7 / 70
第2章 セカンド・オブ・ザ・デッド
その3
しおりを挟む
勢い勇んで廊下に出たはいいが、視界に入ってくる景色に異常な点は一切見当たらなかった。聴覚にも、異常な音は入ってこない。
あれ? 想像していたのと違うけど……?
キザムは戸惑いを感じつつも、とりあえず沙世理を捜すことにした。
廊下を歩いていくと、何人もの生徒たちとすれ違った。教師ともすれ違った。どの顔にもごく自然な表情が浮いている。何かに恐怖するとか、怯えているといった負の感情は見られない。
やっぱり、ぼくの勘違いだったのかな? あの悪夢はただの夢だったのかな? 沙世理先生は用事が出来て、保健室を出ていっただけなのかもしれないな。
自分がひどく滑稽なことをしている気がしてきた。よくよく考えてみれば、校内で死体の山が出来て、あろうことか、その死体が動き出すなんてことは常識的にありないのだ。
まあ、これが悪夢でないのならば、このまま自分の教室に戻ってもいいけだけだしな。
さきほどまでの緊張感が緩和されて、気持ちに余裕が出てきた。
だが次の瞬間、キザムの胸に緊張が走った。遠くの方からガラスが砕け散る甲高い破砕音が聞こえてきたのだ。
「────!」
思わず足を止めて、音が聞こえてきた方に目を向けた。廊下を行き交う生徒たちの中にも、キザムと同じように音に気が付いて、足を止めた者が何人かいた。
「誰かがふざけているうちに、窓ガラスを割ったんじゃねえの?」
近くにいた男子生徒が話す声が聞こえる。普段のキザムだったら頷いているところだが、今は素直に頷けない。
「廊下でホウキでも振り回していて、それが窓ガラスにぶつかったっていうところだろうな」
別の男子生徒がもっともらしい意見を述べていた。
校内で窓ガラスが割れることは、そう珍しいことではない。だから、今回も何か大きな事件が起きたわけではないと、あえて口に出さずとも、誰もがそう心中で思っていたのである。
しかし──。
ガジャギャンッ! ガギャギギッ! ギャダッンッ!
窓ガラスの割れる音と机やイスが床にぶつかる音が聞こえてきた。
「キャギャーーーっ!」
「うわっ! なんだっ!」
「いやああああーっ!」
さらに、間髪入れずに続けざまに生徒たちの騒ぎ立てる大きな声が聞こえてきた。
「やっぱりあの悪夢と同じ展開じゃないか!」
キザムがまさに一歩踏み出そうとしたとき、廊下にけたたましい大音量の非常ベルが鳴り響いた。
「おい、なんだ、これ?」
「えっ、火事でも起きたのか?」
キザムの周辺にいた生徒たちも困惑の表情を浮かべ始めた。
「みんな、早く校庭に逃げるんだっ!」
キザムは周りにいた生徒たちに早口で言うと、自分は階段に向かって早足で向かった。
廊下を進みながら後方にチラッと視線を向けると、そこにはぼーっと佇んでいる生徒たちの姿があった。いきなり逃げろと言われて戸惑っているのだろう。
詳しい説明をしたいところだけど、今はそんな時間がないんです。お願いだから、ちゃんと逃げて下さいよ。
一階の廊下ならば安全に校庭に逃げられるだろうと思って、それ以上彼らに構うことはしなかった。今は二階の様子の方が気になる。
キザムは階段に足を掛けて上り始めた。踊り場まで一息に上がる。
「ここに血の跡はないな……。ということは、まだ間に合うかもしれない!」
素早く踊り場の床を目で確認した。悪夢の中では、踊り場の床に飛び散ったような血の染みが点々と残っていたのだ。
沙世理先生、カケル、流玲さん、どうか無事でいてくれよ。
心の中で念じながら二階に駆け上がった。
二階は左右に廊下が伸びる構造になっている。左側の廊下からたくさんの生徒たちがこちらに向かって走ってくる姿があった。
キザムは生徒たちの波に逆らうようにして廊下を進んで行こうとしたのだが、多勢に無勢でなかなか前に進めなかった。そればかりか──。
「おまえ、そこをどきやがれ! ジャマなんだよっ!」
「そっちに向かったら危ないわよ!」
「立ち止まっていないで早く逃げるんだ!」
キザムに向けて様々な言葉が投げ掛けられた。
異常事態の中、誰もが興奮状態にあり、冷静さを欠いている。キザムが事情を説明したくとも、とてもじゃないが聞いてもらえるような状況ではない。
さらに追い討ちを掛ける事態が起きた。
『全校生徒はただちに校庭に避難してください。繰り返します。全校生徒はただちに校庭に避難してください。これは避難訓練ではありません。授業中であろうと構いません。とにかく、大至急、校庭に避難してください』
スピーカーから避難を促す放送が流れた。悪夢の中で聞いた放送と一言一句まったく同じである。
校内放送をきっかけにして、逃げ出す生徒たちの数が激増した。右側に伸びた廊下の先からも、生徒たちが次から次に教室を飛び出してくる姿が見えた。混乱を収めるはずの校内放送によって、逆に混乱が加速してしまうという皮肉な結果に陥った。
マズイな……。この混乱が少し収まるのを待つしかないか……。
キザムは人の流れに巻き込まれないように、近くの教室に一時、避難することにした。
教室内は惨状を示していなかった。机とイスの位置が若干ずれている箇所はあったが、あとは普段通りの教室と変わらない。生徒たちの姿はなかった。階段に一番近い教室なので、校庭に非難するのも早かったのだろう。
廊下側の窓に目を向けると、非難する生徒たちによる大渋滞が起きていた。まだまだ混乱は収まりそうにない。
そうだ。この間に、何か武器になるような物を探しておこう。
キザムは教室の後ろにある掃除用具入れを開けた。中には掃除道具が乱雑に仕舞われている。
とりあえず、武器になりそうな物といったら……。
キザムは柄の長い床ホウキを手に取った。柄が細いので耐性に期待は出来ないが、そもそもこのホウキを勇ましく振るうつもりはないので、これに決めた。
他に今のうちに準備出来ることといったら──。
「あっ、そうだ! 簡単なことを忘れてよ!」
この混乱で自分でも知らぬうちに気が動転していたらしい。
「スマホを使ってカケルと連絡すれば良かったんだ」
キザムは制服のポケットからスマホ取り出して、さっそくカケルに連絡を入れた。
『おい、キザムか? 本当にキザムなのか? おまえ、生きているのか? どういうことなんだよ?』
すぐに通話が繋がった。カケルも混乱しているのか、言葉にまとまりがなかった。
『ぼくは今二階にいるよ。カケルこそどこにいるんだ? カケルに伝えないとならないことがあるんだ』
『えっ? 何だって? 悪い、こっちも大混乱していて、話に集中出来ないんだ……』
『カケル? カケル?』
スマホ越しに大きな声で呼びかけたが返事はこない。ほどなくして、プツッと通話は切れてしまった。
「やばいぞ……。カケルの身に何かあったかもしれない……」
キザムの心が不安の波にもっていかれそうになる。
「きゃあああああああああああーーーーーっ!」
そのとき、廊下の向こうで女子生徒の切り裂くような悲鳴が木霊した。
あれ? 想像していたのと違うけど……?
キザムは戸惑いを感じつつも、とりあえず沙世理を捜すことにした。
廊下を歩いていくと、何人もの生徒たちとすれ違った。教師ともすれ違った。どの顔にもごく自然な表情が浮いている。何かに恐怖するとか、怯えているといった負の感情は見られない。
やっぱり、ぼくの勘違いだったのかな? あの悪夢はただの夢だったのかな? 沙世理先生は用事が出来て、保健室を出ていっただけなのかもしれないな。
自分がひどく滑稽なことをしている気がしてきた。よくよく考えてみれば、校内で死体の山が出来て、あろうことか、その死体が動き出すなんてことは常識的にありないのだ。
まあ、これが悪夢でないのならば、このまま自分の教室に戻ってもいいけだけだしな。
さきほどまでの緊張感が緩和されて、気持ちに余裕が出てきた。
だが次の瞬間、キザムの胸に緊張が走った。遠くの方からガラスが砕け散る甲高い破砕音が聞こえてきたのだ。
「────!」
思わず足を止めて、音が聞こえてきた方に目を向けた。廊下を行き交う生徒たちの中にも、キザムと同じように音に気が付いて、足を止めた者が何人かいた。
「誰かがふざけているうちに、窓ガラスを割ったんじゃねえの?」
近くにいた男子生徒が話す声が聞こえる。普段のキザムだったら頷いているところだが、今は素直に頷けない。
「廊下でホウキでも振り回していて、それが窓ガラスにぶつかったっていうところだろうな」
別の男子生徒がもっともらしい意見を述べていた。
校内で窓ガラスが割れることは、そう珍しいことではない。だから、今回も何か大きな事件が起きたわけではないと、あえて口に出さずとも、誰もがそう心中で思っていたのである。
しかし──。
ガジャギャンッ! ガギャギギッ! ギャダッンッ!
窓ガラスの割れる音と机やイスが床にぶつかる音が聞こえてきた。
「キャギャーーーっ!」
「うわっ! なんだっ!」
「いやああああーっ!」
さらに、間髪入れずに続けざまに生徒たちの騒ぎ立てる大きな声が聞こえてきた。
「やっぱりあの悪夢と同じ展開じゃないか!」
キザムがまさに一歩踏み出そうとしたとき、廊下にけたたましい大音量の非常ベルが鳴り響いた。
「おい、なんだ、これ?」
「えっ、火事でも起きたのか?」
キザムの周辺にいた生徒たちも困惑の表情を浮かべ始めた。
「みんな、早く校庭に逃げるんだっ!」
キザムは周りにいた生徒たちに早口で言うと、自分は階段に向かって早足で向かった。
廊下を進みながら後方にチラッと視線を向けると、そこにはぼーっと佇んでいる生徒たちの姿があった。いきなり逃げろと言われて戸惑っているのだろう。
詳しい説明をしたいところだけど、今はそんな時間がないんです。お願いだから、ちゃんと逃げて下さいよ。
一階の廊下ならば安全に校庭に逃げられるだろうと思って、それ以上彼らに構うことはしなかった。今は二階の様子の方が気になる。
キザムは階段に足を掛けて上り始めた。踊り場まで一息に上がる。
「ここに血の跡はないな……。ということは、まだ間に合うかもしれない!」
素早く踊り場の床を目で確認した。悪夢の中では、踊り場の床に飛び散ったような血の染みが点々と残っていたのだ。
沙世理先生、カケル、流玲さん、どうか無事でいてくれよ。
心の中で念じながら二階に駆け上がった。
二階は左右に廊下が伸びる構造になっている。左側の廊下からたくさんの生徒たちがこちらに向かって走ってくる姿があった。
キザムは生徒たちの波に逆らうようにして廊下を進んで行こうとしたのだが、多勢に無勢でなかなか前に進めなかった。そればかりか──。
「おまえ、そこをどきやがれ! ジャマなんだよっ!」
「そっちに向かったら危ないわよ!」
「立ち止まっていないで早く逃げるんだ!」
キザムに向けて様々な言葉が投げ掛けられた。
異常事態の中、誰もが興奮状態にあり、冷静さを欠いている。キザムが事情を説明したくとも、とてもじゃないが聞いてもらえるような状況ではない。
さらに追い討ちを掛ける事態が起きた。
『全校生徒はただちに校庭に避難してください。繰り返します。全校生徒はただちに校庭に避難してください。これは避難訓練ではありません。授業中であろうと構いません。とにかく、大至急、校庭に避難してください』
スピーカーから避難を促す放送が流れた。悪夢の中で聞いた放送と一言一句まったく同じである。
校内放送をきっかけにして、逃げ出す生徒たちの数が激増した。右側に伸びた廊下の先からも、生徒たちが次から次に教室を飛び出してくる姿が見えた。混乱を収めるはずの校内放送によって、逆に混乱が加速してしまうという皮肉な結果に陥った。
マズイな……。この混乱が少し収まるのを待つしかないか……。
キザムは人の流れに巻き込まれないように、近くの教室に一時、避難することにした。
教室内は惨状を示していなかった。机とイスの位置が若干ずれている箇所はあったが、あとは普段通りの教室と変わらない。生徒たちの姿はなかった。階段に一番近い教室なので、校庭に非難するのも早かったのだろう。
廊下側の窓に目を向けると、非難する生徒たちによる大渋滞が起きていた。まだまだ混乱は収まりそうにない。
そうだ。この間に、何か武器になるような物を探しておこう。
キザムは教室の後ろにある掃除用具入れを開けた。中には掃除道具が乱雑に仕舞われている。
とりあえず、武器になりそうな物といったら……。
キザムは柄の長い床ホウキを手に取った。柄が細いので耐性に期待は出来ないが、そもそもこのホウキを勇ましく振るうつもりはないので、これに決めた。
他に今のうちに準備出来ることといったら──。
「あっ、そうだ! 簡単なことを忘れてよ!」
この混乱で自分でも知らぬうちに気が動転していたらしい。
「スマホを使ってカケルと連絡すれば良かったんだ」
キザムは制服のポケットからスマホ取り出して、さっそくカケルに連絡を入れた。
『おい、キザムか? 本当にキザムなのか? おまえ、生きているのか? どういうことなんだよ?』
すぐに通話が繋がった。カケルも混乱しているのか、言葉にまとまりがなかった。
『ぼくは今二階にいるよ。カケルこそどこにいるんだ? カケルに伝えないとならないことがあるんだ』
『えっ? 何だって? 悪い、こっちも大混乱していて、話に集中出来ないんだ……』
『カケル? カケル?』
スマホ越しに大きな声で呼びかけたが返事はこない。ほどなくして、プツッと通話は切れてしまった。
「やばいぞ……。カケルの身に何かあったかもしれない……」
キザムの心が不安の波にもっていかれそうになる。
「きゃあああああああああああーーーーーっ!」
そのとき、廊下の向こうで女子生徒の切り裂くような悲鳴が木霊した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
皆さんは呪われました
禰津エソラ
ホラー
あなたは呪いたい相手はいますか?
お勧めの呪いがありますよ。
効果は絶大です。
ぜひ、試してみてください……
その呪いの因果は果てしなく絡みつく。呪いは誰のものになるのか。
最後に残るのは誰だ……
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる