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クルリ____番傘
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クルリ____クルリ_____
鮮やかな紫色の番傘がクルリと廻る
赤いチャイナ服の裾がヒラヒラと揺れる
サーモンピンク色の髪に黒と金の髪飾りのぼんぼり
青く澄んだ瞳と透き通るような白い肌
美しい少女_神恋は歌舞伎町を歩いていた
赤いヒールはコツコツと音を鳴らしていく
道行く人々が神恋の姿に振り返っていく
本人は気づいておらず、そんな視線を無視して歩いていく
『...万事屋?』
[万事屋銀ちゃん]と書かれた看板の前で神恋は立ち止まった
禿げ親父の言葉を思い出していた
<神楽ちゃんは歌舞伎町の万事屋ってとこで従業員として働いてるから、何かあったらそこに行きなさい>
『入ってみればいいか』
階段を上がり、玄関口のインターホンを押した
「は~い、今開けるアル」
この口調はまさかと思い、神恋は見開いた
『か、神楽姉!!』
「?あぁぁぁっ!!神恋!!」
瓜二つな顔がお互いの目に写った
「うるせぇ~な、どうしたんだ、か、ぐら?」
「あ、銀ちゃん...この子は」
「神楽が2人ぃぃぃぃ?!」
「話聞けヨ!!」
盛大なツッコミが万事屋に響いた
鮮やかな紫色の番傘がクルリと廻る
赤いチャイナ服の裾がヒラヒラと揺れる
サーモンピンク色の髪に黒と金の髪飾りのぼんぼり
青く澄んだ瞳と透き通るような白い肌
美しい少女_神恋は歌舞伎町を歩いていた
赤いヒールはコツコツと音を鳴らしていく
道行く人々が神恋の姿に振り返っていく
本人は気づいておらず、そんな視線を無視して歩いていく
『...万事屋?』
[万事屋銀ちゃん]と書かれた看板の前で神恋は立ち止まった
禿げ親父の言葉を思い出していた
<神楽ちゃんは歌舞伎町の万事屋ってとこで従業員として働いてるから、何かあったらそこに行きなさい>
『入ってみればいいか』
階段を上がり、玄関口のインターホンを押した
「は~い、今開けるアル」
この口調はまさかと思い、神恋は見開いた
『か、神楽姉!!』
「?あぁぁぁっ!!神恋!!」
瓜二つな顔がお互いの目に写った
「うるせぇ~な、どうしたんだ、か、ぐら?」
「あ、銀ちゃん...この子は」
「神楽が2人ぃぃぃぃ?!」
「話聞けヨ!!」
盛大なツッコミが万事屋に響いた
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