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「後輩くん、今日は何の日か知っているかい?」
ある日のこと。先輩が唐突に質問してきた。
「さあ、なんでしょう?」
「フフン、正解はバレンタインデーだよ」
「あ、そういえばもうすぐでしたね」
「そこでだ後輩くん。チョコは欲しいかな?」
「そりゃもちろん欲しいですよ。でも僕たち男同士だし無理しなくてもいいんですよ?」
「何を言っているんだい後輩くん。私が君の為に手作りしたものを贈らないわけないだろう?」
「本当ですか!?」
「ああ、そうだとも」
「嬉しいです先輩! 是非食べさせてください!」
「わかった。それじゃあ早速作ってくるよ」
「はい! 楽しみにしてます!」
(先輩の手料理が食べられるなんて夢みたいだな。これは期待せざるを得ないぞ!)
それから数時間後。
「お待たせ後輩くん。これが私の作ったチョコレートケーキだよ」
「おお……綺麗ですね」
先輩の言う通り見た目は完璧だった。とても美味しそうである。
「さあ、召し上がれ」
「いただきまーす!」
パクッ!
「どうだい?」
「…………」
「おや? 黙ってしまったけど口に合わなかったかな?」
「……あの、先輩」
「ん? なんだい?」
「先輩って女の子になれたりします?」
「え?」
「だってこのケーキ、めちゃくちゃ甘ったるいんですもん」
「あ、あはは……。バレてしまったか」
「やっぱりわざとだったんですね」
「うん、実はそうなんだ。甘いもの好きなんだけど、どうしても太ってしまうからね」
「なるほど」
「という訳で、その……味見を頼めるかい?」
「仕方ないですね。今回だけ特別ですよ」
「ありがとう」
こうして僕は先輩と大人の階段を登ることになった。【おまけ】
先輩のエッチな下着 ある日のこと。先輩がパンツ一丁になってベッドの上に座っていた。
「先輩、どうかしましたか?」
「いや、ちょっとね」
「まさかとは思いますが、風邪引いたとかじゃないですよね?」
「違うよ。ただ最近少し冷えてきたから、暖かくしようと思ってね」
「確かにそうかもしれません」
「だろう? というわけだから、今から一緒に寝ようじゃないか」
「えっ?」
「ほら、早くこっちに来るといい」
「あ、はい」
ポフッ(←先輩の隣に腰掛ける音)
「よし。これで準備完了だ」
「な、何の準備ですか?」
「決まっているじゃないか。今晩は二人きりで過ごすんだよ」
「あ、そういう意味ですか」
「他にどういう意味があると思ったんだい?」
「いえ別に……」
(まあ普通に考えてそうだよな。先輩が僕を襲うなんてありえないし)
「それで、いつまでそこにいるつもりだい?」
「え? ああすいません。すぐに出ますね」
スッ 立ち上がって部屋を出て行こうとする僕だったが— ギュッ!
「ちょっ、先輩!?」
突然後ろから抱きつかれた。背中に柔らかい感触を感じる。
「ふむ、やはり暖かいね」
スリスリ
(うわぁっ! 先輩の胸が直接僕の体に密着してるぅっ!!)
「先輩……離してください……」
ドキドキ
(このままだとヤバイ! 理性が崩壊してしまうぅっ!)
「嫌だ」
「えぇっ!?」「せっかく後輩くんを手に入れたのに、そう簡単に手放すと思うかい?」
「で、でも……」
(これ以上はまずいですよ!)
「大丈夫だよ。今日は誰も来ないように言ってあるから」
「うぅ……」
(一体どこが大丈夫なんだろうか?)
「それに君は、こういうのが好きなんだろう?」
「そ、それは……」
(嫌いではないですけど……)
「安心したまえ。私も好きだからね」
「え?」
(好きって、そういう意味で言ったんじゃないんですけどぉ~!)
「さあ、観念したまえ」
「はぁ……。わかりましたよ」
「フフン、最初からそう言えばいいんだ」
「はいはい。それで、これからどうするんですか?」
「もちろん、まずはキスからだ」
「いきなりですか!?」
「ああそうだ。それが終わらないと先に進めないからね」
「あー、なるほど」
(さすが先輩。ちゃんと考えているんだな)
「それじゃあ行くよ」
「はい!」
(ついにこの時が来た! 僕は先輩と結ばれることができるのか!)
「んっ……ちゅっ……れろっ……ぷはっ!」
「せ、先輩。激しすぎますよ」
「ごめんね。久しぶりだったものだからつい夢中になってしまった」
「あー、確かにそうですね」
(先輩って意外と激しいところがあるからな)
「さて、次は何をしようか?」
「次? まだ何かやるんですか?」
「当然だよ。だって君はまだ満足していないだろう?」
「えっと、それってつまり……」
「ああ、最後までシよう」
「えっ!? ほ、本当ですか!?」
「当たり前じゃないか。私は嘘などつかないよ」
「いや、だって今までは……」
「あれはあくまで練習だったからね。本番はこれから始まるんだよ」
「お、おお……!」
(こ、これはマジで期待できるぞ!)
「という訳だから後輩くん。覚悟は良いかい?」
「はい!」
(もうこの際なんでもこい! どんなことでも受けきってみせる!)
「ふむ、いい返事だね。では早速始めようか」
「お願いします」
「任せたまえ。最高の夜にしてあげるよ」
こうして夜は更けていった。
ある日のこと。先輩が唐突に質問してきた。
「さあ、なんでしょう?」
「フフン、正解はバレンタインデーだよ」
「あ、そういえばもうすぐでしたね」
「そこでだ後輩くん。チョコは欲しいかな?」
「そりゃもちろん欲しいですよ。でも僕たち男同士だし無理しなくてもいいんですよ?」
「何を言っているんだい後輩くん。私が君の為に手作りしたものを贈らないわけないだろう?」
「本当ですか!?」
「ああ、そうだとも」
「嬉しいです先輩! 是非食べさせてください!」
「わかった。それじゃあ早速作ってくるよ」
「はい! 楽しみにしてます!」
(先輩の手料理が食べられるなんて夢みたいだな。これは期待せざるを得ないぞ!)
それから数時間後。
「お待たせ後輩くん。これが私の作ったチョコレートケーキだよ」
「おお……綺麗ですね」
先輩の言う通り見た目は完璧だった。とても美味しそうである。
「さあ、召し上がれ」
「いただきまーす!」
パクッ!
「どうだい?」
「…………」
「おや? 黙ってしまったけど口に合わなかったかな?」
「……あの、先輩」
「ん? なんだい?」
「先輩って女の子になれたりします?」
「え?」
「だってこのケーキ、めちゃくちゃ甘ったるいんですもん」
「あ、あはは……。バレてしまったか」
「やっぱりわざとだったんですね」
「うん、実はそうなんだ。甘いもの好きなんだけど、どうしても太ってしまうからね」
「なるほど」
「という訳で、その……味見を頼めるかい?」
「仕方ないですね。今回だけ特別ですよ」
「ありがとう」
こうして僕は先輩と大人の階段を登ることになった。【おまけ】
先輩のエッチな下着 ある日のこと。先輩がパンツ一丁になってベッドの上に座っていた。
「先輩、どうかしましたか?」
「いや、ちょっとね」
「まさかとは思いますが、風邪引いたとかじゃないですよね?」
「違うよ。ただ最近少し冷えてきたから、暖かくしようと思ってね」
「確かにそうかもしれません」
「だろう? というわけだから、今から一緒に寝ようじゃないか」
「えっ?」
「ほら、早くこっちに来るといい」
「あ、はい」
ポフッ(←先輩の隣に腰掛ける音)
「よし。これで準備完了だ」
「な、何の準備ですか?」
「決まっているじゃないか。今晩は二人きりで過ごすんだよ」
「あ、そういう意味ですか」
「他にどういう意味があると思ったんだい?」
「いえ別に……」
(まあ普通に考えてそうだよな。先輩が僕を襲うなんてありえないし)
「それで、いつまでそこにいるつもりだい?」
「え? ああすいません。すぐに出ますね」
スッ 立ち上がって部屋を出て行こうとする僕だったが— ギュッ!
「ちょっ、先輩!?」
突然後ろから抱きつかれた。背中に柔らかい感触を感じる。
「ふむ、やはり暖かいね」
スリスリ
(うわぁっ! 先輩の胸が直接僕の体に密着してるぅっ!!)
「先輩……離してください……」
ドキドキ
(このままだとヤバイ! 理性が崩壊してしまうぅっ!)
「嫌だ」
「えぇっ!?」「せっかく後輩くんを手に入れたのに、そう簡単に手放すと思うかい?」
「で、でも……」
(これ以上はまずいですよ!)
「大丈夫だよ。今日は誰も来ないように言ってあるから」
「うぅ……」
(一体どこが大丈夫なんだろうか?)
「それに君は、こういうのが好きなんだろう?」
「そ、それは……」
(嫌いではないですけど……)
「安心したまえ。私も好きだからね」
「え?」
(好きって、そういう意味で言ったんじゃないんですけどぉ~!)
「さあ、観念したまえ」
「はぁ……。わかりましたよ」
「フフン、最初からそう言えばいいんだ」
「はいはい。それで、これからどうするんですか?」
「もちろん、まずはキスからだ」
「いきなりですか!?」
「ああそうだ。それが終わらないと先に進めないからね」
「あー、なるほど」
(さすが先輩。ちゃんと考えているんだな)
「それじゃあ行くよ」
「はい!」
(ついにこの時が来た! 僕は先輩と結ばれることができるのか!)
「んっ……ちゅっ……れろっ……ぷはっ!」
「せ、先輩。激しすぎますよ」
「ごめんね。久しぶりだったものだからつい夢中になってしまった」
「あー、確かにそうですね」
(先輩って意外と激しいところがあるからな)
「さて、次は何をしようか?」
「次? まだ何かやるんですか?」
「当然だよ。だって君はまだ満足していないだろう?」
「えっと、それってつまり……」
「ああ、最後までシよう」
「えっ!? ほ、本当ですか!?」
「当たり前じゃないか。私は嘘などつかないよ」
「いや、だって今までは……」
「あれはあくまで練習だったからね。本番はこれから始まるんだよ」
「お、おお……!」
(こ、これはマジで期待できるぞ!)
「という訳だから後輩くん。覚悟は良いかい?」
「はい!」
(もうこの際なんでもこい! どんなことでも受けきってみせる!)
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