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マサキの場合
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最近しばらくセックスをしてなかった。あれからマサキはマイに対して冷たい態度を取るようになった。
(最近してないなあ。寂しい……)マイは夕食を作りながらマサキの方を見て思った。
マサキはテレビを見ていた。無言の空間でマイが作る料理のフライパンの音だけが響く。
「出来たよ」マイは料理をテーブルへ運んだ。
「うん」マサキはテレビに夢中になっていた。
「早く食べないと冷めちゃうよ」
「分かってるって」
マイが先に食事をとり始めて、マサキが後に来た。
「最近仕事どう?」
「あー、まあ忙しいかな」
しばらく沈黙が続く。
「今日久しぶりにしない?」
「いや、パス。疲れてるから」
「そう」
マイは食事を終えて洗い物をして、マサキと一緒にテレビを見た。番組が終わり、マサキは「もう寝るわ」と言って寝室へ行った。その後マイはパソコンの電源を入れて、『セックスレス 解決法』で検索をした。すると気になる言葉が目に入った。
『セックスレスはお互いの関係を温めるいい機会です。改めて関係性を見直しましょう』
マイはその言葉を見てなるほどと思った。(まあしばらく様子を見よう。焦っても仕方ないよね)
(最近してないなあ。寂しい……)マイは夕食を作りながらマサキの方を見て思った。
マサキはテレビを見ていた。無言の空間でマイが作る料理のフライパンの音だけが響く。
「出来たよ」マイは料理をテーブルへ運んだ。
「うん」マサキはテレビに夢中になっていた。
「早く食べないと冷めちゃうよ」
「分かってるって」
マイが先に食事をとり始めて、マサキが後に来た。
「最近仕事どう?」
「あー、まあ忙しいかな」
しばらく沈黙が続く。
「今日久しぶりにしない?」
「いや、パス。疲れてるから」
「そう」
マイは食事を終えて洗い物をして、マサキと一緒にテレビを見た。番組が終わり、マサキは「もう寝るわ」と言って寝室へ行った。その後マイはパソコンの電源を入れて、『セックスレス 解決法』で検索をした。すると気になる言葉が目に入った。
『セックスレスはお互いの関係を温めるいい機会です。改めて関係性を見直しましょう』
マイはその言葉を見てなるほどと思った。(まあしばらく様子を見よう。焦っても仕方ないよね)
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