4 / 7
第1章
第4話 さよならりっくん
しおりを挟む
俺達は神社の裏に集合した。
そして、昨日のお札の貼ってある木に向かった。
「確かここだったよな…。」
俺はけんたに確かめた。
「あぁ…。」
「ちょっと!こんな虫の多いところ嫌!!」
みくが文句を言い出した。
けんたが昨日と同様に木に触れた。
その瞬間、意識を失った。
「なんなのここ!すごい!」
目を覚ましたみくがはしゃいでいた。
「皆さん大丈夫ですか?」
りっくんが心配してきた。
「きゃー!りっくん優しいね!」
みくがはしゃいでいた。
俺は辺りを見渡した。
相変わらず周りは木に囲まれていて出口などなかった。
だが、昨日と違う点がひとつあった。
不法投棄物の置いてある奥の方に小さな木のトンネルがあった。
けんたが確かめに行った。トンネルを抜けた先は行き止まりになっていたが、そこにはりんごの木がなっていた。
「後で取りに行こうな。」
俺はそういい、今日もまた秘密基地作りを始めた。
今日は屋根を作ることにした。
「そういえば俺、釘持ってきたんだ。これで壁を頑丈に固定しようぜ。」
けんたはそう言うと、釘を出して石を金槌代わりにして打ち始めた。
今までは植物のつるなどで補強していたがあまりにも不十分だったので助かった。
こうしてけんたのおかげもあり、屋根は1時間くらいで完成した。
「みんな、中に入ってみようぜ。」
けんたはそういうと、一目散に入って行った。
小さいツリーハウスではあったが子供4人はギリギリ入れた。
「次はお菓子持ってこようぜ!」
けんたはお菓子を食べることしか考えてないようだ。
「秘密基地、せっかく作ったんだから合言葉きめないか?」
俺は提案した。
「いいねぇ!」
けんたが賛同した。
「合言葉なら、山!川!とかどうかな?」
りっくんが提案した。
「いいね!さすがりっくん!それにしよ!しよ!きまり!」
みくが激しく賛同したため、山と川になってしまった。
「なぁ、さっきのりんご取りに行かねーか?」
けんたがよだれを垂らしている。
「おう、いこいこ。」
「だが、狭いからふたりが限界だな」
けんたは指を2本立てて俺たちに見せつけた。
「けんた、そんなに行きたいならお前が行っていいよw」
「お!まじ?ありがとな!」
けんたはよろこんだ。
「けんたくんがいくなら、しゅうくんが一緒に行った方がいいと思うー!みく、りっくんとお留守番してるからー!」
みくはりっくんと二人っきりになりたくて俺を勧めてきた。
こうして俺とけんたはリンゴを取りに行くことになった。
俺とけんたは木のトンネルに入った。
「なあ、この木のトンネル、全部りんごの木なんじゃねーの?」
俺はそう思いけんたにきいた。
「そうかもしれねーな!」
けんたは、りんごを収穫する気満々だったためご機嫌だった。
そして、りんごの木まできた俺たちは木に登り、りんごを収穫した。
「シャリッ!むしゃむしゃ。ゴックン。はぁーうめぇ!」
「あ?てんめぇ!先に食ってんじゃねーよ。」
けんたはりんごを既に食べていた。
「早くみんなのところ戻るぞ。」
こうして俺達はりんごを持って秘密基地に戻った。
秘密基地のハシゴを登ろうとした瞬間上から悲鳴が聞こえた。
「いやぁぁぁぁぁぁあ!!」
たちまち、鈍い音がした。
後ろを振り返るとそこにはみくが横たわっていた。
「お、おい!大丈夫か?」
けんたは心配した。
みくは上から落ちてきた。
「みんな!どうしよう。みくちゃん、足を滑らせて…」
りっくんが急いで上からおりてきた。
その瞬間、昨日の光景がフラッシュバックした。
そして俺は気絶した。
7月2日 木曜日
今日もまた、一睡もできないままけんたと学校に行った。
「な、なあ。俺昨日気絶したよな?あの後どうして元に…。」
俺はけんたに昨日のことを聞いた。
「それが、俺も気絶してよく分からねんだ。」
けんたも不思議そうにした。
「みくはどうなったんだ?まさか…」
俺は急に不安になった。
「大丈夫だろ。りっくんも学校に戻っていたんだ。きっとみくだって。」
けんたは無理やり笑顔を作った。
「そ、そうだよな!早く行こうぜ」
こうして俺達は急いで学校へ向かった。
そして、昨日のお札の貼ってある木に向かった。
「確かここだったよな…。」
俺はけんたに確かめた。
「あぁ…。」
「ちょっと!こんな虫の多いところ嫌!!」
みくが文句を言い出した。
けんたが昨日と同様に木に触れた。
その瞬間、意識を失った。
「なんなのここ!すごい!」
目を覚ましたみくがはしゃいでいた。
「皆さん大丈夫ですか?」
りっくんが心配してきた。
「きゃー!りっくん優しいね!」
みくがはしゃいでいた。
俺は辺りを見渡した。
相変わらず周りは木に囲まれていて出口などなかった。
だが、昨日と違う点がひとつあった。
不法投棄物の置いてある奥の方に小さな木のトンネルがあった。
けんたが確かめに行った。トンネルを抜けた先は行き止まりになっていたが、そこにはりんごの木がなっていた。
「後で取りに行こうな。」
俺はそういい、今日もまた秘密基地作りを始めた。
今日は屋根を作ることにした。
「そういえば俺、釘持ってきたんだ。これで壁を頑丈に固定しようぜ。」
けんたはそう言うと、釘を出して石を金槌代わりにして打ち始めた。
今までは植物のつるなどで補強していたがあまりにも不十分だったので助かった。
こうしてけんたのおかげもあり、屋根は1時間くらいで完成した。
「みんな、中に入ってみようぜ。」
けんたはそういうと、一目散に入って行った。
小さいツリーハウスではあったが子供4人はギリギリ入れた。
「次はお菓子持ってこようぜ!」
けんたはお菓子を食べることしか考えてないようだ。
「秘密基地、せっかく作ったんだから合言葉きめないか?」
俺は提案した。
「いいねぇ!」
けんたが賛同した。
「合言葉なら、山!川!とかどうかな?」
りっくんが提案した。
「いいね!さすがりっくん!それにしよ!しよ!きまり!」
みくが激しく賛同したため、山と川になってしまった。
「なぁ、さっきのりんご取りに行かねーか?」
けんたがよだれを垂らしている。
「おう、いこいこ。」
「だが、狭いからふたりが限界だな」
けんたは指を2本立てて俺たちに見せつけた。
「けんた、そんなに行きたいならお前が行っていいよw」
「お!まじ?ありがとな!」
けんたはよろこんだ。
「けんたくんがいくなら、しゅうくんが一緒に行った方がいいと思うー!みく、りっくんとお留守番してるからー!」
みくはりっくんと二人っきりになりたくて俺を勧めてきた。
こうして俺とけんたはリンゴを取りに行くことになった。
俺とけんたは木のトンネルに入った。
「なあ、この木のトンネル、全部りんごの木なんじゃねーの?」
俺はそう思いけんたにきいた。
「そうかもしれねーな!」
けんたは、りんごを収穫する気満々だったためご機嫌だった。
そして、りんごの木まできた俺たちは木に登り、りんごを収穫した。
「シャリッ!むしゃむしゃ。ゴックン。はぁーうめぇ!」
「あ?てんめぇ!先に食ってんじゃねーよ。」
けんたはりんごを既に食べていた。
「早くみんなのところ戻るぞ。」
こうして俺達はりんごを持って秘密基地に戻った。
秘密基地のハシゴを登ろうとした瞬間上から悲鳴が聞こえた。
「いやぁぁぁぁぁぁあ!!」
たちまち、鈍い音がした。
後ろを振り返るとそこにはみくが横たわっていた。
「お、おい!大丈夫か?」
けんたは心配した。
みくは上から落ちてきた。
「みんな!どうしよう。みくちゃん、足を滑らせて…」
りっくんが急いで上からおりてきた。
その瞬間、昨日の光景がフラッシュバックした。
そして俺は気絶した。
7月2日 木曜日
今日もまた、一睡もできないままけんたと学校に行った。
「な、なあ。俺昨日気絶したよな?あの後どうして元に…。」
俺はけんたに昨日のことを聞いた。
「それが、俺も気絶してよく分からねんだ。」
けんたも不思議そうにした。
「みくはどうなったんだ?まさか…」
俺は急に不安になった。
「大丈夫だろ。りっくんも学校に戻っていたんだ。きっとみくだって。」
けんたは無理やり笑顔を作った。
「そ、そうだよな!早く行こうぜ」
こうして俺達は急いで学校へ向かった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
梵珠山に、神は眠らない ―八峰 遥の豪運―
事業開発室長
ミステリー
神の気まぐれか、何かの意思か――
八峰 遥が遭遇する不可思議な出来事と強運の連続。
彼女を呼ぶ声は一体? 現実とオカルトが交錯する、
全10話完結の短編ミステリー。
シリーズ第2弾【十二湖は、今日も蒼い ―八峰 遥の天運―】 公開中
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる