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彼女のスタイル
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彼女は全身、髪の毛から靴に至るまで真っ黒な装いを好んでおり唇だけが赤かった。
そして、首筋を除けば肌の露出を極力避けているようであり、前髪はパッツンと瞼のすぐ上で揃えられている。
僕には彼女が内側に秘めている情熱や欲望が表に現れないように、そうしているのかもしれないと思った。
「ねぇ、前髪かきあげてくれない?」
「なんで?」
「小百合の眉毛見たいから」
「見ても仕方ないでしょ」
彼女は僕には内側どころか眉毛も見せてくれない。
彼女は左手の手首に銀のスタッズのリストバンドをしている。
ただ彼女の黒い洋服の袖でリストバンドがそもそもよく見えない。
「小百合が手首にしてる銀のスタッズのベルトどこのやつなの?」
「666のやつ」
「オレも欲しいな」
彼女は微笑んで洋服の袖を少し捲ると手首にはリストバンドとその下に青い薔薇の刺青が見えた。
「リストバンドならお揃いでもいいよ」
「その前にさ、オレと友達になってくれない?」
「お客さんで小百合って呼び捨てにするの変だもんね」
彼女はそう言うと同意の印としてうなづいた。
僕はとあるモード系のショップの店員さんと友達になった。
青い薔薇には花言葉がある
「奇跡」「夢が叶う」
彼女には叶えたい夢があるのかもしれない。
僕には少しだけ彼女の内側が見えた気がした。
そして、首筋を除けば肌の露出を極力避けているようであり、前髪はパッツンと瞼のすぐ上で揃えられている。
僕には彼女が内側に秘めている情熱や欲望が表に現れないように、そうしているのかもしれないと思った。
「ねぇ、前髪かきあげてくれない?」
「なんで?」
「小百合の眉毛見たいから」
「見ても仕方ないでしょ」
彼女は僕には内側どころか眉毛も見せてくれない。
彼女は左手の手首に銀のスタッズのリストバンドをしている。
ただ彼女の黒い洋服の袖でリストバンドがそもそもよく見えない。
「小百合が手首にしてる銀のスタッズのベルトどこのやつなの?」
「666のやつ」
「オレも欲しいな」
彼女は微笑んで洋服の袖を少し捲ると手首にはリストバンドとその下に青い薔薇の刺青が見えた。
「リストバンドならお揃いでもいいよ」
「その前にさ、オレと友達になってくれない?」
「お客さんで小百合って呼び捨てにするの変だもんね」
彼女はそう言うと同意の印としてうなづいた。
僕はとあるモード系のショップの店員さんと友達になった。
青い薔薇には花言葉がある
「奇跡」「夢が叶う」
彼女には叶えたい夢があるのかもしれない。
僕には少しだけ彼女の内側が見えた気がした。
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