76 / 93
第六章 覇道、混沌たる世界へ
第76話 訪問者
しおりを挟む
強大な軍事力を誇るアルト侯爵家をヴァルカンが即日撃破したこと、またエスタマイルのように帝国に内通していた貴族が複数いたことにより、帝国の進撃は事前の予想を上回るスピードで進行していた。
もはや国を挙げての組織的な反抗が不可能であると高を括った帝国は、ヴァルカンのような外部の組織に対しては小規模な戦闘を任せ、本軍は一直線に共和国の王都を目指すルートを選んだ。
「……まあこのレベルの依頼なら、俺が陣頭で指揮を執る必要もないな」
「はい。後は私にお任せを、指揮官」
ゼクスは一歩前へ進み出て、ジェイへ敬礼する。
「ああ。前線の指揮権をお前に移譲する。くれぐれも民間軍事会社ヴァルカンの名が汚れないよう気を配り進めろ」
「了解しました。細心の注意を払って進めます」
「頼んだぞ。俺たちは一足先に帰還する。何かあれば連絡しろ」
「は!」
こうしてヴァルカンは数十名をゼクス指揮の元で戦線に残し、ジェイたちは拠点へと帰還した。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「──怪我の具合はどうだツヴァイ」
拠点に戻り、ジェイはツヴァイの部屋を訪ねた。
部屋ではツヴァイが一人、つまらなそうに窓の外をじっと眺めていた。
「……もう何ともない。……早くこの部屋から出してくれ」
「それは出来ない。何故ならお前は命令を無視し、独断専行した上で負傷したからだ。これは謹慎刑だ。大人しくしてろ」
「…………」
ツヴァイの様子を確認し終えた後、次にジェイは帝国以外からの仕事を確認する。
「……ふむ。共和国の貴族連中に顔を売っただけあって、本職の傭兵業の依頼が殺到しているな」
「ですがジェイ様」
「ああ。帝国と敵対することになってしまうからな。ズィーベン、これは全部“直接的な軍事力の提供は出来ない”という内容を丁寧に書いてお返ししろ」
「はい社長」
ズィーベンは書類の束を抱えて会議室を後にする。
次にアハトが会議室にやってきた。
「またタイヴァーがドワーフの国から機密の品を届けに来ていた。今回は俺が受け取っておいた」
「そうか。で、それは何だ?」
ジェイはアハトの抱える細長い箱を指さす。
「なんでも、今は大口径砲の作製に挑戦しているが失敗したので30mmで作ったらしい」
アハトがゴトンと机の上に箱を置き蓋を開けると、中からは砲身と閉鎖機の部分だけが作られた30mm砲が姿を現した。
「一見しただけでは特に問題は無さそうだな。しかし魔装技術を手に入れた今となっては逆にこのサイズの火砲は持て余す。対空砲にも必要ないしな。それなら大口径の方が面での制圧に使える分役に立つだろう。……しかし、銃を先に教えると野戦砲の方はそういった技術の進化の過程を辿るのか」
ジェイは興味深そうに30mm砲を抱えて観察する。
「これは没か?」
「そうだな。野砲として使うなら75mmを目指して欲しい。……だが最終的にアハトに扱わせるなら88mmがいいな!」
「あの迫撃砲よりも更に大きい砲か。……しかし何故そんな微妙な数字なんだ?」
「……大した理由はない。ちょっとした遊び心だ」
「…………? まあ、75mmを目指すよう伝えておく」
「ああ」
アハトは無用の長物となった30mm砲を倉庫に運び、社員たちの銃の整備業務へ戻った。
「ジェイさん、少しよろしいでしょうか」
次にひょっこり顔を出したのはノインだった。
「ああ。どうした?」
「壊れてしまったツヴァイさんの武器についてなのですが……。あのままでは可哀想なので、早めに新しい武器を渡し、その訓練をさせるべきではないかと思いまして」
ノインは柔和な笑顔を浮かべ、少しでもツヴァイの罰が早く終わるようにとジェイの機嫌を伺っている。
「はは! お前は優しいな。──だが一応目星はつけている。それはAK-308だ。7.62×51mm弾を使用する火力寄りの武器だな。反動も大きく扱いずらさは否めないが、AK-102を十分使いこなしていた。成長期のアレなら既に十分扱えるだろう」
「ジェイ様! 私も成長期なのですが!?」
アインはそう言って胸を張る。
長い間更新していなかった戦闘服は、特に胸の部分が今にもボタンがはち切れんばかりの突き出し具合だった。
「……とりあえずお前にはそのままMP5を使ってもらうぞ。カスタムの幅が広く扱いやすいからな」
「そうではなくて!」
「……衣服の更新は事務の担当だ。ズィーベンに言え」
「もっとその中身に注目してください!」
「……健康的な肉体だ。脂肪と筋肉の均整が取れている。身長もかなり伸びたからズボンも変えてもらえよ。──それでノイン」
アインのことはそれ以上相手にせず、ジェイはノインとの話し合いに戻る。
ジェイとノインが話す横で、アインは一人「もう!」と地団駄を踏んでいた。
「ではその武器に魔装を施しツヴァイさんにお渡ししますね」
「ああ。だがもう三日はあのまま謹慎させる。冷静になる時間を与えるのも、アイツのためだ」
「承知しました。彼の為を思うが故の行いということが確認できて良かったです。それでは失礼致します」
ノインは終始爽やかな笑顔のまま、会議室を去っていった。
「それにしても、忙しいですね」
アインはジェイにコーヒーを差し出す。
「ああ。戦争だろうが何だろうが仕事はしなくてはならない。しかも俺たちはその戦争も仕事になるんだから忙しくて当然だ」
「こんなに忙しいのに、フュンフたちはどこに行ったんですか? ドライとフィーアまで連れて……」
「じきに分かる」
「それも秘密ですか」
いい加減ジェイのつれなさに腹を立てたアインはジェイの膝の上にドスンと座った。
ジェイも初めは彼女のことをどかそうと思ったが、ここであしらってはかえって後から面倒だと思いそのままにした。
そんな二人の元に、今日の見張り担当の社員がやって来る。
「社長、失礼しま──ああ! お取り込み中でしたか!?」
「これはなんでもない。要件を言え」
困惑する社員だったが、ギラついた目をしているアインに目を合わせないようにしながら業務を全うする。
「あ、え、はい……。その、社長を訪ねに来たという者たちが参りました。面談を希望されているようです」
「こんな時に誰だ。アポもない人間と会う時間はない。追い返せ」
「それが、アイリス騎士団という名前を聞けば社長は会ってくれるはずだと聞かないのです……」
「アイリス騎士団だと?」
予期せぬ来訪者がジェイの元にやって来た。
もはや国を挙げての組織的な反抗が不可能であると高を括った帝国は、ヴァルカンのような外部の組織に対しては小規模な戦闘を任せ、本軍は一直線に共和国の王都を目指すルートを選んだ。
「……まあこのレベルの依頼なら、俺が陣頭で指揮を執る必要もないな」
「はい。後は私にお任せを、指揮官」
ゼクスは一歩前へ進み出て、ジェイへ敬礼する。
「ああ。前線の指揮権をお前に移譲する。くれぐれも民間軍事会社ヴァルカンの名が汚れないよう気を配り進めろ」
「了解しました。細心の注意を払って進めます」
「頼んだぞ。俺たちは一足先に帰還する。何かあれば連絡しろ」
「は!」
こうしてヴァルカンは数十名をゼクス指揮の元で戦線に残し、ジェイたちは拠点へと帰還した。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「──怪我の具合はどうだツヴァイ」
拠点に戻り、ジェイはツヴァイの部屋を訪ねた。
部屋ではツヴァイが一人、つまらなそうに窓の外をじっと眺めていた。
「……もう何ともない。……早くこの部屋から出してくれ」
「それは出来ない。何故ならお前は命令を無視し、独断専行した上で負傷したからだ。これは謹慎刑だ。大人しくしてろ」
「…………」
ツヴァイの様子を確認し終えた後、次にジェイは帝国以外からの仕事を確認する。
「……ふむ。共和国の貴族連中に顔を売っただけあって、本職の傭兵業の依頼が殺到しているな」
「ですがジェイ様」
「ああ。帝国と敵対することになってしまうからな。ズィーベン、これは全部“直接的な軍事力の提供は出来ない”という内容を丁寧に書いてお返ししろ」
「はい社長」
ズィーベンは書類の束を抱えて会議室を後にする。
次にアハトが会議室にやってきた。
「またタイヴァーがドワーフの国から機密の品を届けに来ていた。今回は俺が受け取っておいた」
「そうか。で、それは何だ?」
ジェイはアハトの抱える細長い箱を指さす。
「なんでも、今は大口径砲の作製に挑戦しているが失敗したので30mmで作ったらしい」
アハトがゴトンと机の上に箱を置き蓋を開けると、中からは砲身と閉鎖機の部分だけが作られた30mm砲が姿を現した。
「一見しただけでは特に問題は無さそうだな。しかし魔装技術を手に入れた今となっては逆にこのサイズの火砲は持て余す。対空砲にも必要ないしな。それなら大口径の方が面での制圧に使える分役に立つだろう。……しかし、銃を先に教えると野戦砲の方はそういった技術の進化の過程を辿るのか」
ジェイは興味深そうに30mm砲を抱えて観察する。
「これは没か?」
「そうだな。野砲として使うなら75mmを目指して欲しい。……だが最終的にアハトに扱わせるなら88mmがいいな!」
「あの迫撃砲よりも更に大きい砲か。……しかし何故そんな微妙な数字なんだ?」
「……大した理由はない。ちょっとした遊び心だ」
「…………? まあ、75mmを目指すよう伝えておく」
「ああ」
アハトは無用の長物となった30mm砲を倉庫に運び、社員たちの銃の整備業務へ戻った。
「ジェイさん、少しよろしいでしょうか」
次にひょっこり顔を出したのはノインだった。
「ああ。どうした?」
「壊れてしまったツヴァイさんの武器についてなのですが……。あのままでは可哀想なので、早めに新しい武器を渡し、その訓練をさせるべきではないかと思いまして」
ノインは柔和な笑顔を浮かべ、少しでもツヴァイの罰が早く終わるようにとジェイの機嫌を伺っている。
「はは! お前は優しいな。──だが一応目星はつけている。それはAK-308だ。7.62×51mm弾を使用する火力寄りの武器だな。反動も大きく扱いずらさは否めないが、AK-102を十分使いこなしていた。成長期のアレなら既に十分扱えるだろう」
「ジェイ様! 私も成長期なのですが!?」
アインはそう言って胸を張る。
長い間更新していなかった戦闘服は、特に胸の部分が今にもボタンがはち切れんばかりの突き出し具合だった。
「……とりあえずお前にはそのままMP5を使ってもらうぞ。カスタムの幅が広く扱いやすいからな」
「そうではなくて!」
「……衣服の更新は事務の担当だ。ズィーベンに言え」
「もっとその中身に注目してください!」
「……健康的な肉体だ。脂肪と筋肉の均整が取れている。身長もかなり伸びたからズボンも変えてもらえよ。──それでノイン」
アインのことはそれ以上相手にせず、ジェイはノインとの話し合いに戻る。
ジェイとノインが話す横で、アインは一人「もう!」と地団駄を踏んでいた。
「ではその武器に魔装を施しツヴァイさんにお渡ししますね」
「ああ。だがもう三日はあのまま謹慎させる。冷静になる時間を与えるのも、アイツのためだ」
「承知しました。彼の為を思うが故の行いということが確認できて良かったです。それでは失礼致します」
ノインは終始爽やかな笑顔のまま、会議室を去っていった。
「それにしても、忙しいですね」
アインはジェイにコーヒーを差し出す。
「ああ。戦争だろうが何だろうが仕事はしなくてはならない。しかも俺たちはその戦争も仕事になるんだから忙しくて当然だ」
「こんなに忙しいのに、フュンフたちはどこに行ったんですか? ドライとフィーアまで連れて……」
「じきに分かる」
「それも秘密ですか」
いい加減ジェイのつれなさに腹を立てたアインはジェイの膝の上にドスンと座った。
ジェイも初めは彼女のことをどかそうと思ったが、ここであしらってはかえって後から面倒だと思いそのままにした。
そんな二人の元に、今日の見張り担当の社員がやって来る。
「社長、失礼しま──ああ! お取り込み中でしたか!?」
「これはなんでもない。要件を言え」
困惑する社員だったが、ギラついた目をしているアインに目を合わせないようにしながら業務を全うする。
「あ、え、はい……。その、社長を訪ねに来たという者たちが参りました。面談を希望されているようです」
「こんな時に誰だ。アポもない人間と会う時間はない。追い返せ」
「それが、アイリス騎士団という名前を聞けば社長は会ってくれるはずだと聞かないのです……」
「アイリス騎士団だと?」
予期せぬ来訪者がジェイの元にやって来た。
6
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~
KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。
女神から与えられた使命は「魔王討伐」。
しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。
戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。
だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。
獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?
石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます!
主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。
黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。
そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。
全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。
その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。
この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。
貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。
だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。
彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。
しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在……
女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。
これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる