俺から始まる異世界ファンタジア !

異世界ファンタジア

10話 リミアストーリーss

「教えて、

  神様先生ー。」

  「だから ! 神様とか様様扱いやめろって ! 何回言えばわかるんだチミ達は。」

  「先生 ! 前回は魔王の幹部ロゼイアが祭り会場に乗り込んできました。

  私達は1度死んだと思いきや、先生が神になってロゼイアを倒しまし、私達を復活させましたね。とてもかっこよかったです。」

  「・・・本編へどうぞ...」


  『俺の名前は今野 和弥、魔王の幹部ロゼイアを討伐してからいつかと言ったところであろうか、今日も1日カンナとイチャイチャ頑張るぞ。』バシィィィン !


  「バカヤロー ! なにがイチャイチャだ ! お前勝手に挨拶してんじゃねえよ ! それ俺の日課なんだよ ! 」

  「まぁまぁ落ち着くのだ和弥、我がこうしているのは和弥が前回「次からは違う入り方をしてみよう」と言ったから我が代わりに挨拶したのだ。」

  
  「いや ! 確かに違う入り方しようとは言ったけど俺ちゃんと考えてきたし ! 今日のために調整してきたし ! 」

  「それはすまんな、では今からやってくれたまえ、私は退散する。では、頑張るのだぞ和弥。」


  カンナはそう言いどこかへ行ってしまった


  「あ、あの...カンナさん...? あの...どこかへ行くって、台本に無かったんですけど...この状況、どうすれば...」


  『俺の名前は今野 和弥、今日はいつもとは違う入り方をしたのだが、カンナがいきなりどこかに行ってしまって...これからは同じ挨拶で...いいや。』



 【リミアストーリーss】



  「和弥ー、今日はなにかないのー? 暑すぎてこのままだと溶けちゃいそう...」

 
  リミアがだるそうに言う、今日は夏真っ只中、暑くて溶けそうだ...


  「そうだな...俺もなにかればとっくに言ってるさー...はぁー、なんでこんなに暑いんだ ? 夏の真っ最中なのはわかるが、流石に暑すぎる...あー、プール入りたい...」


  和弥がそう言うとリミアがスッと立ち上がった。


「どうした急に ?」


  そして和弥の方へ向き、


  「神聖なるヘルデス教徒よ、汝、其方の願い、このヘルデス神リミアが聞き受けました。」

  「お、おお !! すげぇ...」


  リミアからは神々しいオーラが、


  「今、ヘルデス神により瞬間移転を行います、さあ、私の近くへ...」


  リミアが和弥を近くへ呼ぶ、


  「お、おお...」

  
  和弥が近くへ行くと、


  「瞬間移転まで、5・4・3・2・1...」

  「お、おおおおお !! この声聞いたことある !! 」


  和弥はなにかに吸い込まれ...た...?

  ポツン...

  先ほどとは変わらない光景、和弥はカーテンを開けて外を見る...


  『こ、これは...』


  ﾁ──────ﾝ...


  「なにも変わってねえじゃねえか ! なにが瞬間移転しますだ ! てかお前もうヘルデス神じゃねえだろうが ! 」

  「あ、そうだった....」ﾁ──────ﾝ


 リミアはヒザを付き、不気味な笑いを起こし、ずっとブツブツと独り言


  「朝ごはんのハンバーグがダメだったのよ...ほら私って朝は少食派だから...昨日の夜の魚もダメよね...」


  和弥は自分が呪われると思い、屋敷から逃げ出したとさ。

  めでたしめでたし。


  「お姉ちゃん、その男の人はどうなったの ? 」

  「それはだな...、」


  和弥を見る。ｼﾞｰｰｰｰｰｰｰ


  「今頃腐っておる。」


  ぶぶぶぅぅぅーーー !! 

  口から水を吐き出す女....3人、その横で男は、


  「おい ! まだ腐って...」

  「バイバイおねーちゃん !」

  「また聞かせてね ! 」

  「わかった、また来るのだぞー」

  「うん !」

  「その男は腐ってねえぞー !!」

  男が言う。

  めでたしめでたし。



















こんにちは。SycsefyAteです。

今回はリミア、カンナ、ミシェル、ノクトの4人を１話ずつ分けました。ss、ヒロインのssです。

次回カンナストーリーss