ずっと、欲しかった

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 保健室にお互いの唇を求め合うリップ音が響いた。自然と舌が絡まる。温かい森本の舌が優しく倉田の口内を這い回った。倉田は逆にそれを強く捕らえて森本の口内を激しく犯す。

「んっ……ん……は……」

 2人の熱が急激に上がっていく。お互いのワイシャツに夢中で手を伸ばし、もどかしそうにボタンを外していく。その間もずっと唇を求め合った。全てのボタンを外し終え、シャツを脱がそうとするが、袖のボタンが引っかかり手が通らない。そのボタンを外す余裕もなく、はだけたままの状態で再び抱き合う。

 森本がそっと倉田の背中に手を回してきた。倉田は両手で森本の上半身を無遠慮に撫で回す。女のようにふくよかな体ではないのに。森本の均整のとれた引き締まった体に妙に興奮した。

 両親指で森本の胸の飾りを弄る。さきほどよりも早く硬く尖っていく先端を更にクリクリと弄る。びくり、と森本の体が震えた。

「んっ……あっ……」

 森本が、苦しそうに唇の隙間から喘ぎ出した。堪らず倉田から唇を離して声を上げようとするが、倉田はそれを許さない。執拗に森本の唇を追って、掴まえる。

「んんっ……くらたせ……あっ……ちょっ……」

 森本が何か訴えようとするのを無視して森本の口内を犯し続ける。森本が背中に回していた手を倉田の首に絡め直し、倉田の髪をきゅっと手で掴んだ。キスを続けながら胸を攻められている間、感じる度にその髪を掴む手に微かに力が入る。その優しく髪を掴む仕草に、倉田の中で森本に対する愛しさのような感情が沸き上がった。

 時間をかけて舌を絡め合わせた後、そっと唇を離した。森本と至近距離で見つめ合う。森本の額に自分の額を合わせて、ぼそりと呟いた。

「ずっと、欲しかった」
 
 森本が微笑んだ。首を伸ばして、そっと倉田へキスをした。そのまま首筋に唇を滑らせていく。舌と唇で少しずつ倉田の体を愛撫しながら、ゆっくりと降下していった。倉田の胸の飾りを倉田が森本にしたのとは対象的に優しく口に含んで、舌先でじっくりと転がした。同時に森本の手が倉田の体を這う。愛おしそうに体に唇を押しつけながら、森本が倉田のスーツのベルトを外していく。

 倉田のそれは完全に大きくなっていた。さっき萎えてしまっていたのが嘘のように。

 森本は跪いて、スーツを下ろすと、倉田のそれを下着の上からそっと咥えた。少しだけ強弱をつけて前後に動く。倉田の体の熱が上がっていく。軽く愛撫されただけなのに、我慢できずに先走りが下着を濡らした。森本が、ふっと笑って、口を外した。

「汚れてしまいますね」

 そう言って、森本が倉田の下着を優しく下ろした。今度は直接、じっくりと舌を使って攻められる。舌先で倉田の先走りを舐め取りながら、倉田の自身を口内へと納めていった。そして再び扱き始める。最初はゆっくりと、徐々に早く。時々、森本の口から吐息が漏れた。
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