまできたか……」
そこには、自分の背丈と同じぐらいの長さになった大剣を持ったモサークの姿があった。
「すごい!もうそこまで使いこなせるようになったのね!」
アルスレイヤルは感心していた。
「まあな……」
「さすがはモサークさん!」
「ありがとう……」
(本当に良かった……)
アルスレイヤルは安心した様子で微笑んでいた。その時、急に画面に表示された。
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